Joy Yoga

中東イスラエルでの暮らしの中で、ヨガを通して出会う出来事あるいは想いなど。

予定は未定

2011-06-02 03:03:10 | 日記
 あれから結局5月の練習がどうなったかというと、惜しくも一日欠けてしまいました。

 肩の痛みがその理由ではなく、急遽「予定外の予定」が飛び込んできてしまったのです。しかも、ちょうど「さぁて、これから練習しようかな」と思っていたタイミングなので、ついつい激しい抵抗感が。
 なかなか腹の虫が治まらない私。気持ちの上でまるで柔軟に対応できていないそんな自分に「顔洗って出直してこーい!」という更なる苛立ち。
 

 「ほらね、やっぱり修行が足りないね。」
 そんなところに落ち着いた5月でした。
 とは言え、「練習をしなさい」と定められている日が22日あったうち、21日を90分の練習に捧げることができたことは私にしてはかなり上出来だと思います。

 
 今日は少し趣向を変えて、練習のたびにつけているヨガ日記より一部を抜粋してみます。

 5/5(日)はれ 9:00~10:30 セルフプラクティス@home
昨日と同じく「吸って、吐いて」のかけ声を心の中でやる。
時折、そんな自分がちょっと滑稽な気もするが、そう思うとたちまちマインドは遠くへ行ってしまう。単調で単純だけど、90分これを続けるのはなかなか難しい。でもすごく助けになる。
呼吸に意識を向けてふと思ったこと。
いつの日か必ず、この呼吸の音を聞くことができなくなるということ。
急にひとつひとつの呼吸が愛おしく感じられてきた。


 5/18(水)くもり 9:15~10:35 セルフプラクティス@home
練習の後に知ったが、今日はグルジ(Sri K.Pattabhi Jois氏)の命日だった。
結局一度もお会いできないどころか、マイソールにさえ行ったこともないのだけど、こうしてアシュタンガに出会えたのは、グルジが門扉を広く開け、優秀なアシュタンギを数多く輩出してくれたおかげだと思う。
一人の人から広がったこの輪の中にいられることをとても嬉しく思う。そして、その輪をさらに大きくしていく大勢の一人であることも誇りにしていきたい。


 5/31(水)はれ 10:20~11:40 セルフプラクティス@home
マインドが忙しかった。思うところが色々あって。
練習の間に「水が半分入ったコップ」について考えていた。
「水が半分満ちている」と考えるのか、「コップは半分空っぽ」と考えるのか。
その両方の条件を満たして全体がなされているという事象をとりあえず受け止めてみる。その上で、満ちた方に意識を向けるのか、空っぽの方に意識を向けるのかを選択する。
私は満ちている方に意識を向けられる人間でありたいと思った。存在するもの、与えられたもので何をするのかを考える方がクリエイティブであろう。
空っぽなのは、それはそれでいいんじゃないか。ちょっと動くだけで水がこぼれ落ちてしまうのを懸念しなくて済む。
生きているうちにコップ半分の水を上手に使う知恵。これが大事。


 
 「予定は未定」
 6月はもうちょっと心をしなやかに臨んでみようと思います。



太陽に灼けた5月の草原。


日々異なる色合いの青を見せてくれる大好きな海。

 
ナマステ&シャローム
Nozomi

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