ありのままの自分で

想ったことを詩に綴っていけたらいいかな。

『魂の還る場所』

2010年08月31日 | わたし
『魂の還る場所』


風をよみ
季節の気配を感じ
月をみるは月読みの。

そうして魂の行方を見定める。

魂の融合を垣間見、
こころ解き放ち

月明かりに溶ける。

君の迷いし魂よ我が元へ
帰らんとするは我が魂の元。

共に溶けて交わりひとつに還る。


『あなたがそこに』

2010年08月31日 | あなた
あなたがそこにいる。
いつも隣に。

私は感じる。
時々だけど
あなたを感じる。

だから私はこんなにも穏やかに。
こんなにも静かに笑っていられるの。

あふれる想い。

届いたと感じる。
だからこんなにも穏やかなにいられるの。

これを幸せというのだろうね。

涙がこぼれる。
満ち足りた想いの中で
いつも隣にはあなたがいる。






『なぜにお前は・・・』

2010年08月30日 | わたし
『なぜにお前は・・・』


心に紅き血が流れるとき

引き裂かれ砕け散る。

ちりじりに散らばりて、決して元の形にはなりえない。

何故にお前は今もなお生きている。

悲しみに涙を流す。

涙が深紅に染まるのに。

何故にお前は人を信じる。

信じれば裏切られるのはわかりきったこと。

悲しみの淵に立つのはわかりきったこと。

心が保っていられないのに

何故にお前は人を信じようとする。

ひとりでは生きてゆけぬのか?

ひとりで生きて行けぬのなら、また人を信じて裏切られればよい。

そうして、また心を砕かれ泣くがよい。

『夢』

2010年08月22日 | わたし
望まないことがあなたと繋がるすべならば、

私はもう何も望まない。

今をただ受け入れるだけ。

ありのままの現実を。

妄想を始めてしまうと、こころは暴走を始めてしまう。

妄想が現実に現実が妄想に。

妄想と現実の境がなくなり私は夢の世界に突入してしまう。

抜け出すことができなくて。

そのまま夢を見ていたくて私は眠り続ける。