相川哲弥の観光案内・登山案内 (地図つき)

お寺、神社、公園の観光地の、花や景色の時期の案内。自転車・徒歩・鉄道・バスで行く道順の案内。低い山の登山ルートの案内。

八戸三社大祭(青森県。東北夏祭り2)案内

2010年08月03日 | 東北・登山・観光案内
八戸三社大祭(青森県。東北夏祭り2)案内

相川哲弥ブログ。 http://blog.goo.ne.jp/jq280 2010年8月3日。

  1節。特徴。
期間。7月31日~8月4日。
   山車(だし)を市内中心部を引き回すのは、日によって、昼に引っ張る日と夜に引っ張る日があるので、注意。
企業色。 各・町内が主催の山車だから、企業色は、無い。
     青森市内の、ねぶたは企業ごとに、人形燈籠の山車を引っ張るが。
場所。東北本線・(東北新幹線)八戸(はちのへ)駅前は、八戸市内の郊外です。
   会場の八戸市内中心街は、この八戸駅から、八戸線に乗り換えて、2つ目の本八戸(ほんはちのへ)駅から南へ500メートルの市役所の前の広場を、山車の出発点・集合場所にしている。

八戸市の中心市街地に、東北本線の駅が出来なかった理由は、鉄道・東北本線が出来る前までに持つ輸送手段は馬車で、その馬車組合が『市内中心街に駅が出来ると、馬車組合が失業する』と、強硬に反対したため。
このようなことは、全国あちこちに有り、長野県内の、長野駅と松本駅の間の鉄道・篠ノ井線は、千曲川沿いに敷設すれば、千曲川沿いの町村が鉄道に乗れて便利だったが、やはり馬車組合が反対して、実際には、篠ノ井線は、山の中腹を走っている。

  2節。山車の特徴。
例えば、『源義経の八艘飛び』のような、日本の有名な出来事の話を、その情景を、登場人物の源義経などの人形などで配置して、背景も背後に立てる。
今年は、自分の町内の出資山車は、どんな歴史上の出来事に選ぶかは、町内の好きな人達が選ぶ。

青森市の『ねぶた』祭りは、職業的な製作者が作る。山車の端に『漢雲』と書いてあるが、その山車の製作者の、ペンネームです。

八戸の場合は、町内の、素人の、好きな人達が作る。
人形の体は、発泡スチロールを切って削っていって、人形の形に作って、色を塗る。その上に、本物の布の着物を着せる。刀や槍などは、木や竹を削って色を塗る。

岡山市内の中心部市街は、その付近だけを地中に埋めているが、八戸市内は、中心市街地も少ない(ほとんどない?)。
ところが、山車の高さは、道路を横切る電線よりも高い。山車の横幅は、狭い道路幅よりも広い。
山車の横幅を狭い道路幅より狭くして、出しの高さを電線の高さよりも低くすると、山車の見栄えが、大幅に落ちる。
そこで、狭い幅の道路を通る時は、山車の外側を折りたたみ、電線の下を通る時は、電線よりも高い部分は折りたたむ部分と、モータ仕掛けで下がる部分がある。電動モーターも組み込まれている。

伴奏音楽。
山車の最前部に3~5個の小太鼓をを置いて、その小太鼓を小学生たちがたたきながら、『ソーリヤソリヤ~』とか言う掛け声を節をつけて大声でいう。笛もある。その他はカネ(鉦)などの楽器も無い。山車に取り付けた綱を引く子供たちも、同じ掛け声を言いながら、引っ張る。

盛岡さんさ踊りは、太鼓をたたきながら踊るのは、難しい練習をする必要が有るが、
八戸三社大祭は、祭りの当日に山車を引っ張るのは難しいことは無いらしい。むしろ山車の題材の『歴史上の出来事』を選んで、その出来事を、人形で作るのが難しい。

  3節。祭りの『過去の年のビデオ再生』と『ライブカメラ配信』。
ホームページ『I LOVE青森まるごとView』の『八戸三社大祭』ページ  クリック 
に有る。

 動画の例。
  例1。『八戸三社大祭2008』 動画  クリック 
  例2。『八戸三社大祭2009 ~仕掛けによる山車の巨大化~』 動画  クリック 
  例3。『八戸三社大祭2009 下大工町附祭 前夜祭』 動画  クリック 
  例4。『八戸三社大祭お通り』 動画  クリック 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。