2018奥日光ベルギー王国大使館別荘特別公開

2018　6/9　奥日光中禅寺湖畔　ベルギー王国大使館別荘

明治期より国際避暑地として栄えてきた奥日光中禅寺湖畔。現在では、その役目を終えた英国大使館別荘とイタリア大使館別荘が栃木県に寄贈され、別荘記念公園として一般公開されています。一方、ベルギー・フランスの大使館別荘は現在も現役。そのベルギー大使館別荘が建築90年を記念し、また「栃木デスティネーションキャンペーン」特別企画として2018年6月の特定日にのみ公開中。


11時ごろ訪れたが近くの駐車場　歌が浜／立木観音　は満車・・　入口には行列、1列に並んで・・6月土日月の期間限定で無料入館だからか


今回初めて一般に特別公開されるベルギー王国大使館別荘は、昭和3年(1928年）、大倉財閥2代目総帥でありホテルオークラの創始者・大倉喜七郎男爵がベルギー王国大使館の夏季別荘とするため建設し、当時のベルギー王国のアルベート国王に寄贈したもの。現役の大使館別荘として使われている。


玄関にかけられた紋章。黄色いライオンを含む黒い盾（旧ブラバント州の紋章）の上に王冠を戴いている


風光明媚な景色に囲まれ、国際避暑地として発展した中禅寺湖畔に残る大使館別荘・旧大使館別荘４館のうちのひとつで、ほかの３館（イギリス、イタリア、フランス）が、和洋折衷の建築様式を持つのに対し、純洋風の建物であるのが特徴。
1階のホール、サロン１，２、ベランダのみ公開