今夜も一杯! 昭和浪漫

日常生活の中で温故知新に焦点をあてて書いてます。

街頭テレビの思い出

2022年06月28日 14時04分02秒 | タウンマネジメント
小学生の高学年になるまで、一般家庭では超高価だったテレビはなかった。勿論、白黒テレビの時代です。人気テレビ番組と言えば、1958年8月から始まった毎週金曜日の夜8時からの1時間番組『三菱ダイヤモンドアワー』のプロレスリングだった。写真のように、電気屋さんがPRとサービス目的で屋外に取り付けた『街頭テレビ』1台を数百人の野次馬が取り囲んで見る。
自分は子供だったので周囲に大人がいると見えないので、自転車を持ちだしてきて、不安定な荷台の上に立って見ていた。自分の故郷でカラーテレビが普及しはじめたのは記憶では中学生から高校生くらいだった。
今の人にはピンとこないと思うが、屋根の上に白いアルミ製のテレビアンテナがあれば、その家は白黒テレビを設置している。
ところが、何故かアルミのアンテナに色が付いている時代があった。色が付いていればカラーテレビ設置の家だという証明にもなった。つまり、人の家の屋根の上のアンテナを見れば、この家は金持ちかどうか判断できた。
力道山が興行で新居浜に来たのを思い出した。タクシーで旅館(我が家)に到着したら、前の席はマンモス鈴木、後ろの席は豊登と力道山の2人で、ギュウギュウ詰めだったので車から出てくるが大変。すぐに氷が欲しいというので、氷やに電話して1貫目の氷が届くと、かちわりで割ったものをバリバリと音を立てながら食べていたのを思い出す。


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