【アメリカ合衆国での初回放送日 = 2006年11月13日】※今回、ようやくベネット氏の意図が明らかになる。(全部が本音だとは限らないけど…。)
インドのカニャクマリ地域の海岸。モヒンデル・シュレッシュ教授は家族や友人らの立会いのもと、父シャンドラの遺灰を海に撒く。大学の講義は来週から始まるが、幸い、学校側の計らいで、モヒンデルは何事もなかったかのように仕事に戻れるようになっていた。しかも、亡父のオフィスをそのまま使って良いという。
テキサス州(?)。アイザック・メンデスがベッドで目覚める。看病(?)しててくれたらしいイーデン・マケインが「すぐに完全にキレイになるわ(麻薬が抜けるという意味だろう)」と優しく言う。そして、イーデンはアイザックの不精ヒゲを剃ってあげながら、「あたしも同じ事をやったのよ」と明かす。
テキサス州ミッドランド市のBurnt Toast Diner。客の警官たちが朝食を摂りながらクロスワード・パズルをやっていた。彼らが凄く難しい設問で行き詰ると、ウェイトレスのチャーリーがあっさりと答を教える。
チャーリーは次にヒロと安藤のテーブルにやって来ると、ヒロの服に刺繍されている「場違い」という日本語を見て、その意味を言い当てる。
チャーリーは最近、「一度読んだものは何でも暗記できる」能力に目覚めたのだという。彼女は半年前の誕生日に日本語学習本をプレゼントされたばかりだったが、その本を読んだだけで、短期間で日本語をほぼマスターしてしまったのだ。
インド。モヒンデルは講義の準備のため、亡父のオフィスに赴く。(置物の螺旋模様に注目。)机には鍵がかかった引き出しがある。そこに昔の恋人のミラが現れる。彼女は先ほどの海岸での葬儀にも出席してくれていたが、気を遣って、その場では話しかけて来なかったのだ。
ミラはモヒンデルの父が唱えた新しい進化論をこき下ろした事もあり、モヒンデルとは気まずい関係になっていた。でも、今日は某会社の遺伝学研究チームの長としてモヒンデルをスカウトしに来たのだ。ミラが「今すぐ返事してくれとは言わないわ。でも、考えておいてくれるでしょう?」と訊くと、モヒンデルは「ああ、考えておくよ」と答える。
LAのFBI本部。オードリーはマットがLAPDの上司を殴った事を知り、「こっちの捜査にも支障が起こるかもしれないじゃない!」と叱る。とはいえ、彼女は「そうするしかなかったのなら仕方ない」と思ってるようだ。
オードリーとマットはテッドを尋問する。間もなく、DHS(ホームランド・セキュリティ=国家保安局)がテッドを引き取りに来る事になっており、時間がない。DHSはテッドがテロリストで、核物質を隠し持っていると早合点しているのだ。その誤解を解くためには一刻も早く、テッドから真相を聞き出さなければならない。
ミッドランドのダイナー。チャーリーがちょっと発音の怪しい日本語でヒロにさかんに話しかけ、2人はすっかり意気投合する。その様子を別のテーブルから見ている男がいた。男は念力でコーヒーカップを引き寄せるが、誰も気付いた様子はない。(多分、サイラーだろうね。)
LAのFBI本部。テッドが興奮し、その手に持ったグラスの中の水が沸騰し始め、オードリーとマットの放射能探知装置が緑(安全)から赤(危険)に変わる。このままでは建物ごと吹っ飛ばされかねない。マットはテッドを鎮めようとしながら、心を読む。
テッドは最近、「意識を失い、気付いた時には2日が過ぎていた」という経験をしたのだった。マット自身も同じような経験をしたばかりだ。ただ、テッドの場合、その経験を境にして、「周りの物がどんどん死んで(枯れて)いった」のだという。また、テッドは首に小さな印が付けられているのに気付いた。マットの身体にも同じ印が付けられているのである。(『Xファイル』のスカリー捜査官みたい?)
インド。モヒンデルは夢(?)を見ていた。父が超能力研究のためにアメリカに発つというのを止めようとして言い争った時の夢だ。モヒンデルは「父さんは笑い者になってるんだよ!」と言ったものだった。だが、父は自分の正しさが証明されるのは時間の問題だと信じきっていた。
LA。テッドはある夜、カンザス州のホテルのバーで酒を飲んでいたのだが、ふと気がつくとアリゾナ州におり、すでに2日が経過していたのだという。バーにはハイチ人の男がいたような気がする。テッドはその後、核エネルギーを発散するようになり、妻もそのために病気になったらしい。マットもやはり、そのハイチ人(ザ・クリーナー)を見かけた直後に意識を失ったのだ。マットの場合、ハイチ人と遭遇する前からテレパシー能力に目覚めていたが、テッドにしろ、マットにしろ、ハイチ人に何かをされた可能性が高い。
…と、ようやく事情が飲み込めて来たところにDHSの捜査官たちが現れ、テッドを無理矢理連行する。テッドは「ハイチ人を探せ!」とマットに向かって叫ぶ。
テキサス州にあるプリマテック製紙会社(Primatech Paper Company)。ベネット氏(社主らしい)が出勤し、カードキーを使って奥の部屋に入る。イーデンがアイザックの世話をしている部屋である。
ベネット氏は部屋のあちこちに置かれた絵に描かれたクレアの姿を眺め、アイザックに「サイラーという男が特殊能力者を殺し回っているのだ」と、事情を説明する。ベネット氏の娘のクレアも明日開催される学校のホームカミング祭でサイラーに殺される運命にあるらしい。
ミッドランドのダイナー。チャーリーがキッチンに行き、大きなトマトの缶詰を開けていると、その頭部から血が流れ出す。サイラーにやられたのだ。(「トマトの缶詰=人の頭」という対比になっている。それにしても、営業中のレストランのキッチンにしては静か過ぎる?)
チャーリーはとてもチャーミングで良い子だったのに、登場していきなり死んでしまうとは…!!
ヒロはショックを受けるが、「殺しの手口(頭をスライスされて脳を盗まれる)が未来で見たアイザック(イサックさん)の場合と同じ」という点に着目する。先日もラスベガスでポーカー相手を見殺しにしてしまったが、この上、チャーリーも死なせてしまうようではヒーロー失格だ。ヒロは安藤の「どこに跳ぶかわからないから危険」という忠告を押し切り、チャーリーの死を未然に防ぐため、過去に跳ぶ事にする。
安藤の目の前からヒロが消える。ヒロは「5つ数えるうちに帰って来るよ」と言っていたが、いつまで経っても戻って来なかった。(でも、チャーリーの誕生パーティーの写真にヒロが写っている!)
インド。モヒンデルは自分がまだ幼い頃に父と母が言い争っていた時の夢(ビジョン?)を見ていた。そこにサッカーボールが転がって来る。モヒンデルはサッカーボールを拾い、それを追って来た少年に投げてやる。少年は明らかにモヒンデルの存在に気付いた様子だ。
モヒンデルは母に「お母さんはお父さんに、僕は『彼女の代わりにはなり得ない』って言ったでしょう?どういう意味なんですか?」と尋ねる。その会話はモヒンデルが知らないはずのものだったが、ビジョンに登場したから、訊いてみる事にしたのだ。
母は短い沈黙の後、「お父さんも亡くなった事だし、もう話しても良いでしょう。実はあなたにはシャンティという姉がいたのだけど、5歳の時に死んでしまったのよ」と打ち明ける。父シャンドラは「シャンティは特別な子ども」だと言ってたという。(シャンティがどうやって死んだのかは語られないけど、もしかして、脳を盗まれたとか?)
テキサス州のプリマテック製紙会社。イサックはベネット氏に頼まれ、サイラーがクレアを殺すのを阻止する手掛かりとなる絵を描こうとするが、正気の状態ではやはり無理だった。ベネット氏によると、超能力の制御に成功する者もいれば、失敗する者もいるという。後者のケースは例えば、クレアの両親がそうだったらしい。クレアの両親は14年前、超能力使用で手違いを起こし、死んでしまった。そこで、子どもがなかなかできなかったベネット夫妻が孤児となったクレアを引き取り、これまで育てて来たのだという。
インド。モヒンデルは謎の少年が父シャンドラの机の鍵のかかった引き出しをこじ開けようとするのを見つけ、追いかける。外に出ると、そこはNYの街で、タクシーが停まっている。その運転席にはシャンドラがいる…と思ったら、後部座席にいる何者かによって父は殺されてしまう。
気がつくと、モヒンデルはシャンドラのオフィスにいた。また夢を見ていたらしい。いや、まだ夢を見ているのだろうか?謎の少年がまたもや現れ、モヒンデルに鍵を渡すのだった。
今度こそ本当に目を覚ましたモヒンデルはNYのアパートで見つけた父の手帳を出し、そこに挟まれていた鍵を手に取る。
テキサス。クレアが製紙会社に父を訪れる。ホームカミング祭で使うバナー用の紙が欲しいというのだ。この時、クレアはイーデンの顔を見てしまう。ベネット氏は「そこの左の部屋にいろいろあるから、何でも好きな物を持ってって良いよ」と言って娘を見送った後、イーデンと共に奥の部屋に入る。
ベネット氏はイーデンに「アイザックにヘロインを注射するよう説得してくれ」と命じる。イーデンは拒否しようとするが、ベネット氏が「私が君を見つけた時、どんな状態だったか覚えてるかね?」と言うと、渋々承知する。どうやら、麻薬中毒で手遅れになる寸前だったイーデンをベネット氏が救ったらしい。
LA。マットが帰宅すると、妻のジャニスが2人の思い出のアルバムを眺めていた。ジャニスは浮気を認める。それはあくまでも過去の出来事だというが、マットとジャニスの結婚も過去の物になってしまうのだろうか?
オードリーがマットに電話をかける。テッドがDHSに護送される途中、車を爆破して逃亡したのだという。
インド。モヒンデルが鍵のかかった引き出しを開けると、亡父の研究ファイルがあった。新聞記事等に混じるように入っていた写真にはビジョンに登場した謎のサッカー少年が映っている。どうやら、その少年も特殊能力者らしい。彼がモヒンデルにビジョン(実際の出来事?)を見せていたのだろうか?
テキサス。アイザックはトランス状態になり、絵を描き始める。
夜のベネット家。クレアが居間の床で、明日開催のホームカミング祭のためのバナーを描く姿をベネット氏が眺めている。果たして、自分は愛する娘の命を救う事ができるのだろうか?
今回はペトレリ兄弟、シモーヌ、ニキ(ジェシカ)、マイカ、DL、ザ・クリーナー、ザックの出番はなし。登場人物が多いと大変だよね。
インドのカニャクマリ地域の海岸。モヒンデル・シュレッシュ教授は家族や友人らの立会いのもと、父シャンドラの遺灰を海に撒く。大学の講義は来週から始まるが、幸い、学校側の計らいで、モヒンデルは何事もなかったかのように仕事に戻れるようになっていた。しかも、亡父のオフィスをそのまま使って良いという。
テキサス州(?)。アイザック・メンデスがベッドで目覚める。看病(?)しててくれたらしいイーデン・マケインが「すぐに完全にキレイになるわ(麻薬が抜けるという意味だろう)」と優しく言う。そして、イーデンはアイザックの不精ヒゲを剃ってあげながら、「あたしも同じ事をやったのよ」と明かす。
テキサス州ミッドランド市のBurnt Toast Diner。客の警官たちが朝食を摂りながらクロスワード・パズルをやっていた。彼らが凄く難しい設問で行き詰ると、ウェイトレスのチャーリーがあっさりと答を教える。
チャーリーは次にヒロと安藤のテーブルにやって来ると、ヒロの服に刺繍されている「場違い」という日本語を見て、その意味を言い当てる。
チャーリーは最近、「一度読んだものは何でも暗記できる」能力に目覚めたのだという。彼女は半年前の誕生日に日本語学習本をプレゼントされたばかりだったが、その本を読んだだけで、短期間で日本語をほぼマスターしてしまったのだ。
インド。モヒンデルは講義の準備のため、亡父のオフィスに赴く。(置物の螺旋模様に注目。)机には鍵がかかった引き出しがある。そこに昔の恋人のミラが現れる。彼女は先ほどの海岸での葬儀にも出席してくれていたが、気を遣って、その場では話しかけて来なかったのだ。
ミラはモヒンデルの父が唱えた新しい進化論をこき下ろした事もあり、モヒンデルとは気まずい関係になっていた。でも、今日は某会社の遺伝学研究チームの長としてモヒンデルをスカウトしに来たのだ。ミラが「今すぐ返事してくれとは言わないわ。でも、考えておいてくれるでしょう?」と訊くと、モヒンデルは「ああ、考えておくよ」と答える。
LAのFBI本部。オードリーはマットがLAPDの上司を殴った事を知り、「こっちの捜査にも支障が起こるかもしれないじゃない!」と叱る。とはいえ、彼女は「そうするしかなかったのなら仕方ない」と思ってるようだ。
オードリーとマットはテッドを尋問する。間もなく、DHS(ホームランド・セキュリティ=国家保安局)がテッドを引き取りに来る事になっており、時間がない。DHSはテッドがテロリストで、核物質を隠し持っていると早合点しているのだ。その誤解を解くためには一刻も早く、テッドから真相を聞き出さなければならない。
ミッドランドのダイナー。チャーリーがちょっと発音の怪しい日本語でヒロにさかんに話しかけ、2人はすっかり意気投合する。その様子を別のテーブルから見ている男がいた。男は念力でコーヒーカップを引き寄せるが、誰も気付いた様子はない。(多分、サイラーだろうね。)
LAのFBI本部。テッドが興奮し、その手に持ったグラスの中の水が沸騰し始め、オードリーとマットの放射能探知装置が緑(安全)から赤(危険)に変わる。このままでは建物ごと吹っ飛ばされかねない。マットはテッドを鎮めようとしながら、心を読む。
テッドは最近、「意識を失い、気付いた時には2日が過ぎていた」という経験をしたのだった。マット自身も同じような経験をしたばかりだ。ただ、テッドの場合、その経験を境にして、「周りの物がどんどん死んで(枯れて)いった」のだという。また、テッドは首に小さな印が付けられているのに気付いた。マットの身体にも同じ印が付けられているのである。(『Xファイル』のスカリー捜査官みたい?)
インド。モヒンデルは夢(?)を見ていた。父が超能力研究のためにアメリカに発つというのを止めようとして言い争った時の夢だ。モヒンデルは「父さんは笑い者になってるんだよ!」と言ったものだった。だが、父は自分の正しさが証明されるのは時間の問題だと信じきっていた。
LA。テッドはある夜、カンザス州のホテルのバーで酒を飲んでいたのだが、ふと気がつくとアリゾナ州におり、すでに2日が経過していたのだという。バーにはハイチ人の男がいたような気がする。テッドはその後、核エネルギーを発散するようになり、妻もそのために病気になったらしい。マットもやはり、そのハイチ人(ザ・クリーナー)を見かけた直後に意識を失ったのだ。マットの場合、ハイチ人と遭遇する前からテレパシー能力に目覚めていたが、テッドにしろ、マットにしろ、ハイチ人に何かをされた可能性が高い。
…と、ようやく事情が飲み込めて来たところにDHSの捜査官たちが現れ、テッドを無理矢理連行する。テッドは「ハイチ人を探せ!」とマットに向かって叫ぶ。
テキサス州にあるプリマテック製紙会社(Primatech Paper Company)。ベネット氏(社主らしい)が出勤し、カードキーを使って奥の部屋に入る。イーデンがアイザックの世話をしている部屋である。
ベネット氏は部屋のあちこちに置かれた絵に描かれたクレアの姿を眺め、アイザックに「サイラーという男が特殊能力者を殺し回っているのだ」と、事情を説明する。ベネット氏の娘のクレアも明日開催される学校のホームカミング祭でサイラーに殺される運命にあるらしい。
ミッドランドのダイナー。チャーリーがキッチンに行き、大きなトマトの缶詰を開けていると、その頭部から血が流れ出す。サイラーにやられたのだ。(「トマトの缶詰=人の頭」という対比になっている。それにしても、営業中のレストランのキッチンにしては静か過ぎる?)
チャーリーはとてもチャーミングで良い子だったのに、登場していきなり死んでしまうとは…!!
ヒロはショックを受けるが、「殺しの手口(頭をスライスされて脳を盗まれる)が未来で見たアイザック(イサックさん)の場合と同じ」という点に着目する。先日もラスベガスでポーカー相手を見殺しにしてしまったが、この上、チャーリーも死なせてしまうようではヒーロー失格だ。ヒロは安藤の「どこに跳ぶかわからないから危険」という忠告を押し切り、チャーリーの死を未然に防ぐため、過去に跳ぶ事にする。
安藤の目の前からヒロが消える。ヒロは「5つ数えるうちに帰って来るよ」と言っていたが、いつまで経っても戻って来なかった。(でも、チャーリーの誕生パーティーの写真にヒロが写っている!)
インド。モヒンデルは自分がまだ幼い頃に父と母が言い争っていた時の夢(ビジョン?)を見ていた。そこにサッカーボールが転がって来る。モヒンデルはサッカーボールを拾い、それを追って来た少年に投げてやる。少年は明らかにモヒンデルの存在に気付いた様子だ。
モヒンデルは母に「お母さんはお父さんに、僕は『彼女の代わりにはなり得ない』って言ったでしょう?どういう意味なんですか?」と尋ねる。その会話はモヒンデルが知らないはずのものだったが、ビジョンに登場したから、訊いてみる事にしたのだ。
母は短い沈黙の後、「お父さんも亡くなった事だし、もう話しても良いでしょう。実はあなたにはシャンティという姉がいたのだけど、5歳の時に死んでしまったのよ」と打ち明ける。父シャンドラは「シャンティは特別な子ども」だと言ってたという。(シャンティがどうやって死んだのかは語られないけど、もしかして、脳を盗まれたとか?)
テキサス州のプリマテック製紙会社。イサックはベネット氏に頼まれ、サイラーがクレアを殺すのを阻止する手掛かりとなる絵を描こうとするが、正気の状態ではやはり無理だった。ベネット氏によると、超能力の制御に成功する者もいれば、失敗する者もいるという。後者のケースは例えば、クレアの両親がそうだったらしい。クレアの両親は14年前、超能力使用で手違いを起こし、死んでしまった。そこで、子どもがなかなかできなかったベネット夫妻が孤児となったクレアを引き取り、これまで育てて来たのだという。
インド。モヒンデルは謎の少年が父シャンドラの机の鍵のかかった引き出しをこじ開けようとするのを見つけ、追いかける。外に出ると、そこはNYの街で、タクシーが停まっている。その運転席にはシャンドラがいる…と思ったら、後部座席にいる何者かによって父は殺されてしまう。
気がつくと、モヒンデルはシャンドラのオフィスにいた。また夢を見ていたらしい。いや、まだ夢を見ているのだろうか?謎の少年がまたもや現れ、モヒンデルに鍵を渡すのだった。
今度こそ本当に目を覚ましたモヒンデルはNYのアパートで見つけた父の手帳を出し、そこに挟まれていた鍵を手に取る。
テキサス。クレアが製紙会社に父を訪れる。ホームカミング祭で使うバナー用の紙が欲しいというのだ。この時、クレアはイーデンの顔を見てしまう。ベネット氏は「そこの左の部屋にいろいろあるから、何でも好きな物を持ってって良いよ」と言って娘を見送った後、イーデンと共に奥の部屋に入る。
ベネット氏はイーデンに「アイザックにヘロインを注射するよう説得してくれ」と命じる。イーデンは拒否しようとするが、ベネット氏が「私が君を見つけた時、どんな状態だったか覚えてるかね?」と言うと、渋々承知する。どうやら、麻薬中毒で手遅れになる寸前だったイーデンをベネット氏が救ったらしい。
LA。マットが帰宅すると、妻のジャニスが2人の思い出のアルバムを眺めていた。ジャニスは浮気を認める。それはあくまでも過去の出来事だというが、マットとジャニスの結婚も過去の物になってしまうのだろうか?
オードリーがマットに電話をかける。テッドがDHSに護送される途中、車を爆破して逃亡したのだという。
インド。モヒンデルが鍵のかかった引き出しを開けると、亡父の研究ファイルがあった。新聞記事等に混じるように入っていた写真にはビジョンに登場した謎のサッカー少年が映っている。どうやら、その少年も特殊能力者らしい。彼がモヒンデルにビジョン(実際の出来事?)を見せていたのだろうか?
テキサス。アイザックはトランス状態になり、絵を描き始める。
夜のベネット家。クレアが居間の床で、明日開催のホームカミング祭のためのバナーを描く姿をベネット氏が眺めている。果たして、自分は愛する娘の命を救う事ができるのだろうか?
今回はペトレリ兄弟、シモーヌ、ニキ(ジェシカ)、マイカ、DL、ザ・クリーナー、ザックの出番はなし。登場人物が多いと大変だよね。
それにしてもCharlieの能力は学生なら誰しもがうらやむ能力ですよね。能力をバンバンつかってなんかやってやろうという感じもなく、ウェイトレスやってるのがいいのやら、もったいないやら。
しかしいきなり話が急展開しているような気がしますが、どうなんでしょう。あとSeven Minutes to Midnightってありますが、やっぱりTedが核爆発させちゃうんでしょうか。あー、はまってるなぁ。。。
ヒロが過去を変えてしまったら2つの時間軸が存在することになっちゃいますよね。この問題をどう扱うのか楽しみです。
次回の予告でピーターがクレアと一緒に血だらけになってるシーンがありましたけど、ピーターはどうやってクレアのとこにたどり着いたんでしょうか??めっちゃ気になります。1週間が待ちきれません
そして『場違い=I don't belong here.』って言葉が絶対この先(それとも過去?)なにか関わりがありそうなんですがジョウさんはどう思われます?
double07さん、私もヒロはチャーリーのおかげで英語が上達するんじゃないかと思います。
tinkerさん&double07さん、「場違い」は確かに「アメリカ製日本語」っぽい言い方ですけど、時空間を旅する者が常に感じる「外部者(ハグレ者)」的な心境をよく表してる言葉だと思います。Samさんがおっしゃるように複数の時間軸が存在しているとするなら、「場違い」は「自分は間違った時間軸にいる」という意味にもなりますから、なるべく広い解釈ができる言い回しを選んだのではないでしょうか?
ヒロや安藤のセリフもいかにも日本人が言いそうな事(「アメリカ人は○○○ばっかり食べてるから太るんだ」、「アメリカにも良い人いるじゃん」等)が多いですから、日本人(ヒロ役の人?)のアドバイザーがいるんだろうと思います。(だったら、安藤の発音をもっとどうにかしてくれても良さそうですけど。)
*サイラー=未来のピーター
*サイラー=謎のサッカー少年
*謎のサッカー少年=過去のモヒンデル→シャンティの死を悲しんだ両親がサッカー少年を養子に迎えた&モヒンデルは自分が超能力(逆テレパシー?時間移動?サイコメトリ?)を使っている時の記憶が必ずしも残らないので、過去の自分が現在の自分に働きかけた事を覚えていない。
*モヒンデルの父も超能力者だった&サイラーに殺された(脳を取られた?)。
*ヒロは過去に戻ったものの、「チャーリーを救うと、その副作用でもっとヒドイ事が起こってしまう」と悟り、断念した。
*ヒロが戻って来ないのは死んじゃったから。
*サイラーは他の超能力者の脳を吸収する(食べる?)事により、その力を得る事ができる。
*仮に「サイラー=未来のピーター」だとすると、脳の中の超能力を司る部分だけを取り出して持ち歩く事により、同じ力を使う事ができる(ピーターは傍にいる超能力者の力を一時的にコピーできるので)。
*ベネット氏の話から、サイラーは念力だけでなく凍結能力も持っていると思われるが、それは他の超能力者の脳から吸収したもの?それとも、凍結犯は別人なのか?
*脳はどこかのラボで生かされている。
*実はサイラーこそが真のヒーローで、脳を取られたのは将来、災いをなす事になっている者ばかり。
*サイラーは超能力者の脳を集めて作られた人造人間(合成人間)。
皆さんはどう思いますか?
1. Hiroは時間軸移動に関しては制御できないため、過去に戻るのと同様、現在の時間にうまく戻れなかった。
2. 1日なら5秒で行き来できるがはるか昔に行ったから単純に時間がかかっているだけ(Hiroは戻ってくる)。
3. 戻る日付を忘れた。
なんてどうでしょう。Peterは力を使っているところを見ないとコピーできないようなので、CharlieやClaireのように自分で発動しないタイプを狙っている?? 僕は、みんなの反感買いそうですが、、、SylerはMicah君が大人になった姿かなー、って思ってたんです。ダースベーダーみたいに。小さいながらに一助けに憧れているし、パパやママの能力を見て、トラウマになって... そうであってはほしくないけれど。
脳は培養して、複製して、移植してそう。意外にみんなクローンだったりして。
マイカ=サイラー説もいかにもありそうですよね。
仮説といえば、クレア役のヘイデンちゃんのインタビューが『TV Guide』誌に載ってますが、彼女の推理もことごとく外れてるんだとか…。
はは、出演者も予想しながら脚本読んでるんですね。一番推理できていないのは、あの無残なClaireの姿の数々だったり...