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産経12月27日夕刊の記事

2000-12-29 01:52:53 | [ML] Taigu-ML
こんにちは。フォックス淳子@香港です。お久しぶりです。

また言語関係の話でなくて申し訳ないのですが、昨日の産経夕刊の台湾関連の記事に酒井亨さんの事が載っていて、他の方も興味あるかなと思いましたので、その部分だけ引用します(新聞記事のMLへの引用は大丈夫ですか? もしまずいようでしたら、恐れ入りますが削除等の処理をして下さい)

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台湾の「文化力」 若い日本人をひきつけるもの
 台北支局長 矢島誠司
(産経新聞 2000.12.27 夕刊)

台湾には日本から年間百万人近い観光客が訪れる。台湾へ来る旅客数の国別順位では、日本が断然トップだ。台湾が日本人にとっていかに人気のある海外旅行先であるかを示しているが、そんな台湾に近年、観光でも、企業からの派遣でもなく、ただただ台湾にひかれてやってきて、新たな人生を切り開こうとしている若い日本人たちが増えている。

戦前の日本統治時代とのかかわりを求めて台湾に来る年配者はいまも多いが、台湾に移り住む近ごろの若い日本人は、日本統治時代に関心を持ちつつ、「いまの台湾」に面白さや魅力を感じてくる人たちが少なくない。思い切って日本を飛び出してくるような人たちだけに、意欲的で面白い連中が多い。

彼らはなぜ、台湾に来るのか。台湾や日本にとっての意味は何か。

(中略)

最近台湾にやってきた変わり種の一人は酒井亨さん(三五)。十一年余り記者として働いた共同通信をこのほど退社、台湾に移り住むことを決めた。フリーの記者として日本の雑誌などに原稿を書きつつ、十年以上付き合ってきた民主進歩党(民進党)の党本部国際部でボランティアとして働き始めた。「生活が落ち着いたら、日本に残してきた妻を呼び寄せるつもり」という。

台湾に関心を持ったのは早大政経学部の学生のころから。とりわけ台湾の民主化と政治問題に興味を持ち、八六年九月の民進党結党のころから同党のリーダーたちとつきあいを深めてきた。台湾に関心を持つあまり中国語のほかに台湾語も学び、先日は、台湾語の普及に関するシンポジウムに講師として招かれ、台湾語でスピーチをするほどの実力も身につけた。

日本の大手通信社を辞めてまで台湾に来たワケを聞くと、「日本の組織にいては好きなことができず、いわば自己実現ができないと思ったから」といい、「民進党がこの春、結党以来十四年で初めて政権を取ったことにも心動かされ、民進党や台湾の政治の内側に入って台湾の政治の状況を見、伝えたいと思った」ともいう。

(後略)

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Junko FOX

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