オーストラリアの総選挙が先週の土曜日にあり、ケビン・ラッド氏が率いる労働党が11年ぶりに政権を奪還した。
今日の朝のテレビ番組では、ラッド氏はすでに首相と呼ばれていた。
現職の首相だったジョン・ハワード氏は、何と議員からも落選してしまった。
11年も首相を務めたが、最後は悲劇的なものになってしまった。
今回の選挙で勝っても首相の職は禅譲するような話もでていたので、どうせなら潔く引退してしまっていたらよかったのにと思ったりする。
オーストラリアは、日本が目指そうとしている2大政党制だ。
経済は好調だし、政治的に大きな失敗があったというよりも、同一の(連立)政党に長期間政権を委ねるのを嫌った結果という見方が専らだ。
選挙権は権利であるが義務でもあるので、投票率が98%前後になる。
投票に行かないと罰金が科せられるのだ。
そんなわけで、政治やイデオロギーなどに関心のない、日本で言う無党派層の動向に大きく左右されるわけだ。
多くの人が長期政権に飽きちゃったという理解で問題ないだろう。
そうは言っても政権が変われば色々変わる。
今までの親米姿勢から、中国寄りにシフトしていくような雲行きだ。
ジョン・ハワードが抵抗していた京都議定書の批准も積極的に行うことになり、来週バリ島で行われる環境問題のフォーラムに参加することになっている。
マニフェストに掲げた公約を実現していくことになるので、減税、社会保障制度の充実、年金制度の改正など、我々の仕事に直結する変革が行われそうで、大変になりそうだ。
その代わり、海外からの移住に関しては、今までよりも敷居が低くなる可能性が高いので、そちらの方に期待を寄せている。
当然ながら、私たちのような永住者には選挙権はない。
選挙権を得るには、市民権(国籍)を取得しなければならないが、そうすると日本国籍を放棄しないといけなくなるからややこしい。
オーストラリアは二重国籍を国籍を認めているのに。
日本が二重国籍を認めてくれれば、日本在住の外国籍永住者に参政権をなんていう問題も解決するのにと思ってみたりする。
今日の朝のテレビ番組では、ラッド氏はすでに首相と呼ばれていた。
現職の首相だったジョン・ハワード氏は、何と議員からも落選してしまった。
11年も首相を務めたが、最後は悲劇的なものになってしまった。
今回の選挙で勝っても首相の職は禅譲するような話もでていたので、どうせなら潔く引退してしまっていたらよかったのにと思ったりする。
オーストラリアは、日本が目指そうとしている2大政党制だ。
経済は好調だし、政治的に大きな失敗があったというよりも、同一の(連立)政党に長期間政権を委ねるのを嫌った結果という見方が専らだ。
選挙権は権利であるが義務でもあるので、投票率が98%前後になる。
投票に行かないと罰金が科せられるのだ。
そんなわけで、政治やイデオロギーなどに関心のない、日本で言う無党派層の動向に大きく左右されるわけだ。
多くの人が長期政権に飽きちゃったという理解で問題ないだろう。
そうは言っても政権が変われば色々変わる。
今までの親米姿勢から、中国寄りにシフトしていくような雲行きだ。
ジョン・ハワードが抵抗していた京都議定書の批准も積極的に行うことになり、来週バリ島で行われる環境問題のフォーラムに参加することになっている。
マニフェストに掲げた公約を実現していくことになるので、減税、社会保障制度の充実、年金制度の改正など、我々の仕事に直結する変革が行われそうで、大変になりそうだ。
その代わり、海外からの移住に関しては、今までよりも敷居が低くなる可能性が高いので、そちらの方に期待を寄せている。
当然ながら、私たちのような永住者には選挙権はない。
選挙権を得るには、市民権(国籍)を取得しなければならないが、そうすると日本国籍を放棄しないといけなくなるからややこしい。
オーストラリアは二重国籍を国籍を認めているのに。
日本が二重国籍を認めてくれれば、日本在住の外国籍永住者に参政権をなんていう問題も解決するのにと思ってみたりする。