まいど!にゃんこふです。
いきなりですが映画が好き!でした。過去形なのは、やっぱりこのご時世なのと昔ほど映画にときめかなくなったためでしょうか。
いきなりですが映画が好き!でした。過去形なのは、やっぱりこのご時世なのと昔ほど映画にときめかなくなったためでしょうか。
今はシネコン全盛で、昔のような名画座とか二番館なんていう映画館は見なくなってしまいましたね。東京だとかつての名画座的なミニシアターが結構あるそうなので羨ましい限りです。
私が生まれ育った街は、その昔国家事業として創業された大製鐵所のお膝元として繁栄してました。商店街はどこも賑やかで、小さな町にも普通に映画館がありました。でも、昭和40年代後半からの急速な鉄冷えによって街にも不景気が影を落とし始めたのです。
沢山あった映画館も一館また一館とクローズして行きました。
それでも私が中学生になった頃は、地元の街にもまだぎりぎり東宝や東映の直営館が営業しており、邦画の二番館や、私が高校を卒業するまで足繁く通う事になる「名画座」という名の名画座(笑)も営業してました。
「小さな恋のメロディ」という作品が私が初めて映画館で観た洋画でした。
邦画については東映のまんがまつり、東宝や大映の怪獣映画なんかにはよく行きましたが、字幕で洋画を観るなんて事はありませんでした。
実はクラスの女子2人と一緒に観に行きました。そろそろ色気づいてはいましたが、そこはまだ中一のお子ちゃま。小学校の時の関係性がまだ残ってて「招待券が3枚あるけど1人行けなくなったから、あんた行かない?」そんな気軽な感じで誘われて、のこのこ付いて行ったのでした。
当時の映画は二本立てが基本。観に行った「小さな恋のメロディ」も「みどりの壁」という映画が併映(同時上映って言ったかな)でした。
後年知りましたが、この「みどりの壁」という映画は日本で初めて公開されたペルー映画で未だメディア化されておらず、名作としてあげるファンもいる作品だそうです。
私も観たのはこの時だけで詳しい内容は憶えてませんが、山奥の開拓地に暮らす若い夫婦とその幼い息子の話でした。ある日この息子が毒蛇に咬まれてしまって、それを救うために両親は奔走するのですが、政治絡みの事情(大統領選だったかな)で息子を助ける事ができなかった…みたいなお話でした。
当時は漠然と「かわいそうだなあ」程度の感想しか持てませんでしたが、いま観れば多分もう少し深い部分で感じるものがあるかも知れませんね。
実はこの映画って女性(男の子の母親です)の裸が出てくるシーンが何度かあり、その度ドキドキしたのを憶えてます。変に反応すると、後で一緒に行った女子二人に何言われるか分からないので必死に平静を装ってましたが(笑)
今、思い出しました!男の子の名前「ロムロ」って言うんですよ、確か。でも、なんで憶えてるんでしょうね、一回しか観てないのに…不思議。
次はもう一本の方「小さな恋のメロディ」について。実は「みどりの壁」よりもこっちの方が本来のお目当てだったのです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます