Smile Engineering blog ( スマイルエンジニアリング・ブログ )

ジェイエスピーからTipsや技術特集、プロジェクト物語を発信します

製品の価値、というもの

2013-04-30 11:13:22 | 付加価値
皆さんは缶珈琲の味には拘る方だろうか?
私個人としては、あまり酸味の強い豆は苦手かな、と言うところはあるが、実際に缶珈琲を買う時に気にするのは、味よりも値段で選んでしまう事の方が多い。
すると、職場の自販機 ―― 一般の相場である120円よりも安いのだ ―― に並んでいる品物の中から、適当に選ぶ事になる。



職場に並んでいるのは、某翠玉山な珈琲と、緑茶で有名な某メーカーの珈琲だ。
翠玉山は酸味が強いので、自ずと緑茶のメーカーの缶珈琲を買う事になる。
まず「価格」と言う点で篩いにかけられ、さらにその後「好み」という篩いで選別された結果が、この結果だ。
価格を第一の選別条件とした時点で、それ以外の他社製品と言う選択肢はなくなってしまう。
個々の製品としての味や魅力といった「セールスポイント」が「価格」に負けてしまっている状態だ。



もし価格が同じだったとしたら、と考えてみよう。
その場合私が選ぶのは、ジョーンズ氏が宣伝している某虹山か、世界初のミルク入り缶珈琲、あるいは緑とオレンジ、黒のラインが特徴的な珈琲あたりを選ぶのではと思う。

一つ目の某虹山を選ぶ理由は個人的にあのCMが好みだからである。
特に「大相撲編」は大変素晴らしい物だった。
2つ目の世界初のミルク入り缶珈琲については、何となく閃く物がある人もいるだろう。
あのアニメ映画とコラボしたパッケージが有名な製品である。
これら2点は「CMによるイメージ戦略」が成果を上げていると言っていいだろう。

3点目に付いては、これは極めて個人的な嗜好とイメージによる物なので、あまりこの場で語るには相応しくない物なので割愛する。
興味のある方は、「コーヒーブレイクぴよ」で検索してみると良いかもしれない。



さて、ここまでで何が言いたかったかと言うと、購入者の視点と言うものはわりとあやふやな物である、と言う事だ。
性能が良いから選ばれるとは限らない。
無論、珈琲を買ったら到底珈琲とは言えないような、「煮詰めた泥水(ハードボイルド的表現)」が出てきては困る。
だがある一定ラインの要求さえ満たしていれば、あとは意外と気分やその他の理由で覆されてしまう程度のもの、だと思う。

例えば上に挙げた私の珈琲の拘りとて、ちょっと珈琲にキャンペーンが付く程度で覆ってしまう。
マグネットのおまけに付いてきた500mlのミルク珈琲(甘い)やトクホコーラは非常に強敵だった。
それは、「広告費」と言うコストを支払って行う立派な戦略だ。

だが普段の我々の仕事でも、こんな風に「広告費」を払わなくても「価値あるプラスワン」をお客様に感じていただく事は充分に可能である。
それは例えば、普段の挨拶に始まる「人当たりの良さ」や「爽やかさ」といった外見的印象であったり、「機能要件を満たしている」だけではない、「わかりやすいドキュメント」等である。
同程度の技術力があり、価格も同程度であれば、最後に物を言うのはそういった「プラスワン」ではないかと考える。
もちろん、その為にはしっかりとお客様に満足していただける質のサービスを提供できる前提で、ではあるが。
(いくら人当たりが良くても、納期も守れません品質も悪いです、では話にならない。)


ちなみに余談ではあるが、今私の中で買う気がしない缶珈琲は、「セキュリティ意識の欠如したCM」で話題になっているアレである。
昔はプレイしていたゲームのアイテムが当たる、というキャンペーンをしていた事もあり、そこそこ飲んではいたのだが、今回のあのCMのせいで、めっきり買う気が失せてしまった。
築いてきた信頼が、些細な事で瓦解してしまう良い例だ。

こちらも、常々肝に銘じておかなければいけない視点である。


株式会社ジェイエスピー
システム部
今野 量

monipet
  動物病院の犬猫の見守りをサポート
  病院を離れる夜間でも安心

ASSE/CORPA
  センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
  「できたらいいな」を「できる」に

OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
  短納期HEMS開発をサポート!

GuruPlug
  カードサイズ スマートサーバ

株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
コメント (3)