Nanの備忘録

大学時代の先輩のBLOGを見て始めました。内容は備忘録と日記ですな。

「オープンソースカンファレンス2007 Fukuoka」に参加

2007年12月09日 11時28分30秒 | コンピューター
オープンソースカンファレンス2007 Fukuoka」に参加してきました。ちょっと感想などを書いてみます。

参加セミナーの1つ目は「LDAPの使われ方入門」。ちょっとだけお知り合いのシーボルト大学の堀田さんの講演です。特に面白かったのは、LDAPとDHCPサーバーの連携。クライアント端末のMACアドレスをLDAPに登録して、登録があるクライアントだけにIPを配布する構成の紹介がありました。さらなるセキュリティの向上ということで実際には「DHCP Snooping」や「IP Source Guard」等も使っているのでしょう。セミナーの資料は後日、日本LDAPユーザ会のサイトで公開されるそうです。

セミナー2つ目は「意外と簡単!とっても便利!Linuxからはじめるロードバランサ」。「IP Virtual Server」と「keepalived」を組み合わせたLinuxロードバランサのお話でした。最近のディストリビューションだとkeepalivedを入れれば、すぐに出来るそうです。講演者の方の会社でまとめたページがあったので詳しく知りたい方は「特集記事 Linuxロードバランサ構築・運用ノウハウ」を読んでみてください。

セミナー3つ目は「100ドルノートPCとEtoys、開発環境としてのSqueak」。本当は「Linux ベースの高性能・高信頼性ファイルサーバ製品の実現」を聞く予定だったのですが、デモ展示でSqueakが面白そうだったので急遽変更しました。なぜ面白そうだと思ったかというと、SqueakはSmalltalkだったからです。しかもSmalltalkでWebアプリが作れて、デバッグもリアルタイム出来るようになっていて驚きました。あと100ドルノートPCはデザインがキュートで、個人的に欲しいと思いましたw

今回のカンファレンスに参加して一番良かったのは、やる気を刺激されたことです。セミナーはもちろんデモ展示を見ても技術レベルが高く、自分よりも若い人たちがこんなに頑張っているのを見ると、自分も負けていられないと思いました。まずは、この所さぼっている勉強を再開しようと思います。


■参考リンク:
日本LDAPユーザ会
lab.klab.org - KLab技術者サイト
特集記事『Linuxロードバランサ構築・運用ノウハウ』