あったかな手 2011年04月28日 | わたし あったかなあなたの手がすき。 すべすべのきれいな手 ことばなんていらない。 ただ手を繋いでいるだけでいい。 こうして、手を繋いでいるだけでいい。 あったかな、あったかなこの手がすき。
わたしだけを 2011年04月24日 | わたし 何度も何度も名前をいうのだけれど、 振り向いてはくれない。まるで私の声が聞こえてはいないみたいに。 楽しそうなあなたの笑い声が響いては消えてゆく。 恥ずかしそうにうつむいた顔が忘れられず、 あったかなぬくもりが忘れられない。 お願い、こっちを向いて。 わたしだけを。 わたしを見つめてください。 あの時のように。
大きな月をみた。 2011年04月20日 | わたし 南の空にぽっかり浮かんだ大きな月をみた。 月に向かって車を走らせる。 山のかげに見え隠れする。 追いかける。 隠れては、またあらわれて、 ほほえんではそっぽむく。 面影を追うように 夢中で風をきった。
生まれたての 2011年04月19日 | あなた どれだけすきを言えばいいんだろう。 溢れるすきを抑えきれず、 はじけては、新しいすきが生まれだす。 どうしても抑えきれなくて、 どうしても言いたくて、新しいすきがまた生まれてくる。 届け~。 月の光にとけだして。 風にのって。 雲にのって。 蝶のように空を舞い。 星のように輝いて。 夜空のように深く。 あなたのこころに届くといいな。 生まれたての新しいすきが。
こだまする。 2011年04月13日 | こころ すきという言葉がこだまする。 夢の中で。心の中で。 誰の言葉? あなたのすき? わたしのすき? 大空に舞い上がり、消えてなくなる。 どこからきたの。どこへいくの。