オカルト伝説は事実である

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「ジェイコブ・シフのロシア革命支援は陰謀ではない」の嘘

2024-07-08 19:14:14 | 陰謀論
 

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✳️【日露戦争に協力したシフの存在】 
 アメリカの実業家ジェイコブ・シフは、日露戦争のときに日本の戦時国債引き受けに協力してくれました。(中略)
 
 日露戦争後も、シフはロシア帝国への資金提供を妨害します。その後も、1917年にはレーニンとトロツキーに対して2000万ドルの資金を提供して、帝政ロシアに対抗するロシア革命を支援しました。
 
 これが「ユダヤの世界支配」の陰謀に結び付く材料ともなっているのですが、シフの件に関しては、陰謀ではなく純粋な工作活動です。陰謀とは隠れてコソコソやるものですが、シフは隠れてなどいません。帝政ロシアに抗する勢力を白昼堂々と援助しました。 内藤陽介〈みんな大好き陰謀論〉より
 
 
✔️【反論〈ビルダーバーグ会議〉】 
 ということは、隠れてこそこそやっていれば陰謀ということでよろしいんですね?
 

 ロックフェラーを中心に毎年おこなわれる「裏のサミット」ことビルダーバーグ会議。

 

 これは1975年にアメリカ人ジャーナリスト、ジム・タッカーが暴露するまで、その存在を誰にも知られていなかったのです。

 

 ちなみに第1回ビルダーバーグ会議がおこなわれたのが1954年なので、実に20年以上にもわたって!

 

 隠れてこそこそやっていたわけなのですから、ロックフェラーがビルダーバーグ会議で陰謀を企てていたということでよろしいんですよね?

 

【まとめ】

 ●ジェイコブ・シフによるロシア革命支援は、どう考えてもユダヤの陰謀である。

 

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「レーニンとユダヤは関係がない」の嘘

2024-07-08 19:12:17 | 陰謀論
 

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✳️【複雑なレーニンの出自】
 レーニンに関しては、「4分の1ユダヤ人だった」と言われることがあります。
 
 たしかにウラジミール・レーニンの母マリア・アレクサンドロブナ・ブランクにはユダヤ人の血が入っています。マリアの父(レーニンの母方の祖父)アレクサンドル・ブランクは、一般に、ウクライナ生まれのユダヤ人で、ロシア正教に改宗した人物といわれていますが、エカテリーナ2世の時代にドイツから来た入植者の子孫とする説もあります。また、マリアの母アンナは、ドイツ人とスウェーデン人の両親から生まれ、ルター派でした。
 
 一方、ウラジミールの父イリヤ・ニコラエヴィチ・ウリヤノフはチュヴァシ系解放農奴の父親とカルムイク人(ロシアに移住したテュルク人の末裔)の母親から生まれました。
 
 マリアとイリヤが結婚して、ウラジミールが生まれます。そのため、ロシア帝国の法的な解釈によれば、彼は「モルドヴィン人(モルドヴァ人)、カルムイク人(中央アジア系)、ユダヤ人、バルトドイツ人、スウェーデン人による混血」です。
 
 多種多様な民族が複雑に交じり合っていて、一言で表現するなら「ロシア帝国人」としか言いようがありません。しかも、ユダヤ人であった祖父もロシア正教に改宗しているのですから、宗教的には「4分の1」以下です。
 
 こんな薄いユダヤ人なのに、レーニンに関して、ドイツ人でもモルドヴァ人でもなく「ユダヤ人」としてのルーツだけが強調されてしまうのは、なんでもかんでもユダヤに結び付けたがる陰謀論者のこじつけというものでしょう。 内藤陽介〈みんな大好き陰謀論〉より
 
 
✔️【真相〈レーニンはロスチャイルド(ユダヤ)の手先だった〉】
 当時、スイスに住んでいたレーニンをロシアに送り込んだのは、あのFRBを創設したポール・ウォーバーグの兄マックス・ウォーバーグで、レーニンに革命の資金を援助していたのがジェイコブ・シフなのです。
 
 モルガンにも同じことが言えますが、仮にレーニンがユダヤ人でなかったとしても、レーニンがロスチャイルド(ユダヤ)の手先であったことはたしかなことなのです。
 
 最後に、レーニンの知られざる言葉を紹介します。
 
 「この国は我々が望むようには機能していない。車は望まれた方向には動かない。車は別の力の望むように動いている」
 

「スターリンは多くのユダヤ人を粛清した悪の独裁者だった」の真相

2024-07-08 19:08:36 | 陰謀論
 
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✳️【スターリンによる粛清】
 たしかに、初期の著名な革命家にユダヤ人の割合が、その人口比よりやや高めであるということは否めません。しかし、彼らの末路をたどれば、決して幸せになっていないことがわかります。
 
 革命初期(1917~19)のボリシェヴィキ指導者における主なユダヤ人は次のとおりです。
 
 モイセイ・ウリツキー(1873~1918):ペトログラード・チェーカー議長。暗殺。
 
 ヤーコフ・スヴェドルフ(1885~1919):初代全ロシア中央執行委員会議長。病死。
 
 グリゴリー・ジノヴィエフ(1883~1936):レーニンの第1の副官。革命後、ペトログラード・ソヴィエト議長、コミンテルン議長を歴任。スターリンにより粛清。
 
 レフ・カーメネフ(1883~1936):ソヴィエト政権の成立を宣言した第2回全ロソヴィエト大会議長。全ロ中央執行委員会議長を歴任。スターリンにより粛清。
 
 グリゴリー・ソコリニコフ(1888~1939):財務人民委員(蔵相)、駐英ソ連大使、外務人民委員部次官など歴任。スターリン時代に投獄され獄死。
 
 レオン・トロツキー(1879~1940):軍事革命委員会委員長、外務人民委員(外相)を歴任するもスターリンと対立して国外追放。暗殺。
 
 このように、ほとんどがスターリンによって粛清されているのです。 内藤陽介〈みんな大好き陰謀論〉より
 
 
✔️【真相〈スターリンはユダヤ人と戦った人だった〉】
 旧ソ連時代、外交官をつとめていたアレキサンドル・イワノフという人物が伝えるエピソードにこのようなものがあります。
 
 当時、スターリンは共産党書記長というポストについてはいたものの、政策を実質上取り仕切っていたのはユダヤ人の書記、ラーザリ・カガノヴィッチという男だったそうです。
 
 そしてカガノヴィッチは1948年頃から、ロシア人の優秀な政治家や知識階級を殺すようになっていきます。
 
 スターリンは当初カガノヴィッチに従っていたのですが、しだいにカガノヴィッチのやり方に反発するようになり、ユダヤ人と戦うことを決意。
 
 スターリンは都会のユダヤ人を集めて、シベリアのビロビジャンというユダヤ人自治州に送り込もうとしたのですが、ラヴェレンチ・べリアというグルジアの暗殺団に毒殺されてしまいました。
 
 このように、スターリンは独裁でユダヤ人たちを粛清していたわけではなく、ロシア人を守るためにユダヤ人と戦っていたというのが歴史の真相なのです。
 
 
【まとめ】
 ●内藤陽介の主張は、スターリンをおとしめるために歪曲されたものである。
 

「ロシア革命とユダヤ人は関係がない」の真相

2024-07-08 10:59:32 | 陰謀論
 

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✳️【ロシア革命とユダヤ人】
 1917年2月の革命直前の時点で、ボリシェヴィキの党員数は約2万3000人でした。そのうち「ユダヤ人(本人の申告による)」は364人と圧倒的に少数派です。
 
 その後、革命が進行し、1922年にはソヴィエト社会主義共和国連邦(ソ連)が発足します。この頃になると、ソ連全体での共産党員の数は爆発的に増加していきますが、それでも、ユダヤ系党員は1万9564人、全党員の5.21%にすぎません。
 
 また、1923~30年のソ連人民委員会議(内閣に相当する組織)の構成員23人中ユダヤ人は5人と、2割弱です。
 
 議会に関しても、1929年のソヴィエト連邦最高評議会の民族別議席割当数はロシア人に402議席、ウクライナ人に95席、ユダヤ人に55席、ラトヴィア人に26席等で、ユダヤ人は1割弱程度です。したがって、ソ連指導部におけるユダヤ人の比率は、ほかの民族集団よりやや高めと言えますが、それでも、「革命政府の約8割がユダヤ人」というのは無理があります。 内藤陽介〈みんな大好き陰謀論〉より
 
 
✔️【真相〈ソ連人民委員会の大多数がユダヤ人だった〉】
 革命に参加した人間たちの8割がユダヤ人だったというわけではなく、「指導的立場の8割をユダヤ人が占めていた」が正しいと思います。
 
 また、ソ連人民委員会の構成員23人中ユダヤ人はわずか5人と言っていますが、ニューヨークのユダヤ人亡命団体ユニティー・オブ・ロシアの人名録には…… 
 
 ●人民委員会 総数23    
 
 ●ユダヤ人数17 77.2%

 ……と記載されているんです。

 

 ちなみにソ連政府の委員会は人民委員会以外にもたくさんあります。

 

 では、すべての委員会名、ユダヤ人の数、ユダヤ人の比率を紹介します。

 

●軍事委員会 ユダヤ人33人 比率76.6%

●外務委員会 13人 81.2%

●財務委員会 24人 80%

●司法委員会 20人 95%

●教育委員会 42人 79.2%

●社会委員会 6人 100%

●労働委員会 7人 87.5%

●赤十字委員会 8人 100%

●地方委員会 21人 91%

●新聞記者 41人 100%

 

 ……このように、どの委員会も8割方ユダヤ人が占めています。

 内藤陽介はなぜこのことに触れないのでしょうか……?

【予言されていたロシア革命】 

 また、次に紹介する事実は、内藤陽介はスルーしているわけではなく、おそらくすべてのユダヤ陰謀否定論者がまったく知らない事実だと思われます。

 実は1913年10月にウィーンで発行されたユダヤ機関紙〈ハンマー〉の中で、ロシア革命が予言されていたのです!

 それは次のようなものです。

 「ツァーはキエフにおいてユダヤ人に対する徹底的な撲滅政策を決議した。運命はこの大闘争の結果にかかっている。ただしそれはユダヤ人の運命ではない。なぜならユダヤ人は負けることがないからである。それはただツァーの運命にすぎないというだけのことである。ツァーの勝利はその終焉の発端にすぎない。逃れる道はないことを知るべきである。このことをよく飲み込んでおけ。我々はキエフにおいて、全世界に向かって我らに侮辱を与える者を容赦しないことを示そう。

 もしユダヤ人が今までにロシアに革命を起こす事実を隠す政策をとっていたのならキエフ事件におけるツァーの態度がわかった今日、その政策は捨てるべきである。この事件の結果がどうであろうと、ツァーに対しては容赦しない。それが我々ユダヤ人の決心である」

【ドストエフスキーの言葉】

 最後に、ロシアの文豪ドストエフスキーの言葉を紹介します。

 「ユダヤ人は革命を起こすだろう。ユダヤ人はロシアに入った毒であり、悪魔だ」

【まとめ】

 ●ソ連人民委員会の大多数をユダヤ人が占めていた。

 ●ユダヤ人は機関誌の中でロシア革命を予言していた。

 

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「ナポレオンはユダヤ人を迫害した」の嘘

2024-07-08 10:46:02 | 陰謀論
 

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✳️【ユダヤ人とナポレオン】
 しょっちゅう迫害され、なにかと踏んだり蹴ったりの印象が強いユダヤ人ですが、年がら年中、虐殺され放題だったわけではないのです。平時は、社会的な差別を受けながらも、マイノリティとして独自のユダヤ人社会を形成し、ユダヤ教の風習を守り、ユダヤ人として生きていました。(中略)
 
 ところが、1789年に始まるフランス革命が「国民国家」という概念を持ち出してきたことで、ユダヤ人の社会的な地位も大きな変容を迫られます。(中略)
 
 1806年7月、皇帝ナポレオンは、ユダヤ人名望家会議を招集します。会議は翌1807年4月まで続きました。そして、ユダヤ教徒を「フランス国民」として組み入れ、国民の力を国家に吸収するためには、フランスのユダヤ教徒が、他国のユダヤ教徒と連帯する以上に、フランスに忠誠心を感じるよう、ユダヤ教徒を改変することが必要です。そのため、ナポレオン法典(1804年制定)とユダヤ社会の慣習やタルムードは矛盾しないとされました。(中略)
 
 1808年になると、「平等」の名目で同化政策はさらに進められます。3月17日に発せられた国務院の政令では、ラビに対して、「ユダヤ教徒に兵役を神聖な義務と見なすようにし、兵役中は法と両立しないような宗教的規定を順守する必要はないと明言すること」が命じられます。(中略)
 
 また、1808年7月20日の法令では、ユダヤ人/ユダヤ教徒のフランス国民への同化をさらに進めるため、「ユダヤ人はほかのフランス人と同様の姓を持たねばならない」として、旧約聖書から引用した名前、出身の都市名の姓を名乗ることが禁止されました。
 
 大日本帝国による朝鮮統治の悪行として、しばしば、「創始改名」を持ち出す人がいます。歴史的な事実から言えば、日本式の戸籍制度に編入する「創始」と日本式の姓名を名乗る「改名」はまったく別のもので、「創始」が義務とされていたのに対して、「改名」はあくまでも本人の希望によりおこなわれるものでした。もちろん、「改名」を希望する朝鮮人は、自分の自由意思で、所定の手数料を払って、名前を選ぶことができました。ですから、「朝鮮名を変えさせられた~、日本はこんなひどいことをした~」はウソです。
 
 しかし、当時のフランス政府は「こんなひどいこと」を本当にやりました。1808年7月20日の法令が、同化政策として、いかに強烈だったか、おわかりいただけるかと思います。 内藤陽介〈みんな大好き陰謀論〉より
 
 
✔️【真相〈ユダヤ銀行勢力と戦ったナポレオン〉】
 ナポレオンの1815年の知られざる言葉にこのようなものがあります。
 
 「政府が銀行家のカネに依存している場合、支配権を握っているのは政府の首脳ではなく銀行家である。与える手が受け取る手を抑えているからだ。カネに祖国はなく、資本家には忠誠心も良識もない。彼らの目的は利潤追求のみだ」
 
 ナポレオンのこの言葉で内藤陽介の主張が、ユダヤの御用作家の主張を鵜呑みにしただけのものであることがわかると思います。
 
【まとめ】
 ●ナポレオンはユダヤと戦っていた。