林冲おもちもちの食べ歩き&ムフフ日記

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それでもボクはやってない

2007年02月08日 | 映画観て来たんじゃ~
監督・周防正行
出演・加瀬亮 、瀬戸朝香 、山本耕史 、もたいまさこ 、田中哲司 、光石研

【解説】 『Shall We ダンス?』の周防正行監督が、11年ぶりにメガホンを取った本格的な社会派ドラマ。電車で痴漢に間違えられた青年が、“裁判”で自分の無実を訴える姿を、日本の裁判制度の問題点を浮き彫りにしつつ描く。ハリウッド映画『硫黄島からの手紙』に出演し、世界的に注目を集めた加瀬亮が、本作で初主演を果たす。主人公を弁護する弁護士には、瀬戸朝香、役所広司らがふんする。3年もの歳月をかけて“裁判”について取材した監督が、現代の日本における“裁判”の現実を突きつける。

【あらすじ】
フリーターの金子徹平(加瀬亮)は、通勤ラッシュの電車で女子中学生から「痴漢したでしょ」と訴えられてしまう。まったく身に覚えのない金子は、話せば分かってもらえると思い、大人しく駅の事務室に行った。しかし、「ボクはやってない!」という訴えもむなしく、そのまま警察に連行されてしまう。その日から、留置所暮らしを余儀なくされた金子の無実を訴える戦いが始まった。

【感想】
これは親子で観ておいてよかったって思える作品でしたわ。かなりリアルなその現実がいつ自分におこってもおかしくないと思うような作品。俳優にのまれることなく最後まで安心して観る事ができたから主人公の加瀬さんが大物俳優じゃなかったのもよかった。演技も上手くてすごくよかった。脇を固めてる大物俳優陣がいたからこそこの作品が完成度の高いものになってたと思うね。最後の最後は、やっぱり有罪になるんだけどそこまでしてもやっぱそうなのか...どういう理由があれ、裁判官でもやっぱ自分の身が一番かわいいんだなと。正義って?権力って?悲しくなるくらい現実を見せられた映画でした。さすが周防監督。邦画にしてはレベル高いと思います。

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