今夜も一杯! 昭和浪漫

日常生活の中で温故知新に焦点をあてて書いてます。

名前が持つ力 1220

2016年12月20日 05時39分05秒 | タウンマネジメント
自分と同姓同名の人に遭遇する機会は滅多にないが、もし出会ったら、親近感が沸くはずである。どんな人なのか、どんな人生をおくっているのか聞いてみたくなる。ひょっとしたら知らなかった親戚なのか、もし関係ないとしても自分と考え方や趣味も同じではないかと想像する。誰もが名前を持っているが、名前の意味は識別だ。自分と他人を区別し、自分にとって敵なのか味方なのかを識別する為がルーツだと言われてる。地方で同姓なら親族の場合が多いし、都会で同姓なら郷土が同じという事も珍しくない。名前も男性なら、生まれた順序が分かるように数字を使って一郎、二郎、三郎と付けた時代もあれば、有名人にあやかって付けるのもポピュラーになっている。最近の例では女性で○○子という、最後が子で終わる文字が少なくなっているのが顕著である。好きなアニメやキャラクターの名前を使う場合や、将来的に外国人にも呼びやすいように音に重点を置いて漢字を割り当てる場合もある。結果として普通の人は読めないが、本来の識別という意味では、役目を果たしている。
江戸時代に身分制度のせいで、「苗字帯刀」を武士の特権としたため、貴族や武士を除くと一般の人は苗字を名乗れなくなった。日本人の多くの人が姓を持つようになったのは、明治以降である。



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