*** june typhoon tokyo ***

FC東京 vs サントリーサンバーズ@大田区総合体育館【V1リーグ】


 ホーム最終戦となる“東京ダービー”は、前日勝利の勢いを活かせずに敗戦。

 Jリーグ開幕を前にバレーボールのV1リーグに所属するFC東京バレーボールチームのホーム最終戦を観戦。昨日JTサンダースに勝利して7勝目を挙げたFC東京は、同じく東京をホームとするサントリーサンバーズとの“東京ダービー”に挑んだ。

 試合の入りでサントリーに勢いを与えてしまい、あっさりと第1セットを失ったFC東京だったが、第2セットではレシーブを固めて攻撃へと繋げられるようになり、ブロックやサービスエースで加点。FC東京が取り返してタイに。勝負の分かれ目となった第3セットは、序盤はジリジリとした緊張感の伝わる僅差で試合が展開。だが、20点前後の攻防でサントリーがエースのムセルスキーのサーブなどで突き放すと、FC東京はこの接戦に追いつけず5連続失点でこのセットを落としてしまう。
 巻き返しを図りたい第4セットだったが、FC東京は接戦の第3セットを落とした流れをなかなか変えられず。地力の差を見せたサントリーがこのセットも奪って勝利し、レギュラーラウンド2位となった。

 FC東京は第2セットこそ良かったものの、全体的にサーブレシーブが不安定で、トスとアタッカーとのタイミングも微妙にフィットしていなかった感が。そのため、チャンスボールを決められず、サントリーの高い決定力にズルズルと引き離されていった印象。サーブミスなど自らのミスで勢いを削がなければ、試合の流れも分からなかったと思う。
 そして、何と言ってもサントリーのムセルスキー。サービスエースをはじめとする強打はかなりの脅威で、彼を止めないとFC東京の勝利は難しいところだった。

◇◇◇
【V.LEAGUE DIVISION1 MEN レギュラーラウンド 試合番号 224】
2019/02/17(日) 会場:大田区総合体育館
観客数:2780
開始:15:00 終了:16:53 試合時間:1:53
JURY:大塚達也
主審:冨田博一 副審:原啓之 判定員:渡部千穂

FC東京 1(16-25、25-20、21-25、16-25)3 サントリーサンバーズ

FC東京 7勝18敗(21P)
サントリーサンバーズ 19勝7敗(56P)

≪FC東京 MEMBER≫
02 玉宅健太郎 □1・2・3・4
03Ⅼ橘 裕也 ☆1・2・3・4
04 山田要平
09 手塚 大 ■1・2・3・4
10 デロッコ・ジェイソン  ■1・2・3・4
12 小田嶋大貴  ■1・2・3・4
14 長友優磨 □1・2・3
16 手原 紳 ■1・2・3・4
18 栗山英之 ■1・2・3・4
19 佐藤望実 □4
22 宮原和輝
23 小森郁己 ■1・2・3・4
24 野瀬将平 □1・2・3
29 井上 仁 □4

※■:スターティングメンバー(セット)
※〇:リベロ
※□:交代選手

≪監督≫
ロディ・アレッサンドロ
≪コーチ≫
坂本将康

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