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日本歴史写真帖 071

2024-04-09 23:45:09 | 日本歴史写真帖



日清戦争当時の広島大本営

秋好善太郎 編『日本歴史写真帖』, 東光園, 大正2 (1913)
国立国会図書館デジタルコレクション


広島大本営(ひろしまだいほんえい、 旧字体:廣島大本營)は、1894年(明治27年)に勃発した日清戦争の
戦争指揮のために広島県広島市の広島城(現中区基町)内に設置された大本営である。

大本営は1893年(明治26年)5月19日に勅令第52号戦時大本営条例によって法制化された制度であり、
日清戦争において初めて設置された。このときの大本営は1894年6月5日に東京の参謀本部内に設置され、
同年8月5日に皇居内に移った。

その後、当時東京を起点とする鉄道(山陽鉄道)網の西端であったこと(広島駅)、また大型船が運用出来る
港(宇品港(現・広島港))が有ったことで、前線に向かう兵站基地となった広島市に移ることとなった。

この時期、1894年10月に招集された第7回帝国議会は広島の広島臨時仮議事堂で開会された(議事堂は
西練兵場内に建設された)。国の立法・行政・軍事の最高機関が一時的とはいえ広島市に集積したことで、
広島市は臨時の首都の機能を担った。 これは明治維新以降、首都機能が東京から離れた唯一の事例で
ある。

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