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大地の芸術祭 続編

2006年08月17日 23時43分20秒 | その他
昨日、めずらしく両親から電話がありました。電話の内容は、「2人でまた大地の芸術祭に行ってきた」という報告でした。

2週間ほど前に実家へ帰った時に、父・母・ダンナ・私の4人で、大地の芸術祭こと「越後妻有アートトリエンナーレ2006」に行きました。けっこうおもしろかったのですが、両親はわたし以上に感激してました。というのも、今まで自分とは縁がないと思っていた「芸術」を身近に感じて、すごく刺激があったようです。
母親は、「今まで芸術のことはちっとも興味なくて、この芸術祭も自分とは関係ないと思っていたけど、実際見てみるとすごくおもしろい。連れてきてもらわなければ知らないままだった。よかった。」と言ってました。うぅ、事前にチケットまで買って、一緒に行った甲斐がありました。

もう少し見たい作品があったのですが、そのときは時間切れで断念。松代エリアのまつだい雪国農耕文化センター「農舞台」も見たかったな~と言ってたのですが、昨日、両親は2人で行ってきたそうです。
松代エリアの農舞台と古民家をみて、松之山エリアの温泉に行って、夕方、農舞台で行われていた日大芸術学部の「お礼の舞」という日舞をみてきたそうです。チケットが開催期間の9月10日まで有効なので、それを持ってフル活用です!最後の日舞がすごくよかったとの感想をもらしていました。

この芸術祭は、アートを媒介とする地域の魅力の再発見、交流人口の増加や世界に向けた情報発信をねらいとしているそうです。地元で行うにあたり、スタッフが地域の家々を訪問し、大地の芸術祭について辛抱強く説明して歩いたとのこと。東京や外国から、アーティストと呼ばれる人たちがこんな田舎へ来て作品をつくる。地元の人たちに理解してもらうまでたいへんだったと思いますが、それを受け入れた地元の人たちと、アーティストたちの交流によって、この芸術祭は回数を重ねていると思うと(今回で3回目)、すごく素敵なことだと思います。
そして、うちの両親のように、これまでこのようなことに縁がなかった人たちにこんな機会を与えるということが大地の芸術祭のねらいのひとつだとしたら、こんなところでも大成功です!

今回の帰省で両親の心をいたく刺激したものが、この大地の芸術祭のほかにもうひとつ。
それがこのブログです。両親はブログの存在自体を初めて知って、わたしの予想以上に気に入ったようです。母親にいたっては、毎日楽しみに、定時にブログチェックしているそうです。今まではパソコンを触ったこともなく、初めのうちは父親にパソコンをつけてもらってこのブログを見ていたそうなのですが、今では自分でパソコンを立ち上げられるまでになったとのこと。まだ文字を入力することはできないようですが、コメントを書きたいという気持ちが高まれば、今度は入力しようという気にもなるかも。親も子どもからの新しい情報や知識を得て刺激になったりするし、それを喜んでくれると思うと、わたしもうれしいです。
でもブログって言う言葉をおぼえられないらしく、父親は電話でプログって言ってました・・・。ログじゃなくてログだよ!ブ・ロ・グ

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