西垣、早川の投手リレーで早稲田が明治に競り勝ち、優勝戦線に望み。
小島(浦和学院)と森下暢(大分商)の投げ合いにより引き分けた1回戦を受けての2回戦は、早稲田が1年の西垣(報徳学園)から2年の早川(木更津総合)への継投で明治打線を1失点に抑えて、勝ち点に近づいた。
3回表に明大が二死一塁から逢澤(関西)のタイムリー3塁打で先制するも、その裏の早稲田が小太刀(日本文理)の2塁打からエラーで三進、西垣の内野ゴロの間に1点を返して同点と譲らない。
拮抗した展開が続くが、6回裏に早稲田が二死三塁から岸本(関大北陽)の初球、竹田が大きく上に外れる暴投で三塁走者の西岡(早稲田実)がホームイン。思いもよらぬ形で早稲田が逆転すると、6回から登板した左腕・早川が140キロ台後半の直球を連発。最速149キロも計測したストレートと変化球で、代打攻勢などでチャンスを作ろうと奔走した明治打線を圧倒。早稲田が1点差を守り切り、このカード1勝1分けとした。
この試合は何といっても西垣と早川の好投に尽きる。特に早川はストレートの伸びが抜群で悪い時の弱気な部分も皆無。テンポよく試合を運び、優勝戦線へ弾みをつける結果を示した。
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■ 2018/10/14(日) 東京六大学 2018秋季リーグ戦 2回戦
明治大 - 早稲田大
神宮球場 第1試合 試合開始10:30 終了12:41 試合時間2時間11分
球審:鈴木/塁審:前田、御手洗、元雄/外審:
観衆:8000人
明 大 001 000 000 1
早 大 001 001 00X 2
【バッテリー】
(早)西垣、早川-岸本
(明)竹田、高橋聖、石毛-西野、蓮見
【勝】(早)早川
【S】
【敗】(明)竹田
【本塁打】
≪早稲田大≫
(3) 福 岡(3 川越東)
(4) 西 岡(4 早稲田実)
(6) 檜 村(3 木更津総合)
(9) 加 藤(3 早稲田実)
(2) 岸 本(4 関大北陽)
(7) 瀧 澤(2 山梨学院)
(8) 小太刀(4 日本文理)
(5) 金 子(2 早稲田実)
(1) 西 垣(1 報徳学園)
H 田 口(3 早稲田実)
1 早 川(2 木更津総合)
P 西 垣 5/62/17/2/3/1/1
早 川 4/65/15/2/5/1/0
※(投球回数/投球数/打者数/被安打/奪三振/与四死球/自責点)
≪明治大≫
(8) 逢 澤(4 関 西)
(6) 渡辺佳(4 横 浜)
(4) 添 田(3 作新学院)
R 吉 田(4 履正社)
(3) 平 塚(4 春日部共栄)
R 森 (3 明大中野)
(5) 北 本(3 二松学舎大)
5 公 家(2 横 浜)
5 森下智(4 米子東)
H 喜 多(3 広 陵)
(7) 陶 山(1 常総学院)
H9 越 智(4 丹 原)
(9)7 内 山(3 静 岡)
H 和 田(3 常総学院)
7 渡邉涼(2 広 陵)
(2) 西 野(3 浦和学院)
H 植 田(1 高松商)
2 蓮 見(3 明大中野八)
(1) 竹 田(1 履正社)
H 釣 賀(4 氷 見)
1 高橋聖(1 小諸商)
1 石 毛(2 健大高崎)
P 竹 田 7 /106/28/7/5/1/2
高橋聖 0 2/3/3/2/0/0/0/0
石 毛 0 1/3/6/1/0/0/0/0
※(投球回数/投球数/打者数/被安打/奪三振/与四死球/自責点)
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【東京六大学 秋季リーグ 順位表】※2018/10/14現在
1位 慶大 10/7/3/0/3/.700
1位 法大 11/7/3/1/3/.700
3位 早大 10/6/3/1/2/.667
4位 立大 09/4/5/0/1/.444
5位 明大 11/3/5/3/1/.375
6位 東大 09/0/8/1/0/.000
※(試合/勝利/敗戦/引分/勝点/勝率)
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