関西創価小のモットーのひとつに
「基本は力、持続は力」とある。創立者から送られた言葉だ。アンジェリック、ビクトワールのメンバーは04年秋から「ゼロゼロ作戦」を敢行している。
「”ゼロの日をゼロにしよう”という意味なんです。基礎練習に特別休暇は無い、て言うてますねん。
やったりやらへんかったりするほうが、よっぽどしんどい。それに一日の空白は怖い。カウントがリセットされ、技術が一気にレベルダウン。そのことを子供たちが言い出した。実感ですよね。『ゼロでなかったらええ』というのは、すごい気持ちが楽なんです。あるメンバーが『熱のあるときで日でも、楽譜を一瞬見るだけなら出来る』というわけです。『それでええやないか』と。ウサギとカメのウサギみたいにガーンといくのは、結局疲れてどこかで休んでしまうんです。
その日がゼロではないということ。そして、それをコツコツ続けること。それはすごい自信になるんです」
創立者が指し示してくれた
「持続は力」の真の意味。

【『潮』2月号 音楽を通して 人間を育む 関西創価小学校より抜粋】
全国レベルのコンクールにおいて、数々の優秀な成績を残している
関西創価小学校の「アンジェリック・ブラスバンド」と「ビクトワール・合唱団」。
小学生の域を超えた素晴らしい音楽を紡ぎだす、彼らの成長の軌跡をレポート---