徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

ビデオカメラの遍歴 1990~2012

2021-02-28 22:44:33 | 2021栃木歳時記
年末に、家財道具や電気製品の不要なものを処分整理したときに、出てきたのがかつてのS-VHS ビデオカメラ
PANASONIC S-VHS ビデオカメラ NV-M50
30年以上前に購入、確か25万円ほどしたと思う。 それでも、VHSテープ対応の巨大な家電用ビデオカメラがその前に出ていたが、安く小さくなったと感じたものだった。 久しぶりにバッテリーを付けて電源を入れてみるものの動かない。しばらくして煙が本体から出てきてご臨終となった。 さすがにもう修理できない。使う事もなかろうし。 子供の出生成長記録が撮影のメインだった。それらの映像遺産は結婚するときにVHSからDVDに変換して記念品として渡した。 そのほかにオフロードバイクで林道を走ったりツーリングしたときにリュックに入れて背負っていった。大きくて重いので緩衝材に包むとそれでリュック一杯になってしまう。それでいてバッテリーは撮影1時間未満しか持たなかった。予備1個のバッテリーしか持っていなかった。 今にしてみると重くてでかい。


ハードケース附属、バッテリパック1個付き、付属品 DC電源/バッテリー充電器、AVケーブル、S-VHSケーブル 等
北米EUROではPanasonic NV-MC10 の異なる型番で1987年に発売されている
バッテリーはニッカドタイプDC9.6V 



取説が残っていたのでスペックを記載しておく

PANASONIC S-VHS ビデオカメラ NV-M50
ビデオ・画質: アナログHQ S-VHS-C/VHS-C
重量1.4KG    バッテリー重量240g
電源DC9.6V 消費電力9.3W
外寸125×161×288mm
自動絞り6×パワーズームレンズ F1.2/8.5-68mm
2/3インチ電子ビューファインダー   イメージセンサー 1/2インチCCD
ビデオ色解像度 VHS 230ライン以上
最低照度 9ルックス    標準被写体照度1,400ルックス


このビデオカメラで撮った映像テープはまだ保管してある。日付を観ると1989-99年で その期間で使用していたようだ。
再生はVHSと大きさが違うのでそのままではVHS再生デッキに入らないが、カセットアダプタを装着すれば再生可能である
dvd-videoのオーサリングするときの解像度はフレーム幅 704   フレーム高 480   30フレーム/秒
で低解像である まあテープ代を節約のため3倍モードで記録した物も多いので・・
テープ録画時間20分 3倍モードMAX60分 尚のちに30分の物も出た 当時のテープ価格はもう忘れてしまっている、
VHS-C20分で2個800円位  S-VHS-Cで2個1400円位だったろうか  現在ではもう手に入らない



次は現状保管でまだ稼働状態のデジタルビデオカメラ「VL-DC5」  シャープ株    1998/8/21 発売   標準価格:230,000円
内容物 本体と充電台  リモコン ケーブル等



液晶画面からペンで文字やイラストを映像に書き込めるデジタルビデオカメラ
液晶の画素数を従来の11.2万画素(VL-DC3)から18.4万画素に向上させたほか、輝度、透過率を向上させ太陽光の下でも見やすくなったとしている。
【主な仕様】
・CCD:1/3インチ(総画素66万、有効画素32万)
・レンズ:4.5~45mm(35mmフィルム換算で47~470mm相当)、F1.8~2.8、10倍ズームレンズ
・入出力端子:DV入出力、S映像出力、AV出力
・バッテリ持続時間:標準バッテリ 約3時間、高容量バッテリ 約8時間
・サイズ(幅×奥行き×高さ):143.5×65×96.5mm
・重量:約560g(本体のみ)、約750g(バッテリ、DVテープ含む)



「VR-KTD5P」(35,000円)に含まれる「プリントシステムベース」に接続することで、切手サイズのシールを印刷できる。
しかし、これは全くといっていいほど使った記憶がない


この「プリントシステムベース」は別売で買った記憶がないので、本体を買ったときおまけでついてきたと思う。
さて本体含め、いくらで購入したのか記憶が定かでない


バッテリーパックはリチウムイオン蓄電池だが、どこかに逝ってしまった。 充電台からバッテリアクセサリケーブルをバッテリパックを入れる本体部に接続し、稼働することができる


レンズ太本体は回転できる。 テープは小型ビデオカメラ用のMiniDVを開閉部から挿入する


ビデオヘッド部の回転シリンダー部が見える VHS-Cカメラの物より小型
しかし、この手前に開いてテープを入れて、開閉した扉を閉じると再生できる構造なのだが、一連のメカ部の動きが怪しくなってきている


再生せず再度開閉ボタンを押しても、開かないことがあるのだ。 いよいよこちらも寿命かな?
VHS-Cカメラのテープ再生と異なり、MiniDVカメラのテープ再生できる環境は、このカメラシステムしかないのだ(本体からs端子ケーブルをTVもしくはHDビデオデッキにつないでみる)


記録されたMINIDVテープは1999-2012年で 本数はVHS-Cのテープから比べると圧倒的に少ない。子供の成長記録が成長したので撮影回数が減ったこと、対象が旅行や風景に移行したことが要因だろう
MiniDVテープについては、それまで広く用いられていた8ミリビデオ(Hi8)やVHS-C(S-VHS-C)などアナログ方式のビデオカメラと比較すると、より小型軽量化され、圧倒的に高画質である。記録時間はDV形式のビデオを標準(SP)で60分、長時間(LP)モードで90分となっている。  テープの価格については記憶がほとんどない。


ビデオカセットテープの比較
VHS と VHS-C と MINIDV

VHS-サイズ :横幅188mm×縦104mm×高さ25mm
VHS-Cサイズ:横幅92mm×縦52mm×高さ23mm(VHS-CのカセットサイズはVHSフルカセットのおよそ3分の1)
MiniDVサイズ  :横幅66mm×縦48mm×高さ12mm

(参考:8mmビデオ(Video8)サイズ:横幅95mm×縦82mm×高さ10mm)




ついでにwiki~からのうんちく
VHS-Cは、VHSの小型テープで日本ビクター(現・JVCケンウッド)によって開発された規格  1982年(昭和57年)に規格がまとめられた
当初は8ミリビデオと激しいシェア争いを展開していたが、1989年にソニーが小型タイプの8ミリビデオカメラ「ハンディカム・CCD-TR55」を発売し、爆発的にヒットさせると市場は大きく8ミリに傾いた。録画時間の短さやテープのたるみの問題からVHS-Cは敬遠され、8ミリビデオが普及した
1995年(平成7年)秋にはDV規格が登場。その後、ビデオカメラの市場はDVやメモリーカードタイプなどに置き換わっていき、VHS-Cのカムコーダは販売を終了。VHS-C生テープとヘッドクリーニングテープに関しては2012年と2013年、カセットアダプターは2014年に全てのメーカーで販売が終了


DV(ディーブイ)とは、1994年HDデジタルVCR協議会より家庭用として発表されたデジタルビデオの規格のひとつ。開発当初はハイビジョン映像を弱い圧縮で記録するVTRであったが、製品としては1995年にSDテレビ映像を記録するビデオカメラ(カムコーダ)からスタートした。その後HD記録の製品化が進まない中、SD記録の製品が普及してDV = SD映像規格となり、HD記録・圧縮されたテレビ放送の記録については事実上廃案となった。テープは小型ビデオカメラ用のMiniDV(ミニ ディーブイ)と、据え置き型デッキ用の標準DV(スタンダードカセット)の2種類存在する。MiniDVのカセットサイズは横6.6×縦4.8×厚さ1.2cmで、記録時間はDV形式のビデオを標準(SP)で60分、長時間(LP)モードで90分となっている[MiniDVについては、それまで広く用いられていた8ミリビデオ(Hi8)やVHS-C(S-VHS-C)などアナログ方式のビデオカメラと比較すると、より小型軽量化され、圧倒的に高画質である
テープ価格が下落した2000年代前半に、家庭用ビデオカメラの市場は一気にDV方式へと移った。当時ビデオカメラを発売していたソニー・松下電器産業(現・パナソニック)・日本ビクター(現・JVCケンウッド)・シャープ・キヤノン・日立製作所から発売されたほか、京セラなどカメラメーカーもOEMで参入した。
その後、記録メディアに直径8cmのDVDを使用するものや、小型ハードディスク(1.8inch、1inch径)、SDメモリーカードなど半導体のフラッシュメモリを使うカムコーダが各社から相次いで発売され、DVカメラの市場は先細りとなった。2000年代後半以降、放送規格のハイビジョン化の趨勢の中、カムコーダにもハイビジョン対応が求められるようになり、DV規格の機器の生産は終了した

続く~







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