名字の言 2006.1.12
▼この春の完成へ、建設が順調に進む「創価女子会館」。学会本部近くの建設現場には、「女性の世紀」の希望のシンボルにふさわしい、曲線を生かした優しい外観が姿を現しつつある
▼新会館建設の槌音に呼応するように、全国の津々浦々で「女子部大発展の新時代」が到来している。女性の力を生かすのは「世界の常識」。まだまだ遅れているわが国にあって、平和、と幸福のスクラムを広げる創価の女性は、まさに〝日本の光明″だ
▼28年前の第2回鼓笛隊総会に出演した、現在の婦人部のリーダーが語っていた。「あの日は小雨でした。開会前、壮年部や男子部の方が、グラウンドの水たまりに砂をまいたり、ぞうきんで水を吸い取ったり……。私たちが伸び伸びと活躍できたのも、女子部を守ってくださる方々がいたからこそ。今度は私が女子部を最大に応援します」
▼日蓮大聖人が「草木は大地なくして生長することはない」(御書900ページ、通解)と教えられているように、壮年・婦人部など女子部を育てる盤石な「大地」があってこそ、女子部という「花」は満開に咲き誇る
▼女子部が輝けば未来は輝く。女子部が伸びれば学会は伸びる。最高の青春を歩む女子部の友を心から讃え、最大に応援していきたい。 (川)
北斗七星 2006.1.12
◆「鷓鴣啼く処百花香る」。吉祥の鳩(鷓鴣)が啼く園に香る「百花」とは? 全ての人々がその人らしく最高に輝くさま
◆筆者の千宗旦は祖父・千利休を自刃させた秀吉や家康との緊張関係の果て、三千家(表、
裏、武者小路)の祖となった大宗匠。侘びに徹し「乞食宗旦」の異名も
◆宗旦の一幅が掛けられた東京・三井記念美術館では書にふさわしい企画展(『日本橋絵巻』2月12日まで)が開催されている。眼目は『熙代勝覧』(筆者未詳、ベルリン東洋美術館蔵)。200年前の神田今川橋から日本橋南岸まで760㍍にわたる商家を微細に描いただけではない。十軒店では雛市をのぞく赤い着物の少女など、往来の老若男女が12㍍にも及ぶ絵巻に浮かぶ「百花香る」光景が眩しい
◆同時出品された鍬形恵斎筆『江戸名所の絵』『江戸一目図屏風』は亀戸上空から錦糸町、隅田川、日本橋、江戸城、富士を俯瞰する。対岸の日本橋などの繁栄に比べ、錦糸堀(置いてけ堀)界隈の閑散は対照的だ
◆置いてけ堀とは? 釣り人が帰ろうとすると「(魚を)置いてけ、置いてけ」の声がして、魚寵から魚が消えたとか。かつて同地域は繁栄から、置いてきぼりにされた地域だった
◆昨年来、『下流社会』(三浦展著)つまり、置いてきぼり層肥大化への論調が目立つ。
「百花香る」施策の考察を切に望みたい。 (芙)
▼この春の完成へ、建設が順調に進む「創価女子会館」。学会本部近くの建設現場には、「女性の世紀」の希望のシンボルにふさわしい、曲線を生かした優しい外観が姿を現しつつある
▼新会館建設の槌音に呼応するように、全国の津々浦々で「女子部大発展の新時代」が到来している。女性の力を生かすのは「世界の常識」。まだまだ遅れているわが国にあって、平和、と幸福のスクラムを広げる創価の女性は、まさに〝日本の光明″だ
▼28年前の第2回鼓笛隊総会に出演した、現在の婦人部のリーダーが語っていた。「あの日は小雨でした。開会前、壮年部や男子部の方が、グラウンドの水たまりに砂をまいたり、ぞうきんで水を吸い取ったり……。私たちが伸び伸びと活躍できたのも、女子部を守ってくださる方々がいたからこそ。今度は私が女子部を最大に応援します」
▼日蓮大聖人が「草木は大地なくして生長することはない」(御書900ページ、通解)と教えられているように、壮年・婦人部など女子部を育てる盤石な「大地」があってこそ、女子部という「花」は満開に咲き誇る
▼女子部が輝けば未来は輝く。女子部が伸びれば学会は伸びる。最高の青春を歩む女子部の友を心から讃え、最大に応援していきたい。 (川)
北斗七星 2006.1.12
◆「鷓鴣啼く処百花香る」。吉祥の鳩(鷓鴣)が啼く園に香る「百花」とは? 全ての人々がその人らしく最高に輝くさま
◆筆者の千宗旦は祖父・千利休を自刃させた秀吉や家康との緊張関係の果て、三千家(表、
裏、武者小路)の祖となった大宗匠。侘びに徹し「乞食宗旦」の異名も
◆宗旦の一幅が掛けられた東京・三井記念美術館では書にふさわしい企画展(『日本橋絵巻』2月12日まで)が開催されている。眼目は『熙代勝覧』(筆者未詳、ベルリン東洋美術館蔵)。200年前の神田今川橋から日本橋南岸まで760㍍にわたる商家を微細に描いただけではない。十軒店では雛市をのぞく赤い着物の少女など、往来の老若男女が12㍍にも及ぶ絵巻に浮かぶ「百花香る」光景が眩しい
◆同時出品された鍬形恵斎筆『江戸名所の絵』『江戸一目図屏風』は亀戸上空から錦糸町、隅田川、日本橋、江戸城、富士を俯瞰する。対岸の日本橋などの繁栄に比べ、錦糸堀(置いてけ堀)界隈の閑散は対照的だ
◆置いてけ堀とは? 釣り人が帰ろうとすると「(魚を)置いてけ、置いてけ」の声がして、魚寵から魚が消えたとか。かつて同地域は繁栄から、置いてきぼりにされた地域だった
◆昨年来、『下流社会』(三浦展著)つまり、置いてきぼり層肥大化への論調が目立つ。
「百花香る」施策の考察を切に望みたい。 (芙)