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過去の移動運用を振り返る ①

2021年04月20日 23時25分43秒 | アマチュア無線

今日もいいお天気。こんな日は外で移動運用したいなんて思ってしまいます。春になり低山からの移動運用は心地がいいだろうなって。そう思ったら急に昔のことを振り返ってみたくなりました。先日書きましたが過去に運用していた写真の入っていたHDからのデータの救出ができたので過去の運用写真がいっぱい発掘されて。懐かしく中身を見てしまいました。


山岳移動を楽しんでいた頃

最初は山に登る事が好きだったのでハンディー機を持って登る事が多かった。最初に登った高い山は木曽御嶽山だったと思います。中学生くらいだったでしょうか。高校2年生の時にアマチュア無線の資格を取得。電話級(現4級)の資格で出力10wまでの運用が出来ました。大学生になると車を運転して出掛けられるようになり行動範囲が一気に広がりました。数年前の噴火で沢山の皆さんが被害にあわれたあの御嶽山です。登り始めたのは1995年頃からで王滝村の田の原という所からよく登ったものです。当時も噴煙が上がっていた活火山ではありましたが余り気にせず、日帰り登山に向いている3000m級の山だと思っていたのでよく登りました。被害にあわれた方のご冥福をお祈りいたします。

山の上にハンディー機を持って登り実際に交信を始めると430MHz/FMでも200Km先との交信なんかもできました。ここで味をしめてしまったのが山岳移動にはまっていくスタート地点。短時間の運用だけでは物足らなくなり自動車用の鉛バッテリーとFMモービル機、144MHz帯の5エレ八木アンテナなどを担いで御嶽山に登るようになりました。当時のメインの無線機であるTM-702。アルバイトしてようやく買った大事な無線機をザックに入れてよく行ったものです。

いちばんピークだったのは2003年頃から2010年頃だったと思います。上の写真は2006年頃の写真です。北アルプス南部の西穂高岳や奥穂高岳、北穂高岳、南岳、槍ヶ岳などの地域が大好きでシーズンは月に2回ほど登っていました。冬季も蝶ヶ岳など比較的登りやすく冬季小屋が利用できる場所へ登っていました。その時のお供がやっぱり無線機。FT-817NDとの出会いが大きく、その前まではTR-751やTM-455などの重たい無線機を担いでいましたがFT-817NDは小型軽量で省電力。そして1台で色々な周波数に出られる。魅力的でした。メインの無線機としてはちょっと役不足ですが移動運用には最適な無線機だったと思います。ここからQRPが大好きになり常置場所やその他移動先からもQRPで運用する事が多くなりました。6m and downコンテストやフィールドデーコンテストも御嶽山に担ぎ上げ参加しました。問題はやはりバッテリー問題。18時間運用を続けるためにはある程度容量が必要。18Ahと12Ahのシールドバッテリーを使っていたと思います。あの当時だから出来ただろうけど今では体力が持ちません。多い時で約40Kgの荷物を担ぎ上げていました。約3時間で登れる山を約8時間掛けて登った時もありました。もうその当時でも体力的に限界だったかもしれませんね。

写真のアンテナはモービルホイップ(SG-7900)とロッド式のダイポールアンテナ。中間部のコイルを交換することで多バンド化。周波数の調整はロッドの長さ調整。この調整がなかなか難しかったなーと記憶しています。21MHz/SSBで山岳移動なんかをよくしました。山の上からHFの運用ってどうなの?って意見もあるでしょうがそれは置いておいて無線という趣味を楽しめたと思います。


本日の運用

  • 7MHz 27qso

今日は7MHzのみの短時間の運用に終わりました。CWも運用しましたが今日はSSBでCQも出してみました。あまり沢山ではありませんがSSBも楽しみました。昔は無線機にマイクが付いていません。というCWがメインであとRTTYやPSK31の運用だったのですが再開局して先日の南大東村のOMのCQに応えようとマイクを取り付けてからSSBやFMも面白いなと感じ始め電話の運用も増えていくと思います。交信いただいた皆さんありがとうございました。



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