林冲おもちもちの食べ歩き&ムフフ日記

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BABEL

2007年05月14日 | 映画観て来たんじゃ~
監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演 ブラッド・ピット 、ケイト・ブランシェット 、ガエル・ガルシア・ベルナル 、役所広司 、菊地凛子 、二階堂智

【解説】モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本を舞台に、ブラッド・ピット、役所広司らが演じるキャラクターが、それぞれの国で、異なる事件から一つの真実に導かれていく衝撃のヒューマンドラマ。『アモーレス・ペロス』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が、言語、人種、国などを超え、完成度の高い物語を作り上げた。名だたる実力派俳優たちが名演を見せる中、孤独な少女を演じ、海外のさまざまな賞に名前を連ねる菊地凛子の存在感のある演技に、目がくぎ付けになる。

【あらすじ】モロッコを旅行中のアメリカ人夫婦のリチャード(ブラッド・ピット)とスーザン(ケイト・ブランシェット)が、突然何者かによって銃撃を受け、妻が負傷するという事件が起こる。同じころ、東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコ(菊地凛子)は、満たされない日々にいら立ちを感じながら、孤独な日々を過ごしていた……。

【感想】この映画って最初と最後が繋がってるのね。聾唖のチエコの目線になると急に音がない世界にきりかわるとこが面白い。言語がちがう国で言葉が通じずしかも命が大変な時に。苛立ちと悔しさと理不尽さと悲しさが入り混じってて。人間はどう生きていても満たされない者であって。でも、生きていて、でもそれをだれかに知ってもらいたくって。ケイトも小さいアメリカ人の兄妹もいい演技してましたね。あまり知らなかった菊池さんも体当たりな演技頑張ってたね。裸になるシーンは人間が生まれた時のなにもない無垢な頃になれたら、言葉もいらず心が通じあえれるのかも...というようなメッセージがあったのかも知れないね。言葉や音は大切なのか、必要なのか、言葉があることによって人間のつながりはどうなるのか。サイトのレビューみててもけっこう叩かれてる作品だけど、私はこれはこれでいい作品だと思うのよ。ラストは泣いてしまいました。

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