なんとなく、ふわっと・・

写真と画像処理関係とひとりごとをなんとなく書き溜めていきたい

Ping Pong Shepherds Bush

2021-05-04 21:11:37 | 写真


英国旅行5日目2019_06_18

Westfield で IV
Ariel Way, Shepherd's Bush, London

[LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH]
[HDR from 5 jpeg images ±4.0EV, Handheld]



山本周五郎の小説「青べか物語」を40年振りに再読している。

40年前、研究が行き詰り将来も見渡せない20代の後半だった。文庫本の表
紙のデザインもうっすらと記憶に残っている。再読するといくつかのエピソード
が記憶そのままに蘇る。しかし当時、読後の感想を言い合った先輩はすでに5
年前に鬼籍に入った。

小説の舞台となった「浦粕町」は、周五郎が大正末期から昭和初期に実際に住
んでいた現在の千葉県浦安市だ。7年前、カメラを持って浦安に「青べか物
語」の痕跡を見つけに行ったことがあった。ディズニーランドがある海辺より
かなり内陸側の旧江戸川沿いに当時の街並みが残る一角があって、作中に登
場するゆかりの船宿がまだあった。

私はいま kindle で、「青べか物語」を読んでいる。この前編に「青べか日記」
というのも収録されていて浦安在住時のことが一人称の日記として読める。貧
窮の様子、地元民との交流、借金の申し込み、そしてたまに色街に出かけて、
買った女の感想まで書いてある。「青べか物語」は小説としての体裁があって
ある程度フィクションも含まれていると思われるが、描写そのものは日記とほ
ぼ同じである。山本周五郎という小説家が生前どれだけ成功したかはよく知ら
ないが、その浦安在住時はわたしが初読したときの年齢に近く、小説家として
はまだ駆け出しのころで、その貧窮ぶりには少し共感するところがあった。

山本周五郎の時代小説が好きで、kindle を入手してからたくさん読んだ。しか
し、個別に購入するのが面倒にになり「山本周五郎電子全集(全123作品)」と
いうのを488円で購入した。紙の本に換算して9839ページに相当する。多
くは短編であるが、「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「日本婦道記」など
の長編も収録されていて、残り短い生涯のうちで読み切れるか、という思いが
ある。芥川龍之介、森鴎外、泉鏡花、夏目漱石といった文豪たちの著作権切れ
のものは青空文庫から kindle 本に改変されて、100円、200円といった
ところで入手できる。完全定年退職してこれからが余生だとすると、わたしの
余生にもっとも影響が大きいものとして、kindle があるだろうと言える。退屈
する暇がない。ありがたいことである。


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旧水海道小学校本館 X

2021-05-04 21:09:50 | 写真



水戸2021_03_11

茨城県立歴史館で XIII
緑町2

[LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH]
[HDR from 5 jpeg images ±4.0EV, Handheld]


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送電鉄塔

2021-05-04 21:05:55 | 写真



つくば2021_04_30

二の宮3

[LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH]
[HDR from 5 jpeg images ±4EV, Handheld]


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Genthe Collection 129

2021-05-04 21:03:54 | Genthe Collection



1908年(明治41年)撮影
Arnold Genthe Collection より


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霊雲泰鳳山円福寺で IV

2021-05-04 21:01:39 | 写真



下妻2021_03_27

下妻市下妻丙

[LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH]
[HDR from 5 jpeg images ±4EV, Handheld]



昨年の今日のエントリ


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