forever sing

ジェイズのリーダー・佐藤生朗のブログ

「椅子」

2007-04-30 16:32:40 | Weblog





もう何年も前から腰痛と付き合い、ついに昨年「椎間板ヘルニア」と診断された。
去年の夏は、ホント死ぬような痛みと闘った・・・。

やはり、一番まずいのが普段の姿勢。
で、僕がいちばん居る事が多いのはスタジオであって、キーボードの前である。
このスタジオで仕事を始めてからずっと、プラスティック製の折りたたみ椅子を使用してきた。
(ジェイズ音楽工房HP「古~い渓音日記-その5」38~豪雪と曲作り~の写真に写ってます)

どう考えたって、この椅子に長時間座って腰が悪くならないわけがない。
そんな折、昨年の晩秋、楽器・音響機材販売会社のメルマガにこんな特価情報が・・・・

「人間工学に基づきデザインされ、通気性と長時間の座り心地を考えた快適オフィスチェアです。」

と謳われた椅子の広告を発見。ルックスも悪くない。9,800円。

悩んだ。

買うべきか、我慢すべきか・・・・。

値段的にもビミョー・・・安いようだが約一万円。

超悩んだ。

必要か?不必要ではないのか?

悩み悩み、悩み抜いて10分後、即注文。

確かに、姿勢が良くなるし、長時間座っていても疲れにくいような気がする。
しかし、ダラっと出来ない。
スポーツ新聞なんかを読むときくらい、ダラっとした姿勢で読みたい。

まぁ、本来の趣旨からすれば、良い買い物だったようだ。
半ズボン星人の僕だが、これから暑くなったとき、蒸れないか?心配である。



さて、昨日触れた「夏至のライブパーティー」の話。
善は急げで準備開始!

料理の腕に定評があり、ショットバーでありながら料理目当てのお客さんも多い「Bar Ley」のオーナー・堀川氏のスケジュールを押さえた。
これから予算的な話など詰めていく予定です。
日にちは、6月24日(日)

チケットの販売方法等も、これから練り、5月半ばには正式な告知をしたいと思っています。

乞うご期待!





「天井」

2007-04-29 16:41:51 | Weblog





このスタジオの大きな特徴の一つが、天井の高さだ。
6メートル以上ある。
ジャイアント馬場が三人縦に重なっても余裕がある高さだ。

高い故、長所もあれば、短所もある。

☆長所
・見た目格好良い。
・開放感がある。
・良く音が響く(残響がある)
・渓流竿をMAXまで延ばして(僕のは5.3m)釣りの仕掛けを作れる。

☆短所
・冬場、暖房が効きにくい。
・開放感がありすぎて、夜、一人でいると、たまに怖くなる。
・時として、残響が邪魔になる。
・電球・蛍光灯が切れたとき、はしごを使った決死の作業を強いられる。

長所にしても、短所にしても、こういう特徴のあるスペースなので、喜んで上手に付き合っています。

広さ的に、40畳ほどのスペースで、パーティーなどにも使えると思う。

ここは、現代美術の巨匠、故・村上善男先生がアトリエとして建て、そこを譲り受けスタジオ用に手を加えたスペース。
昨年、津軽塗の老舗「田中屋」社長・田中久元さんの著書「村上善男ノート」の出版記念パーティーをここで開いた。
親父が発起人になって、約30人の方々が集まった。
Bar Leyの堀川氏の料理と、先生が好んだ「冷えた赤ワイン」で、大いに盛り上がった。

ってことは、ライブも出来ると言うことです。
J'sの・・・となると、スペース的、ボリューム的に無理が生じますが、弾き語りライブくらいだったらイケます。
というか、画策中です。
Bar Leyの堀川氏を招聘し、おいしいオードブルとお酒でライブ。
どうでしょう(まだ堀川には何も言っていない)?

夏至の「キャンドルナイト」に引っかける案を温めてます(6月4日あたりか?)。

駐車場が無いなど(片付けも一苦労)、クリアしなければならな諸事情も抱える・・・。

とにかく開催できるように頑張ります。





「ブース」

2007-04-28 12:10:27 | Weblog






今回は、「ブース」内の機材です。

この部屋は、完全防音の部屋で、マイクを使って録音する場合に使います。
ヴォーカル録りや、アコースティックギター、エレキギターのアンプにマイクを立ててなど様々です。

写真左のオレンジ色の物体。
・VOX ギターアンプ
僕の場合、エレキギターは先日紹介した「卓」の前で弾きます。
で、ケーブルをブースまで引っ張りアンプにつないでいます。
ギターアンプは音がでかいので、どうしてもブース送りです。
ただ、アンプの音を作り替えたい時に、いちいちブースに行かなければならないのが不便。

写真真ん中のマイク。
・RODE NTK(コンデンサーマイク)
このマイクは、中に真空管が入っていて、あったかいサウンドが特徴です。
このほかにも2本ほど持っていますが、僕の声にはこいつがあっているようです。
ちなみに曲にもよりますが、藤田君はAKG C3000Bというマイクが良いみたいです。
と、いう風に、曲によって多少変えてみたりしています。
ちなみにライブ等で使う、ハンドマイクのほとんどはダイナミックマイクというタイプです。

写真右上。
パソコンのモニター、キーボード類をおいています。
これは、ブースからでもパソコン等を操作するためのものです。
その横の箱は、ヘッドホンミキサー。
歌うときに、自分の声や、コーラス、オケなど自分の好みで音量を調節します。

写真右下。
・CASIOのおもちゃのキーボード
ブース内での音確認用キーボードです。
が、リハーサルの時は、よくCOZYがこの部屋にこもり、このキーボードを使って練習しています。
この時はこの部屋を、「ブース」とは言わず「虎の穴」と呼びます。

写真には見えませんが、天井は、吸音・遮音生の高い特別な素材を使っています。
壁は分厚い防音の壁ですが、若干音の跳ね返りがあるので、写真に見えるとおり、紙製の「卵パック」を張っています。
音が跳ね返ると、その音をさらにマイクが拾ったり不具合が生じます。
この卵パックを張る事で、音がぶつかり合って跳ね返りを防止します。

ちなみにこれだけの卵パックを入手するのはなかなか大変。
しかし、アップルウェーブ・パーソナリティーの丹代香子さんのご実家が養鶏関係で、ご好意で譲って頂きました。感謝。

そういえば昨年、このブースでドラムの録音をしました。
音漏れもあまり気にならず、なかなかの音で録れましたました。

ちなみに密閉度も高いこの部屋。
普通、この手の防音ルームは防音専用の機械で外気と内気を交換します。
しかし、これがかなり高価。
で、設計士に言われたのは、「30分以上はこの部屋に籠もらないでください」とのこと。
リテイク王の水木はヤバいかも・・・・。


さて、そろそろポッドキャストを更新しようとは思っています。
メッセージ待ってます!

「ギター陣」

2007-04-27 11:04:19 | Weblog





順番から行くと、今日は「コンソールの右側」になるのですが、非常に専門的なモノばかりなので、今日は目先を変えてギター類です。

・画面前列左
エピフォン:カジノ(エレキギター)
はっきり言って、ルックスで購入した一本。
ビートルズが愛用したギターとして有名。

・画面前列中央
ギブソン:J45(アコースティックギター)
今、僕がもっとも愛用しているギター。
ミニアルバム「Maruesu meets J's」の無限大で、借り物のJ45を使用してすっかり虜になる。
現在も月賦を支払っている(*_*)

・画面前列右
モーリス:F-15ヴィンテージ(アコースティックギター)
ボディーが軽くて小さいので、主に曲作りの時に使用。
「LIFE」で弾いています。

・画面後列左
ビルロレンス:テレキャスタータイプ・浅香唯モデル(エレキギター)
もらい物。
このメーカーは、バンドブーム時いろんな人のモデルギターを作っていた。
僕の知るところ、プリプリの奥居香モデル、SHOW-YAモデルとか・・・。
僕にくれた人ももらった物だったらしいが、最初に買った人は浅香唯のファンだったのかなぁ・・・。
結構レコーディングで使っています。ただ、重いのが難点。

・画面後列右
ヤマハ:FG-151(アコースティックギター)
作詞家・長尾孝司のギター。借りて2年ほどになるので、たぶん僕のモノ。
勝手にアップルのステッカーを貼り、自分のモノ度をアピール。
「LIFE SUPPORTER」の無限大で使用。
が、現在はほとんどほったらかし。
※業務連絡!長尾君、ギター返します!

画面一番奥には、これまた購入者不明でいろんな人を渡り歩いてきたベースが一本。

写真には写っていないが、僕が一番愛しているギターがある。
おもちゃのギターで、確か、1万円でおつりが来たと思う。
超ミニミニギターだし、音もショボいが、きちんとギターである。
その小ささ故、旅に同行するもよし、寝っ転がって弾くもよしと、万能選手。
時計を伏せて、春の花、forever Sing・・・等、数々の名曲がこのギターから生まれている。
だったら写真に写せ!って話だが、今、車にあるので取りに行くのが面倒って事で・・・。

3枚目の「Love & Sing」までは、レコーディングでギターを弾いていませんでしたが、「LIFE SUPPORTER」からポチポチと引き始め、今レコーディング中の曲のほとんどでギターを弾いてます。

もっとギター上手くなりてぇなぁ・・・Charくらい・・・無理。

上手い下手は関係なく、キャンプで、野外で弾くギターが一番楽しい。

「コンソールの左側」

2007-04-26 14:27:37 | Weblog






昨日紹介したコンソールは、ガラス越しに見えるボーカルブースに向かって中央に位置。
そして、今日は、その左側に陣取っているエキップメントを紹介します。

写真を見ていただければおわかりの通り、左側にキーボードの鍵盤が見えます。
その上に、パソコンのキーボード、モニター、トラックボールを配置しています。

その右側のラック。

8つの機材が固定されています。
主に、音源モジュールといって、シンセサイザーの鍵盤がないモノです。
左のキーボードでこれらの音をコントロールします。

基本的に鍵盤で曲作りやアレンジをするので、日々の作業で大半はこっちの機材を向いて座っています。
写真には写っていませんが、仮歌を入れるためのマイク&スタンドも常にキーボードのそばにあります。
ちょうど、弾き語りをするようなカタチです。

そうです、このスペースに向かって、僕のヘルニアは育っているのです(*_*)

さて、弘前公園では、恒例の桜祭りが始まりました。
桜の見頃は大型連休らしい。

3回ほど前のブログに、「今年こそ弘前城の桜を見るぞ!」とか、アホなことを書いてしまった。
正確には「今年こそ、満開の弘前城の桜を見るぞ!」です。
昨年はちょうど見頃にビナウォークのライブがあって、満開の桜を見ることが出来なかった。
3年前は、開花が早かったので、ラジオ出演の次の日、ジェイズのメンバー+αで、本丸付近にブルーシートを敷いて宴会をした。
そのときも、満開までは一息だった。

一度はメンバーで、満開の桜の下で大宴会をしたいモノだ。
そうだ!桜祭りのイベントにジェイズを使ってもらえばいいじゃん!
・・・と、何年前から思っていることか・・・・
なかなか都合良くいかないもんだ。

僕は、弘前の桜を見たことのない友達には必ず言っている。
「死ぬ前に、絶対弘前の桜を見なきゃ人生を損するぞ!」と。
ホント、きれいです。これが「美」です!

みなさん!今年如何ですか?





「MACKIE」

2007-04-25 16:07:56 | Weblog

AWの田中専務!まじめに更新してますよ!

僕はブログに対して、その都度タイムリーな事を更新しようとし過ぎていたのかも。
そりゃ、毎日J'sに向かい合い、少なからず前進もしていると思う。
少しの前進では更新の対象にはならないと判断していた。
少なからず曲が完成した!とか、ライブ決定!みたいなビッグニュースが必要だと・・・。

しかし、ニュースがないからと更新しなければ、このページを楽しみにしてくださっている方には不安を与えちゃいます。
ここ2回ほどポンポンと更新したら、アクセス数が倍近くなっていた・・・。
そういうことなんですね。
猛省しております。

これからはマメに更新していく所存です。ヨロシクオネガイシマス!


で、これから何回かにわたって、作曲やレコーディングで僕の愛用するエキップメントを紹介しようかと思います。
(写真付きで)
もちろん興味がない方もいるかとも思いましたが、僕が日々付き合っていて、こいつらがなければ J'sサウンド、イクオサウンドは生まれないっていう大事なパートナー達です。

記念すべき第一回目(記念するほどか?)は、このスタジオの中枢部、レコーディングコンソール(通称・卓)です。
名前 / 「MACKIE 32・8bus(マッキー・32チャンネル8バス)」
通称 / マッキー8バス
用途 / レコーディングミキサー

こいつに各楽器やメンバーの声(歌)を一度入れて、いろんなバランス(音量や細かい音色など)を調整するわけです。
導入時期はこのスタジオが出来た時。アルバムでいうと「Love & Sing」から使っています。
「Voice Shop」の時はデジタルミキサーを使い、音もデジタル処理されていました。
でも、僕らのように声(歌)を全面に出すサウンドだと、どうもしっくりこなかった。
音を録ったり色づけしていくのがパソコンベースなので、だんだんと最終的な音の出所はアナログにしたくなってきた。
そこで2枚目「Wondrous!」からPhonicというメーカーのアナログコンソールを導入(現在事務所スタジオに常設)。
しかし、もっとしっくりくるアナログサウンドを求めていた時、偶然とあるレコーディングスタジオで出会ったのがこの卓、マッキー8バスだった。

音の善し悪しをかなり左右し、その人の音の好みが出るのが卓である。
世の中には数千万円もする卓も珍しくない。
実際、僕もSSLというメーカーの超高価な卓が欲しくて、毎週ロト6を買っている。

とはいえ、このマッキー8バスの音は非常に気に入っている(最初は癖のある音で苦労したが・・・)。
このスタジオの象徴である。



「そういえば」

2007-04-24 17:59:36 | Weblog
去る4月8日、都知事選の日、六本木にある、新国立美術館に行ってきました。

この美術館、都知事選に立候補した、建築家・黒川紀章氏の設計。
まぁ、それは偶然というか時期的にタイムリーではあったが、ポンピドー・センター所蔵作品展「異邦人(エトランジェ)たちのパリ」を観るのが目的。
僕の好きな「カンデンスキー」など、なかなか見応えのある企画展でした。

ちょうど、僕が行く前日から「モネ展」も始まっていて、さらに徒歩1分ほどで「東京ミッドタウン」っちゅうことで、かなりの人でごった返していました。

昼時、腹も減り、美術館で飯でもと思ったが、レストランはもちろんカフェまで超満員御礼。平気で50分待ちとか・・・。
ミッドタウンにも行ってみたものの、こちらもひどい。
結局六本木では食事は出来ずじまいでした。

で、この写真は新国立美術館ですが、真ん中に移っている女性・・・知らない人です。
なんか、この女性を撮った写真みたいですが、かなりナイスタイミングでこっちを見ています。


さて、先週末の「J's on the radio」での話。
4ckさんではないが、水木のコメントでかなりのツボが・・・。

僕:こっちは東京に比べたら寒いでしょう?
水木:こっちは暖かいです。最高気温が16度もあるし。
僕:東京は?
水木:15度位です。

恐るべし・・・1度の差が体でわかる男!
でも確か、東京の最高気温は20度位はいったはずでは・・・。

水木は奥深い!


「週末」

2007-04-22 23:48:44 | Weblog
週末から今日にかけて、水木がソロを歌う曲のレコーディング。
演歌・・・というよりムード歌謡っぽい曲。
演歌の水木復活です。

ところで、今、ブログを書いているパソコンの横に、熱帯魚の水槽がある。
よくよく見ると、グッピーの赤ちゃんが数匹生まれている。
5種類ほどの種類の魚が入っているが、グッピーばかり子供を産む。
最初はネオンテトラ率が高かったのに、主役はすっかりグッピーに交代。
結構癒されています(水槽の手入れは面倒だが・・・)。

さて、ここ弘前は「春の花」の季節が迫っています。
今年こそ、十数年ぶりに弘前城の桜を見るぞ!

では。

「解禁」

2007-04-04 16:27:33 | Weblog
4月1日。渓流釣り解禁日。
とある雪山に、かんじきを履いて行ってきました。

結果から言うと、3人で入渓して、全員釣果はゼロ。
雨と雪の中の最悪なコンディションだったからかなぁ・・・。

このところずっと、スタジオにこもるか歯医者に行くか・・・ってな生活だったので、
やっぱり山の空気を思いっきり吸うっつーのは気分が良い。
(足は極度の筋肉痛だが・・・)

今回は釣れなかったものの、今シーズンはどんな釣りができるのかに思いを馳せる。

その前に飛び切りのアルバム作らないと!ね。

追伸
ポッドキャストをそろそろ更新しようと思います。
メッセージ待ってます!