以前から興味があった無料の VMware Player を使ってみました。ホストOSはWindwosXP、ゲストOSに Vine Linux です。忘れそうなので備忘録もかねて書いておく。
■【1】準備
必要なものをダウンロードする。
・VMware Player
・Qemu on Windows
・Vine Linux 4.1 (ISO-CDイメージ)
VMware Playerはインストールが必要。Qemuは適当なフォルダに解凍するだけでOK。
■【2】Qemuでディスクイメージ作成
Qemuに qemu-img.exe というプログラムがある。これをコマンドラインから次のようにして実行。
> qemu-img.exe create -f vmdk d:\home\south\vmware\vine\vine.vmdk 10G
※今回は10GByteのディスクイメージを確保。イメージの出力先やファイル名は適時変える。
■【3】VMware用の設定ファイル作成
次の内容のテキストファイルを【2】で作成したディスクイメージと同じフォルダに保存する。保存時のファイル名は vine.vmx 。
config.version = "8"
virtualHW.version = "3"
memsize = "256"
ide0:0.present = "TRUE"
ide0:0.fileName = "vine.vmdk"
ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "d:\home\south\vmware\vine\Vine41-i386.iso"
ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
floppy0.fileName = "A:"
ethernet0.present = "TRUE"
ethernet0.connectionType = "nat"
usb.present = "TRUE"
sound.present = "TRUE"
sound.virtualDev = "es1371"
displayName = "Vine Linux 4.1"
guestOS = "other26xlinux"
nvram = "vine.nvram"
scsi0:0.redo = ""
ethernet0.addressType = "generated"
uuid.location = "56 4d 4a 15 2a 3f 49 70-03 c9 82 f3 02 82 dc 4c"
uuid.bios = "56 4d 4a 15 2a 3f 49 70-03 c9 82 f3 02 82 dc 4c"
ide1:0.autodetect = "TRUE"
ethernet0.generatedAddress = "00:0c:29:82:dc:4c"
ethernet0.generatedAddressOffset = "0"
checkpoint.vmState = "vine.vmss"
tools.remindInstall = "TRUE"
ide0:0.redo = ""
赤字のところは適時変える。他のサイトからコピーして作ったので、細かい指定は良く分かっていません。間違ってる所があるかも(^^;;
■【4】実行&Vineのインストール
【3】で作ったファイルをダブルクリックするとVMware Playerが動き出します。今回はVine LinuxのCDイメージをマウントした状態で始まるので、立ち上がるとVineのインストーラーが動き出します。あとは普通にVine LinuxのインストールすればOK。
仮想環境は良いですね。普段はWindowsが便利なのでWindowsを使い、Linuxを使いたい時は仮想環境で実行できます。また、思っていたよりも速度も速く、むかし自宅サーバーをPentium-120MHzでやっていたころより、ずっと速いですw
参考サイト:
・本当に無償で使える「VMware Player」 — Weboo! Returns.
・Vmware Player のメモ
・しげふみメモVMware PlayerでLinuxのVirtual Machineを作成
VMWare用のイメージはこちら
こちらからどうぞ^^
BSDのイメージは、どこにあるのかな?