前回はLinuxディストリビューションについて紹介しましたが、今日は今時のLinux活用事例について紹介します。
2. Linuxをどこへインストールする?
まずはやってみたいことを簡単に考えてみましょう。
難しく考え始めたらあれもこれもとなってしまい、なかなか着手できずじまいになってしまいがちです。
軽い気持ちで、「サーバーを構築したい」とか「LPICをとってみたい」とか「電子工作をしてみたい」とか
そんなノリで始めて行ったほうが長く続けられると思います。
逆に何も思いつかずに闇雲に進めても長く続けられないかもしれません。
長く継続して勉強できること、それがLinuxの興味へと繋がると思います。
やってみたいことを思いついたら、どこかへLinuxをインストールして自分の環境を構築しましょう。
Linux環境を手に入れるのも、数年前に比べたら非常に環境構築しやすい状況になっています。
オススメは下記のとおりです。
・サーバーを構築してみたい → クラウド環境(IaaS)を利用する
・LPICをとってみたい → 仮想PC(VMware、VirtualBoxなど)を利用する
・電子工作をしてみたい → 小型PC(Raspberry piなど)を利用する
・Linuxをガチで勉強してカーネルハックなどしてみたい → 中古、もしくはジャンクPCを利用する
サーバー運用の仕事をしているので、自分用のサーバーをどこかに用意したいという方は、
IaaSといったクラウドサービスを利用することがおすすめです。
仕事ではMicorosoft Azure、AWSなどを利用されてる方も多いかと思いますが、
個人での利用する場合は、さくらインターネットやConoHaといった、もう少し安価で利用できるものでも十分でしょう。
1ヶ月600円くらいから利用できるものもありますので、
自宅サーバーを構築して電気代がかかってしまうよりも、安くて使いやすいかもしれません。
手元にちょっとしたLinuxマシンを置いておきたいという場合は、Raspberry piといった小型PCを使うのがおすすめです。
Raspberry piはいくつか種類がありますが、3000円くらいから利用できるものもあります。
ちょっと面倒くさいと感じる箇所もあるかもしれませんが、いろいろ弄りながら遊べるという点は魅力的です。
環境を何度壊してもいいからLinuxをガチで勉強したいという場合は、
中古PC屋やジャンク屋に行って、古いPCを購入してしまうのもありだと思います。
5年位前のCore2Duo世代のPCであればLinuxは十分なほど動きますし、値段も5000円位から手に入るでしょう。
オープンソースカンファレンスなどへ足を運び、展示ブースを見渡すとわかるかと思いますが、
ガチなLinux使いほどちょっと古めのPCを常用マシンとしていたりするものです。
3. コミュニティー活動にも参加してみよう!
さて、Linuxがインストールが終わって一見落着!
…ではなく、ここからがLinuxを始めるスタートラインです。
ただインストールした後でも、この後何をしよう?とか、ここがわからなくて先に進めない!なんてことがあると思います。
そんな時に役に立つのがコミュニティーです。
OSSのコミュニティーの活動はソースコードを書くことだけではありません。
バグを報告すること、それによってバグが解決されることも、OSSコミュニティーには重要な要素となります。
ただし、OSSのMLなどは有償のサポートセンターではありませんので、少しだけ注意が必要です。
あまりいい加減な質問をしてしまうと、誰にも相手にされない可能性もあります。
まずは何がしたくて何ができなかったのか、明確に伝えられるようにしましょう。
難しいと思ってしまうかもしれませんが、これもひとつのスキルですよね!
(参考)技術系メーリングリストで質問するときのパターン・ランゲージ( http://www.hyuki.com/writing/techask.html )
やっぱしMLなどは堅苦しくてそんなのムリ!という方は、勉強会などに参加してみてはいかがでしょうか。
勉強会にもいろんなパターンがありますが、懇親会がある場合にはその場で知ってそうな人に聞いてみるのもひとつの手です。
また、下記のLinuxユーザグループ(=らぐ)では活動報告会形式をとっています。
いろいろやってみて躓いた話などをすると非常に盛り上がるので、ぜひ一度足を運んでみましょう。
(東京)小江戸らぐ( http://hatochan.dyndns.org/koedolug/ )
(主に東海地方)東海道らぐ( http://tokaidolug.colorfultime.net/ )
(関西)LILO( http://lilo.linux.or.jp/ )
(鹿児島)鹿児島らぐ( https://kagolug.org/ )
※筆者の知ってる範囲で記載しました。ここでもやってるという方がいらっしゃいましたら一報をお願いいたします。
また、全国各地で開催されるオープンソースカンファレンスなどに足を運ぶと、
Linuxのことに限らず、オープンソースに関するあらゆる展示、セミナー等が無料で見ることができます。
このようなイベントに足を運んでみるのも、興味を持つひとつのきっかけになるかと思います。
・オープンソースカンファレンス( http://www.ospn.jp/ ) ※2/26,2/27は東京で開催されます!
・関西オープンフォーラム( https://k-of.jp/ ) ※2015年のURLに飛びますが今年もあると思います
最後に。
最初から大きなことをするよりも、小さなことから少しずつ始めるのがいいかと思います。
もちろん失敗はつきものです。
失敗しても、その次へと継続することが大切だと思います。
それではLinuxを楽しんでいきましょう!
Have a lot of fun!!!
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
短納期HEMS開発をサポート!
GuruPlug
カードサイズ スマートサーバ
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
2. Linuxをどこへインストールする?
まずはやってみたいことを簡単に考えてみましょう。
難しく考え始めたらあれもこれもとなってしまい、なかなか着手できずじまいになってしまいがちです。
軽い気持ちで、「サーバーを構築したい」とか「LPICをとってみたい」とか「電子工作をしてみたい」とか
そんなノリで始めて行ったほうが長く続けられると思います。
逆に何も思いつかずに闇雲に進めても長く続けられないかもしれません。
長く継続して勉強できること、それがLinuxの興味へと繋がると思います。
やってみたいことを思いついたら、どこかへLinuxをインストールして自分の環境を構築しましょう。
Linux環境を手に入れるのも、数年前に比べたら非常に環境構築しやすい状況になっています。
オススメは下記のとおりです。
・サーバーを構築してみたい → クラウド環境(IaaS)を利用する
・LPICをとってみたい → 仮想PC(VMware、VirtualBoxなど)を利用する
・電子工作をしてみたい → 小型PC(Raspberry piなど)を利用する
・Linuxをガチで勉強してカーネルハックなどしてみたい → 中古、もしくはジャンクPCを利用する
サーバー運用の仕事をしているので、自分用のサーバーをどこかに用意したいという方は、
IaaSといったクラウドサービスを利用することがおすすめです。
仕事ではMicorosoft Azure、AWSなどを利用されてる方も多いかと思いますが、
個人での利用する場合は、さくらインターネットやConoHaといった、もう少し安価で利用できるものでも十分でしょう。
1ヶ月600円くらいから利用できるものもありますので、
自宅サーバーを構築して電気代がかかってしまうよりも、安くて使いやすいかもしれません。
手元にちょっとしたLinuxマシンを置いておきたいという場合は、Raspberry piといった小型PCを使うのがおすすめです。
Raspberry piはいくつか種類がありますが、3000円くらいから利用できるものもあります。
ちょっと面倒くさいと感じる箇所もあるかもしれませんが、いろいろ弄りながら遊べるという点は魅力的です。
環境を何度壊してもいいからLinuxをガチで勉強したいという場合は、
中古PC屋やジャンク屋に行って、古いPCを購入してしまうのもありだと思います。
5年位前のCore2Duo世代のPCであればLinuxは十分なほど動きますし、値段も5000円位から手に入るでしょう。
オープンソースカンファレンスなどへ足を運び、展示ブースを見渡すとわかるかと思いますが、
ガチなLinux使いほどちょっと古めのPCを常用マシンとしていたりするものです。
3. コミュニティー活動にも参加してみよう!
さて、Linuxがインストールが終わって一見落着!
…ではなく、ここからがLinuxを始めるスタートラインです。
ただインストールした後でも、この後何をしよう?とか、ここがわからなくて先に進めない!なんてことがあると思います。
そんな時に役に立つのがコミュニティーです。
OSSのコミュニティーの活動はソースコードを書くことだけではありません。
バグを報告すること、それによってバグが解決されることも、OSSコミュニティーには重要な要素となります。
ただし、OSSのMLなどは有償のサポートセンターではありませんので、少しだけ注意が必要です。
あまりいい加減な質問をしてしまうと、誰にも相手にされない可能性もあります。
まずは何がしたくて何ができなかったのか、明確に伝えられるようにしましょう。
難しいと思ってしまうかもしれませんが、これもひとつのスキルですよね!
(参考)技術系メーリングリストで質問するときのパターン・ランゲージ( http://www.hyuki.com/writing/techask.html )
やっぱしMLなどは堅苦しくてそんなのムリ!という方は、勉強会などに参加してみてはいかがでしょうか。
勉強会にもいろんなパターンがありますが、懇親会がある場合にはその場で知ってそうな人に聞いてみるのもひとつの手です。
また、下記のLinuxユーザグループ(=らぐ)では活動報告会形式をとっています。
いろいろやってみて躓いた話などをすると非常に盛り上がるので、ぜひ一度足を運んでみましょう。
(東京)小江戸らぐ( http://hatochan.dyndns.org/koedolug/ )
(主に東海地方)東海道らぐ( http://tokaidolug.colorfultime.net/ )
(関西)LILO( http://lilo.linux.or.jp/ )
(鹿児島)鹿児島らぐ( https://kagolug.org/ )
※筆者の知ってる範囲で記載しました。ここでもやってるという方がいらっしゃいましたら一報をお願いいたします。
また、全国各地で開催されるオープンソースカンファレンスなどに足を運ぶと、
Linuxのことに限らず、オープンソースに関するあらゆる展示、セミナー等が無料で見ることができます。
このようなイベントに足を運んでみるのも、興味を持つひとつのきっかけになるかと思います。
・オープンソースカンファレンス( http://www.ospn.jp/ ) ※2/26,2/27は東京で開催されます!
・関西オープンフォーラム( https://k-of.jp/ ) ※2015年のURLに飛びますが今年もあると思います
最後に。
最初から大きなことをするよりも、小さなことから少しずつ始めるのがいいかと思います。
もちろん失敗はつきものです。
失敗しても、その次へと継続することが大切だと思います。
それではLinuxを楽しんでいきましょう!
Have a lot of fun!!!
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
短納期HEMS開発をサポート!
GuruPlug
カードサイズ スマートサーバ
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます