オーストラリア発

オーストラリアで投資・移住コンサルしてます。海外での日本人の生活ぶり、現地の生の情報を徒然なるままに発信します。

政権交代

2007-11-26 12:16:00 | Weblog
オーストラリアの総選挙が先週の土曜日にあり、ケビン・ラッド氏が率いる労働党が11年ぶりに政権を奪還した。
今日の朝のテレビ番組では、ラッド氏はすでに首相と呼ばれていた。
現職の首相だったジョン・ハワード氏は、何と議員からも落選してしまった。
11年も首相を務めたが、最後は悲劇的なものになってしまった。
今回の選挙で勝っても首相の職は禅譲するような話もでていたので、どうせなら潔く引退してしまっていたらよかったのにと思ったりする。

オーストラリアは、日本が目指そうとしている2大政党制だ。
経済は好調だし、政治的に大きな失敗があったというよりも、同一の(連立)政党に長期間政権を委ねるのを嫌った結果という見方が専らだ。
選挙権は権利であるが義務でもあるので、投票率が98%前後になる。
投票に行かないと罰金が科せられるのだ。
そんなわけで、政治やイデオロギーなどに関心のない、日本で言う無党派層の動向に大きく左右されるわけだ。
多くの人が長期政権に飽きちゃったという理解で問題ないだろう。

そうは言っても政権が変われば色々変わる。
今までの親米姿勢から、中国寄りにシフトしていくような雲行きだ。
ジョン・ハワードが抵抗していた京都議定書の批准も積極的に行うことになり、来週バリ島で行われる環境問題のフォーラムに参加することになっている。
マニフェストに掲げた公約を実現していくことになるので、減税、社会保障制度の充実、年金制度の改正など、我々の仕事に直結する変革が行われそうで、大変になりそうだ。
その代わり、海外からの移住に関しては、今までよりも敷居が低くなる可能性が高いので、そちらの方に期待を寄せている。

当然ながら、私たちのような永住者には選挙権はない。
選挙権を得るには、市民権(国籍)を取得しなければならないが、そうすると日本国籍を放棄しないといけなくなるからややこしい。
オーストラリアは二重国籍を国籍を認めているのに。
日本が二重国籍を認めてくれれば、日本在住の外国籍永住者に参政権をなんていう問題も解決するのにと思ってみたりする。

2579歩

2007-11-14 09:52:41 | Weblog
バタバタしていて自分のブログの存在も忘れかけていました。
事務所にサポートしてくれる女の子が来てくれるようになったので、少し余裕ができそうな感じです。
彼女の名前は、6月生まれのJunさん。
どっかで聞いたことがあるような・・・。

荷物が少ないときは、なるべく徒歩で通勤しています。
バスや電車もありますが、待ち時間を入れると歩いても時間的に大差はありません。
今朝、歩数を勘定してみたら自宅前のゲートからオフィスの自分の机まで2579歩でした。
万歩計を使わず、一心不乱に数字だけを勘定した成果?です。
往復歩いても5000歩ちょっとにしかならず、一万歩あるくのは大変なのだと実感した次第です。

パースは冬から一気に夏になってしまいました。
いつまでも寒いね、などと話していた翌週に最高気温が39.8度!
これからやってくる猛暑に戦々恐々です。