前回の記事で少し触れたリチウムイオンバッテリー
希望のタイプが入荷したので(^-^)
左からソニーUS18650 VTC6,サムスンINR18650 30Q、LG18650 HG2 です。
全て3000mAhで連続放電MAX20Aの電池です。
ほとんどの方は知らないと思いますがリチウムイオン電池には大きく分けて
4種あり特性が違います。
ICR:イオンコバルトリチャージ
INR:イオンニッケルリチャージ
IMR:イオンマンガンリチャージ
三元系:上記正極元素を混ぜて良い所取り?した電池
代表的なのがパナソニックNCRシリーズ:ニッケルコバルトリチャージで
放電特性を上げる為にマンガンを少し混ぜてるので三元系となります。
特徴
ICR:生産性が良く高容量化できるので低価格で生産可能。
ただ放電電流、充電電流が上げられず一定出力向きで
過充電、ショートでの爆発の可能性がイオンの中では一番高い。
INR:容量も放電電圧も高く出来て良いが生産性が悪くコストが高くなる
多くのハイブリット車に採用されている。
IMR:高放電、で発火の危険性もないが生産性がかなり悪いのと
高容量化が難しく正極がマンガンだけの物は市販されてない?
三元系:ニッケル主体で目的に合わせコバルトやマンガンを混ぜ高容量
高出力化出来る。パナソニックNCRが有名でNCR18650GAは
高性能電気自動車テスラに採用されている。連続10A 3500mAh
私の知ってる情報はこんな感じかな?違ったらゴメンナサイ。
各社フラッグシップのバッテリをここ1年位 結構な数を使いテストしてきましたが
出力、安定性、容量、重量、充電レート、耐久性を見て来ましたが一番良いのが
ソニーVTC6、ほとんど同等なのがサムスン30Q、放電電流が少し低いですが
パナソニック18650GA、耐久性はパナが一番かですが充電が0,5Cなので・・・
決定~ソニーVTC6で受信機のバッテリーを製作です。
アマゾンなどでも売ってますがなぜかIMRと表記してますね。
メーカー仕様書で確認するとINRですね。販売商社に確認したらマンガンも
混ぜてあるので、より安全なIMRといて表記してます!だって(^_^;)
電動機は問題ないのですが、エンジン機でCDIも受信機電源から取ると
平均で3Aの消費で瞬間は倍くらいは行きます。ICRはMAX電流に達するし
旧サンヨーもで2c放電で充電が0,5Cでしょ。ギリで充電も時間が掛かり過ぎるし
MAX近くまで放電させると電圧がメチャ下がるので使いたくないです。リポの方がマシ?
VTC6はMAX充電電流が5A、メーカー推奨 3Aなので空っぽでも1時間
放電は温度制限なしで15A、80℃制限で30A出せるので余裕あります。
テストで10Aまで試したことがありますが安定してます。
製作開始~
はい!出来あがり~
3Aで充電するので充電用としてBEC(7A対応)コネクターを付けました。
3A充電でもほとんど熱を持たないし5A定電流放電で6,6vカット2500mAh以上
完成重量98gと申し分ないでしょう(^-^)
一応頼まれた事を想定?より安全に組めるようにタブ付を少量発注しました。
価格は純正コネクターとバランスコネクターを装備で4500円かな。
欲しい人居ます?居ないかぁ~(笑)