徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

鞍馬の火祭り 10/22(土)

2011-10-30 00:22:37 | 京都散歩
10/22(土)は時代祭りを見てから宇都宮に帰省し、翌日のサイクルロードレースを見る予定であったが、時代祭りが雨予報を心配し翌日に順延になったので帰省取りやめ。鞍馬の火祭りは当初予定していなかった。人出がすごいという事、交通の便が悪く、戻ってこられなくなる恐れあり と聞いていたので。
しかし土曜日の時代祭りが翌日に順延となり、土曜日で夜遅くなってもかまわない、めったに見られない祭り(10/22の通常平日開催)ということで、14時半頃出発。JR京都駅から 七条京阪駅まで歩き、出町柳駅まで15分260円。出町柳15時20分着、なにやら駅員が混雑整理のためか連絡通路の一部をシャッターで閉鎖していた。
叡山電車の改札付近には人がたまっていて駅員から往復切符820円を買う。15時30分初の電車には既に満員で乗れず、15:45分初に乗る。座ることが出来たが2両編成の電車はラッシュ状態。祭り開始は18時からなのだが、この時間でこの状態だとこの後の待ち時間はどのくらいなのか。
途中の駅からわずかばかりの人が乗り込むがこの状態ではキャパシティがないので、始発駅から乗り込むのがBEST。また他の文献から・・
当日の午後より、鞍馬へ向かう交通機関は叡電鞍馬線のみとなるが、この路線は2両編成の山岳路線のため輸送力に限りがあり、増発はされるものの当日夕方の鞍馬行きは乗車するまでに出町柳駅などでかなりの待ち時間が発生する(夜間の復路の乗車も同様である)。なお、鞍馬集落内に収容できる人数を超えた時点で、鞍馬行きの乗車券の販売は中止となる。

叡山電車は火祭当日に増発しており、近年の例では鞍馬発は0:22までありますが、これに乗っても出町柳駅で京阪電車に乗り継ぐことはできません。
ので帰りはお早めに

途中雲行きが怪しくなりなんと雷が鳴り出した。土砂降りの雨も。自転車で来ることも考えていたが、こなくてよかった。30分で鞍馬駅着。
まだ人通りは少ないので

そぞろ歩きで
鞍馬寺の石段下



神輿があった

大松明
大人2、3人が担ぐもっとも大きな松明。長さ4メートル近く、重さ約100キロ、直径は最大で1メートル。
この他にも
中松明
中、高校生が担ぐ。重さは60キロほど。
小松明
小学生が持つ。重さは約30キロ。
トックリ
幼児が持つもっとも小さなもの。とっくりに形がにていることからその名がついた。

雨の鞍馬街道、古い町屋造りの家が並んでいるのでまず見学






祇園際の時の屏風祭(祭りの間所蔵する屏風や工芸品などを飾り客をもてなすならわし)と同じ 各家の展示














祭りのあらまし
 毎年10月22日に行われる。午後6時、「神事にまいらっしゃれ」の合図で、各戸にかがり火が灯される。トックリ松明を手にした幼児が、街道一帯を往来した後、小型と中型の松明を担いだ小中高生が加わり、最後に大松明を担いだ若者らが現れる。一行は鞍馬太鼓が打ち鳴らされる中、「サイレヤ、サイリョウ」と囃(はや)し、街道を練り歩く。
「サイレイヤ、サイリョウ」(祭礼や、祭礼の意)










格子戸の明かりが軟らかい

大松明はとても重そうだ



雨が降っているから燃えすぎず丁度いいのかも






鞍馬集落が狭隘なため、収容できる人数は物理的に限られている。また、集落内は立ち止まって見学することが難しい場所もあり、特に鞍馬寺山門前は見学者が立ち止まることを禁止されるため、神輿が下るシーンなどをよく見える場所で見学することは難しい(一部の氏子関係者や、集落内の民家で見学する際はこの限りではない)。
当日は雑踏警備の一環として、鞍馬寺山門周辺の道路は歩行者一方通行規制が敷かれる。鞍馬駅より山門前(石段下)を経由し鞍馬温泉方面へ向かう途中から道路を外れ、沿道の民家の裏側を流れる川の対岸へ渡ったあと南へ下って鞍馬駅の南方に合流する。

で、ずっと歩き続けるけることになる。見学する場所は鞍馬街道沿いの歩きながらの写真撮影。雨が降ったりやんだりで皆傘をさしておるので
さらに渋滞するし見づらい。川の裏手に回ると祭りの進行によって鞍馬街道に戻るのにかなり待たされることもあった。駅に出ると電車に乗る組と祭鑑賞組に別れ、鑑賞組は再び山門前へと向かう。立ち止まり禁止といっても渋滞箇所かなりあり。4週したかな

剣鉾が最後に太鼓の音と共に集落を通過する


神社の下に松明が集まりだした。これからが祭りのクライマックス(500本のたいまつを担いで練り歩き、山門の近くに集結。たいまつの炎を夜空に向けて突き立てる)なのだが、人垣で火しか見えない。またカッパを着て傘を差さずに歩いていたので結構体が湿ってきた。何より本当に戻れそうにない気がしてきたので 21:30の電車で返る。返りもぎゅうぎゅう詰め。
いやー疲れた。




京都市左京区鞍馬本町の由岐神社一帯で行われる
鞍馬の火祭とは
 平安時代中期、平将門の乱や大地震など、動乱や天変地異が相次いだ。940(天慶3)年、世の中の平安を願って、朱雀天皇の詔で御所に祭っていた由岐明神を北方の鞍馬に遷宮することで、北の鎮めとした。その際、松明、神道具などを携えた行列は、十町(約1キロ)に及んだとされる。この行列に感激した鞍馬の住民が由岐明神の霊験と儀式を後世に残そうと伝え、守ってきた。


午後8時ごろから、鞍馬寺の山門前の石段に、百数十本もの松明が集まり始める。燃え盛る炎がひしめき、沿道でも熱さを感じるくらいだ。やがて、祭りは最高潮に達し、合図とともに注連縄(しめなわ)が切られると、松明が石段下に集められて焼かれる。

 この後、若者が神輿(みこし)を迎えに石段を駆け上がり、祭りは「渡御」へ。神輿の前で幸神の儀が行われ、参道を下る際に石段を急に降りないよう、女性たちが綱を引く。一方、2人の若者が神輿の担い棒にぶら下がり、逆さ大の字に足を広げる。これは「チョッペン」と呼ばれ、かつて鞍馬の若者はこれを体験し、成人になると言われていた。最後に、神輿は御旅所に戻され、午前0時過ぎに祭りは終わる。

交通規制
火祭り当日の22日午後3時から23日午前2時まで、貴船口から鞍馬温泉入り口間の約2キロが車両(自転車含む)通行禁止となる。
火祭保存会は当日、鞍馬一帯に駐車場はなく、車で来ないよう呼びかけている。最寄り駅は、叡山電鉄 鞍馬駅。なお、駐輪場が貴船口(鞍馬小学校付近)に開設される。

人出
この日約8千人の見物客だったそう
PM 6:00 「サイレイヤサイリョウ」の掛け声とともに、松明が町内を練り歩く
PM 8:00 このころから鞍馬寺山門前に松明が集まり始める
PM 9:00 山門前に集結し、諸礼。
PM 9:30 このころ、注連縄伐りの儀を行い、神輿渡御、氏子巡行
AM 0:00 このころ、祭が終了




最新の画像もっと見る

コメントを投稿