Joy Yoga

中東イスラエルでの暮らしの中で、ヨガを通して出会う出来事あるいは想いなど。

日帰りの旅 死海編

2015-10-01 12:13:29 | 日記
前日のエルサレムと同様、死海行きも主人の急な思いつき。今度は子供達も一緒です。
パパっ子の娘はともかく、高校生になってからというもの「親と出掛けるなんて以ての外」と言わんばかりの息子の同意を得るのがひと苦労でした。


エルサレムを過ぎて南下していくとこんな感じで砂漠地帯が開けてきます。






遊牧民ベドウィンの集落がちらほら。


まもなく海抜ゼロ地点



ここが海抜ゼロ地点。車を停めるスペースがあったので記念撮影。



死海の北寄りのビーチに到着。ここのビーチは家族4人で240シェケル。日本円でおよそ7400円くらい。


向こうに見えるのはヨルダン。見えないけれど、この死海上に国境があるらしい。


浮かぶ人、浅瀬で泥を塗る人など様々。


浮かんでいるのがわかるかな?


実際、ものすごい浮力なので、普通の海やプールの感覚で臨むとかえってバランスを失います。
誤って海水を飲んでしまわないためにも(←体内に摂取するには危険な塩分濃度)、全身の力を抜いて委ねてしまうのがコツ。
そうすると、水上なのにソファーベッドに横たわっているような状態で、世間話なんかもできてしまう不思議な場所です。
生温い海水に抱かれる安心感から、胎児は母親のお腹の中でこんな風に浮かんでいるのかなと遥か昔のことを想像。


泥を塗り合う父と子。


私も天然泥パックをしてきました。洗い流した後のスベスベ感は癖になりそう。
死海の泥はミネラルをふんだんに含んでいて肌にとても良いのだとか。

死海はなぜ「死海」と呼ばれているのかというと、塩分濃度が高すぎて生物が生息できないからです。
日本語でも英語でも「死の海」ですが、現地のヘブライ語では「塩の海」と呼んでいます。
死海は観光目的のみならず、皮膚疾患の療養に多くの人が訪れる場所でもあります。


エルサレム然り、死海も然り、こんな世界的なスポットに日帰りで行けてしまえるなんてなかなか贅沢だなと思いました。


帰りはアラブ系住民の村にある、2010年に巨大フムスでギネス記録を達成したお店『アブ・ゴーシュ』で食事。




ナマステ&シャローム
Nozomi

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