ラッシャー木村(本名・木村政雄)が5月24日午前5時30分、腎不全による誤嚥性肺炎のため死去とプロレスリング・ノアが発表。68歳。プロレスラーの基礎体力作りのために、大相撲界へ入門。幕下20枚目となると、十両となると相撲界から引退出来なくなるとの思いから廃業、1965年にプロレスラーとしてデビュー。日本プロレス、東京プロレスを経て国際プロレスへ。金網の鬼のニックネームが定着する。新日本プロレス参戦では“はぐれ国際軍団”として存在価値が下がったことから全日本プロレスへ。当初、ジャイアント馬場と敵対するも、その後、馬場と“義兄弟タッグ”を結成。マイクパフォーマンスでも人気を集め、マイクは全日本、その後のノアでも恒例となった。2004年に体調不良を理由に現役引退。プロレスリング・ノア終身名誉選手会長。
あまり強いというイメージはないけど、抗争とかにはなくてはならない存在だったな。いい意味でも悪い意味でもいろいろ乱してくれるというか。晩年はマイクパフォーマンスばかりがピックアップされたけど、国際プロレス時代はアンドレ・ザ・ジャイアントからキヴ・アップ勝ちしているし、ルー・テーズは「馬場・猪木・木村の中だったら、相撲とレスリングをマスターしている木村が一番強い」と答えてたり、実力者だったから、長い間選手生活を出来たんだろうな。
いろいろなマイクパフォーマンスがあるけど、個人的には「お前、最近なんか元気だと思ったらコノヤロー! やっぱりな、お前は、ジャイアントコーン食べてるなコノヤロー!」が好きだったな。(笑)
ラッシャー木村 vs ウンナン
ラッシャー木村マイクグラフティー
ラッシャー木村のマイクコーナー