アメリカに暮らす

アメリカのTV番組や日常生活等について綴ります。ニュースのネタバレ度は弱~中、エピガイのネタバレ度は強です。

Heroes 1-11 "Fallout"

2006年12月07日 | TV: Heroes
【アメリカ合衆国での初回放送日 = 2006年12月4日】※驚愕の事実が明らかになったところで終わる…というクリフハンガー。続きは1/22より放送予定。

テキサス州オデッサ。ベネット氏はクレアを家に連れて帰る。クレアの顔や衣服に着いた血は乾いており、傷もすでに癒えている。クレアは「あたしのこと、怒ってるの?」と恐る恐る訊く。帰りの車中、ベネット氏がずっと無言だったからだ。だが、彼は考え事をしていただけだという。

ベネット氏は「私はおまえの能力のことを以前から…おまえ自身が気付く前から知ってたんだ」と明かす。そして、クレアの安全と秘密を守るため、人には言えないような事もやってきたのだという。母のサンドラは何も知らないらしい。

クレアが「ライル(弟)とザック(友人)もあたしの能力について知ってるのよ」と明かすと、ベネット氏は「これ以上、誰にも言わないように」と指示する。ザックが撮影した証拠ビデオも全て処分しなければいけない。ベネット氏はクレアを殺そうとした男(サイラー)を拘束もしくは始末したようだが、他にも似たような奴らがいるというのだ。

オデッサ警察署の留置場。ピーター・ペトレリの独房に兄のネイサンが現れる。ネイサンは「おまえがトラブルに巻き込まれて俺が救ってやるっていうパターンだよな」と苦笑いし、「ともかく、おまえが無事で良かった」と言いながら、ピーターを独房の外に導く。

ピーターはクレアやアイザックやヒロの事…そして、「世界を救う」という自分の使命について早口に説明する。ピーターが「だけど、核爆発を止めるなんて、俺にはとてもできそうもない」と言うと、ネイサンは「そりゃあ、できるわけないさ」と答える。ふと気付くと、それはネイサンではなく、サイラーだった。

ピーターが飛び起きると、そこはまだ独房の中だった。今のは悪夢…いや、ヴィジョンだったのだろうか?(誰かがピーターにヴィジョンを送ったのか?)

ユタ州のハイウェイ脇(時間が前後してる?)。ジェシカ・サンダーズが木陰から高性能ライフルで道路の反対側にいるDL・ホーキンズに狙いをつけ、引き金を絞る。弾は車に乗ろうとしていたDLの右肩を貫く。DLが伏せる。2発目がタイヤを射抜く。(わざと外した?)

ジェシカはハイウェイを行き来する車を無視するかのように早足で道路を横切る。だが、彼女がDLの車に着いた時、DLとマイカはすでに森の中に逃げてしまっていた。

DLはマイカを連れて森の中をしばらく歩いた後、「自分の足跡を辿って逆戻りするんだ」と指示する。そして、ある程度戻ると、今度は(足跡を消しながら?)別の方向に進む。

マイカは「パパを撃ったのはジェシカだよ。ママがわざとパパを傷付けるわけないもん」と一所懸命に母親を弁護する。

やがて、2人は無人の山小屋を見つける。DLは壁抜け能力を使って腕を戸に突っ込み(そのまま全身で入ってもよさそうなもんだけど?)、鍵を開ける。マイカは父の能力に目を瞠る。

DLはマイカに手伝ってもらって肩の応急処置を始めるが、出血多量のせいか、あるいは「とりあえずの隠れ家が見つかった」という安心感からか、意識を失ってしまう。

テキサス州。プリマテック製紙会社。ベネット氏が奥の部屋に監禁してあるサイラーを訪れる。部屋は特殊鋼と厚いガラスで覆われており、サイラーの念力も通用しないようになっているらしい。サイラーはこれまで、自身のDNA構造を変える形で何人もの(6人?)特殊能力者たちの能力を奪っていた。ベネット氏は「君は自分のDNAをいじり過ぎたために頭がおかしくなった」と指摘(?)するが、サイラーは意に介さない。サイラーとすれば、「あとはクレアの治癒能力を得ることさえできれば完璧」なのだという。(他にも、例えばヒロの能力を得たら凄いことになると思うけど?)

ベネット氏が廊下に出ると、イーデン・マケインが待っていた。イーデンにはベネット氏(もしくはその上の人間?)がどうしてサイラーを生かしておくのか理解できなかった。(あ…なんだ、イーデンはサイラーを殺すように命じられたわけではなかったのね。)

イーデンがサイラーに「自殺しなさい」と暗示をかければ、サイラーはそうするだろう。証拠も残らない。イーデンは「あのハイチ人だって、口が利ければ、あたしに賛同するに決まってます」と言い、ハイチ人(ザ・クリーナー)の方を見る。ベネット氏が振り返ると、ザ・クリーナーは無言でうなずく。だが、ベネット氏はその「提案」には応じなかった。(へぇ~、ザ・クリーナーは喋れないんだ。)

FBIのオードリー・ハンソン捜査官(やっとラストネームが判明!)はLAPDのマット・パークマン巡査を引き連れて、テキサスまでやって来ていた。他でもない、ジャッキーが殺された事件を調べるためである。ジャッキーの頭の傷から判断して、サイラーの手口に間違いない。もっとも、途中で邪魔が入ったらしく、ジャッキーの頭は完全には切断されておらず、脳も取られていなかった。

オードリーとマットはオデッサ警察署の留置場を訪れ、現場で逮捕されたというピーター・ペトレリを尋問することにする。ピーターの衣服は血だらけだったが、鑑定により、全て自分の血だということがすでにわかっていた。だが、なぜか、彼には外傷がない。

マットが尋問室に入って来ると、ピーターは急に頭痛を訴える。マットは自分が服用している鎮痛剤を分けてあげる。マット自身、テレパシー能力の副作用から極度の頭痛に悩まされており、いくら鎮痛剤を飲んでも足りない状態だった。(あのー、処方薬を他人に分けてあげるのは違法なんだけど…?)

オードリーが尋問する間、マットはピーターの心を読む。すると、ピーターがマットの能力に感応し、オードリーやマットの心を読んでしまう。それと同時に、マットとピーターの頭痛がさらに激しくなっていく。ちょうど、マイクをスピーカーの前に置いたような状態になっているらしい。

そんな混乱の中、ピーターは「本当に守るべきチアリーダーはクレアなんだ」と訴える。だが、警察やFBIはクレアのことは全く知らなかったため、護衛をつけていない。マットは「彼の言っていることは本当だ」と、オードリーを促し、クレアを探すことにする。

ブルックリン(NY)。モヒンデル・シュレッシュが父シャンドラのアパートに戻る(誰が家賃を払ってたの?)と、イーデンの書き置きがあった。「きっと戻って来るってわかってたわ。さあ、お仕事に戻りなさい。愛をこめて。イーデンより」

モヒンデルは警察(FBI?)にシャンドラの能力者リストをファックスし、電話をかけて、「そのリストに載っている者たちのうち、6人が最近、殺されている。これはただの偶然ではない」と警告するが、相手にしてもらえない。

プリマテック製紙会社の奥。アイザック・メンデスが鉛筆で何やら描いている。彼の脇には先日、この部屋で麻薬を使わされて描いた予知絵が立てかけてある。人間が爆発する絵だ。その絵はクレアとは関係ないようだったが、これから起こるのだろうか?

イーデンが「何を描いてるの?シラフなのに」と覗き込む。アイザックは「予知絵じゃないよ。気楽に絵を描くだけっていうのは楽しいね。コミック本なんか、特にそうさ」と言う。イーデンは「善玉が悪玉をやっつける…っていう?」と微笑む。

アイザックが「予知絵を描いたからって、未来を変えられないのなら意味ないよ」と言うと、イーデンは「じゃあ、未来を変えなさいな」と言って携帯電話と何かのカード(ここから脱出するためのカードキー?)を渡す。アイザックはヒロと安藤が描かれた予知絵を見遣る。

テキサス州ミッドランド。ジャッキーの死を知らされたヒロは「チャーリーもチアリーダーも救えなかった」と残念がる。だが、それで諦めるつもりはなかった。ピーターとともに、ニューヨークの破壊を食い止める使命がまだ残っているのだ。安藤は「チアリーダーが救えなかったら、世界も救えない」と解釈していたが、ヒロはその2つの出来事には相関性がなく、別々の話なのだと主張する。未来の自分が言った事なんだから、間違いない…いや、果たしてそうだろうか?

2人が議論していると、ヒロの携帯電話が鳴る。相手はアイザックだった。会って話したいという。安藤が「電話、誰から?」と訊くと、ヒロは「運命」と答える。

オデッサ警察署。オードリーはクレアから事情聴取を行っている。ベネット氏も同席している。だが、父に口止めされているクレアは無難な事しか話さない。マットはマジックミラーの向こうの部屋からクレアの心を読み取ろうとするが、どういうわけか、何も聴こえない。まるで、妨害電波が流されているかのようだ。実はザ・クリーナーが近くにおり、マットのテレパシー能力をブロックしているのだった。なお、マットはベネット氏と以前会った時のことを全く覚えていない。ザ・クリーナーにその日の記憶を消去されていたからだ。

ユタ州の森の中。DLとマイカを追うジェシカは血だらけのジャケットを見つける。DLのものだ。その瞬間、ニキの人格が意識の表層に現れる。ニキは心配と驚愕でその場にうずくまる。すると、足元を流れている小川にジェシカの姿が映る。顔を上げると、ジェシカが立っていた。ニキとジェシカが言い争っていると、「ママ?ママなの!?」という声がする。マイカだ。

ジェシカはすかさず、「ママはここよ!」と叫び、拳銃を取り出して走り出す。ニキは必死に追いかける。(これは多分、ニキの心の中の葛藤なのだろう。)

オデッサ警察署。ベネット氏はピーターに「娘の命を救ってくれてありがとう」と言う。クレアは「パパ、ちょっと部屋の外で待っててくれる?」と頼み、ピーターと2人で話をする。クレアは「これまで、あたし1人だと思ってたのに」と、自分の治癒能力について打ち明ける。ピーターは「そうか、君は治癒できるのか!」と納得する。自分もその能力をコピーしたために死なずにすんだのだ。2人が話す間、ベネット氏はドアのガラス窓の向こうから急かし続ける。内心、「あんまり、余計な事を言うんじゃないぞ」と心配なのだろう。

ピーターが「治癒能力っていうのは僕にとっては新しいものなんだけど…」とつぶやくと、クレアは「じゃあ、自分が生き返るだろうっていう事を知らなかったの!?」と驚き、感動する(この時のクレアの表情がイイ)。ピーターはクレアにとって、まさにヒーローだった。(2人は恋に落ちたりして!?)

ユタ州の森の中。ジェシカが山小屋の前に到着すると、マイカがパニクっていた。DLは小屋の中で動けなくなっているらしい。ジェシカはニキのフリをし、マイカに見えないように拳銃を構えて小屋の戸を開ける。突如、DLがジェシカを突き飛ばす。罠だったのだ。

ジェシカがDLに反撃しようとすると、マイカが邪魔をする。ジェシカは「これはおまえのためなのよ!」と叫びながら、マイカを突き飛ばす。マイカは小屋の周りに積まれた岩の上に倒れ、痛さのあまり悲鳴を挙げる。

マイカの悲鳴が合図になったかのように、ニキの意識がジェシカに取って代わる。マイカとニキが抱擁をかわす。DLも歩み寄り、2人を抱きしめる。

オデッサ。ザックはクレアに証拠の8ミリ・ビデオ(合計3~4本)を全て渡す。クレアはその場でビデオを踏みつけ、バラバラにする(燃やした方が良いんじゃないの?)。また、ザックは「決して他言しない」と誓う。以前は「カッコイイ」系と「カッコ悪い」系という、別々の世界の住人だった2人だが、ここ2週間程で、その間には強い友情・団結感が育まれていた。

クレアが帰宅すると、弟のライルが1人でシリアルを食べていた。クレアが特殊能力の件に触れると、ライルは「一体、何の話?」という態度を取る。よくよく話を聞いてみると、ライルは今日、どうやって帰宅したのかも覚えていなかった。記憶の一部を消去されてしまったのだ。

翌日。クレアは「緊急事態」だと言って、学校にザックを呼び出す。クレアは「ライルの記憶が消されちゃったのよ!まるで、ボディ・スナッチャーみたいだわ!」とパニクっていたが、ザックも何も覚えていなかった。ザックは「小学6年生の時以来、君と僕は全く話をしてないのに、突然呼び出して、こんな訳のわからない事を言うなんて、人をバカにするのもいい加減にしてほしい」と怒る。

テキサス州ミッドランド。アイザックがグレイハウンド・バス(長距離バス)を降りると、ヒロと安藤が待っていた。3人はBurnt Toast Dinerに入る。店の奥にはチャーリーの遺影がまだ飾られていた。

アイザックはヒロが未来から持ち帰ったというコミック本を見て、「まだ印刷所に届けられてないのに」(でも、すでに描いていた?)と、驚く。アイザックは「未来では他に何か見たかい?」と訊く。ヒロは躊躇し、安藤の顔を見る。安藤はうなずく。(安藤はあまり通訳をしてあげるわけでもなく、コミック・リリーフ以外には用のないキャラに思えてきたところだったが、ヒロの心の支えになっているのは確からしい。ヒロは過去に跳んだ時にも安藤に連絡を取ろうとしたしね。)

ヒロは「あなたが床の上で死んでいるのを見ました…頭を斬られて」と話す。アイザックにはそれがサイラーの手口だと、すぐにわかった。でも、サイラーはベネット氏らがすでに捕まえたから、安心だ。

アイザックは自分が予知絵を描く時は麻薬を使ってトランス状態になる必要がある…いや、あったのだと説明する。アイザックはダイナーを見回し、テーブルの配置やチャーリーの遺影等から、ある事に気付く。2日前(チャーリーが死ぬ前?)にシラフの状態で描いた絵に登場するダイナーではないのか?テーブルに2人の男性がいて、ウェイトレスが立っているという一連の絵だ。アイザックはそれらの絵をヒロたちに見せる。描かれているのはたしかに、ヒロと安藤とチャーリーだった。

アイザックとヒロと安藤は「爆発する男を止めるのが自分たちの使命だ」と同意する。

ユタ州。DLとニキとマイカは森を出て、DLの車を停めたままのハイウェイ脇の店の前に向かう。ニキは「ジェシカはあたしよりも強い…。あたしを信用しちゃいけないわ」とつぶやいたかと思うと、1人でさっさと道を渡り、ちょうど店の前にいた警察官に「あたしを殺人罪で逮捕して下さい」と言うのだった。DLとマイカは道の反対側から心配そうにニキを見守る。果たして、これで良いのだろうか?(ニキが警察官に話しかけた時、「ジェシカがDLを逮捕させようとしてるんじゃないか?」と思ったが、そうではなかった。)

テキサス州。プリマテック製紙会社の外。マットとオードリーが車を停め、張り込みをしている。マットがクレアの心を読もうとした際の「妨害電波」がどうしても気になるのだ。

マットは妻のジャニスの元に戻るべきかどうか、オードリーに相談する。ジャニスの浮気がショックだったとはいえ、彼女を愛する気持ちに変わりはなかった。オードリーはマットと話しながら、ふと、「可愛いところもあるのね」と思い、すぐさま、「あら、今の『聴こえ』ちゃったかしら?」と、うろたえる。案の定、その心の声はマットに聴こえていた。マットは苦笑いする。ともかく、オードリーの意見は「許してあげるべき」というものだった。

その時、建物の中からベネット氏が出て来る。彼と一緒にいるのは…「空白の1日」の直前にバーで見かけたハイチ人だ。マットは彼らの思考を読み取ろうとするが、やはり妨害電波が流れているかのようになかなかうまく行かない。マットが集中力を高めると、鼻血が流れ出す。結局、1語だけ聞き取ることができた。「サイラー」だ。

ミッドランド(?)。アイザックはヒロに促され、シラフでキャンヴァスに向かう。アイザックは「シラフで予知絵を描くのはやっぱり無理だ」と思いつつも集中力を高める。すると、白目を向いてトランス状態になり、筆をキャンヴァスに下ろす。ヒロたちは「すげぇ~!」と感心する。だが、描き上がったのは未来の絵ではなく、過去…それも遠い遠い昔のものだった。なんと、ヒロが剣を持って恐竜(!)と戦っている絵だったのである。ヒロは目を瞠り、「あの剣を手に入れなきゃ」とつぶやく。(おおー、『Heroes』版『のび太と恐竜』が遂に実現しそう!?)



オデッサのベネット家。クレアは父の携帯電話にかけ、「ライルもザックも記憶を消されちゃったのよ。パパは昨日の話、覚えてる!?」と訊く。ベネット氏は車を運転しながら、「もちろん、覚えてるよ。すぐ帰るから、そこにジッとしてなさい」と指示し、電話を切る。

クレアが電話を切ると同時にザ・クリーナーが部屋に入って来る。ザ・クリーナーはクレアの口を塞ぎ、「君の記憶を消せと、お父さんに命じられた。ザックやライルにしたのと同じように。特にお母さんには何度もやって来たことなんだよ」と語る。だが、彼はクレアにだけは覚えておいてほしいというのだった。ただし、その事をベネット氏に悟られてはならない。クレアは忘れたフリを装うことにする。

ザ・クリーナーはベネット氏の前では口が利けないようにふるまっていたが、実はそうではなかったのだ。もしかすると、他にも秘密があるのかもしれない。別の組織から送られたスパイだったりして!?

マンハッタン。シュレッシュ教授のアパート。電話が鳴る。モヒンデルが取ると、相手はイーデンだった。イーデンは「あたしはあなたが思ってるような人間じゃないの。悪者なのよ。でも、全てを説明する前にやらなきゃいけない事がある…あなたのお父さんを殺した男を殺すの」と言い、電話を切る。モヒンデルは呆然とする。

テキサス州。プリマテック製紙会社の奥。イーデンはサイラーが監禁されている部屋の前に拳銃を持って現れ、例の声色を使って自殺を命じる。だが、イーデンの暗示力は今回はなぜか通じない。間に分厚いガラス窓があるからなのか、「シャンドラの隣人として、俺に対する人体実験を黙認(奨励?)した」イーデンに対する怒りのためなのか、あるいはサイラー自身に変化があったのか?

サイラーは突如、彼の念力を封じていたはずの分厚いガラス窓を破り、イーデンに襲い掛かる。サイラーはイーデンを締め上げながら、その暗示能力を奪い、イーデンに自分の頭を撃ち抜くよう命じる。(多分、こういう展開だったと思うんだけど…?)

オデッサ警察署。ピーターは顔色がどんどん悪くなり、脂汗を流している。かなり、辛そうだ。クレアの治癒能力の効果が切れたからだろうか?それとも、別の能力者に感応してるのか?

ネイサンがやっとピーターを迎えに来る。ネイサンは先ほどのヴィジョンとは違って、あまり優しくない。ピーターの「チアリーダーを救ったことで世界を救ったんだ」という主張にも苦い顔をするばかりだ。ピーターはネイサンが「クレアを救うための鍵となる絵」を破壊したことを責めるが、ネイサンは「あの絵にはおまえが死人として描かれていたから、実現させるわけにはいかなかったんだ」と説明する。行き違いが続く兄弟だが、「兄として弟の安否を気遣う」というネイサンの気持ちに偽りはなかった。

突然、ピーターが失神する。

気がつくと、ピーターはニューヨークの道路の真ん中に突っ立っていた。道にはドアを開けっ放しで無人になった車が沢山停まっている。歩道も立ち並ぶ店も無人のようだ…と思ったら、1人、また1人…と、ヒーローたちが現れる。その中にはまだピーターと面識のないヒロやニキたちの姿も混じっている。皆、ピーターを見て怯えている様子だ。だが、どうして…?

やがて、ヒーローたちは皆、逃げてしまい、クレアとピーターだけが取り残される。その時、ピーターは「俺こそが『爆発する男』なんだ」と悟る。(ぎょえー!?)



ヴィジョンから覚めたピーターはネイサンに「核爆発は俺のせいなんだ」と告げる。


未来のヒロがピーターに「チアリーダーを救え。世界を救え」と言った際、「Be the one that we need.」とも言っていたっけ…。その意味は「核爆発を起こす前に死んでくれ」という事だったのか、あるいは「核には核で対抗してくれ」という事だったのか?また、ピーターの具合が悪くなって来たのは近くにテッドがいるからなのだろうか?

仮にピーターが本当に『爆発する男』だったとして、それはテッドに感応した結果なのか、それともテッドの能力を得たサイラーに感応してのものなのか?もしかすると、ピーターはサイラーの全ての能力に感応し、互角に戦えるようになるのかもしれない。


★名言・迷言集

【その1】
Claire Bennett: (ピーターに) You're my hero.

【その2】
Peter Petrelli: (ネイサンに) It's all my fault. The explosion. It's me.


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12 コメント

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待ちきれません (Sammy)
2006-12-07 10:28:07
能力を封じる超能力って、ベネット氏のものかと思いましたが、ハイチ人の能力なんでしょうか?ベネット氏がサイラーの前に行っても大丈夫だったのは彼自身の能力のためだと思いました。

それともイーデンがやられたのはハイチ人がいなかったせいなんでしょうか?二つ以上能力を持つのはサイラーだけだと思ったのですが、ハイチ人も記憶消去と能力遮蔽の二つの能力を持ってるんでしょうか?

イーデンは自分の能力を取られないように自殺したんだと思います。サイラーがやめろっという顔をしたので。

あと、ベネット氏のボスはリンダーマンだと思います。

最後のビジョンですが、クレアは走ってきて、ピーターの全身を見て、"I'm sorry"と唇を動かしていました(聞こえないけど)。それから逃げちゃいました。きっと、ピーターが将来犠牲になって、爆発をくいとめるんだと推測します。Be the one we needのoneは犠牲になってくれってことかも。
それから、ヒーローたちは逃げてるのに、ネイサンだけはのんきな顔してピーターに近づいてましたよね・・・。なぞだらけですね。
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Peter's the one. (kenn)
2006-12-07 12:49:41
Peterだったのか。てっきりTedだと思いましたが... でもあのPeterの感じが、死んだTedの奥さんの症状のようで脱走したTedが近くにいるのかと思ってました。Claireが近くにいてどうして全快しないのか不思議でしたけど。

mind readingをコピーするとハウリングすると言うのがおもしろかったですね。なるほどー。今週もMattは痛々しかったです。はい。

Edenは頭をぶち抜いたようですし、能力を取られることはないでしょうね... RNAは全身にあるのだけれど。

Hiro君の考え方だとPeterを犠牲にするようではHeroではないような気もします。ミミック能力を生かしてカウンターをできる戦力として期待しているのかな。Nathanは全く関わることなく当選!?

補足ですがClaireの弟はLyle君じゃないですか。ライルです。XYじゃないです、多分(笑)
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Unknown (H2)
2006-12-08 03:12:02
HEROESは、PB2やLOST3以上にオモシロイ!
なのに1ヶ月以上もお休みなんて・・・。(>_<)
待切内臓 From 名古屋 (^。^)y-.。o○
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クレアの弟 (ジョウ)
2006-12-08 03:31:15
kennさん、クレアの弟はライルでしたっけ…。ご指摘ありがとうございました。早速、訂正しておきました。

Sammyさん&kennさん、イーデンは自殺したわけですか。なるほどねー。(この部分の本文も改訂しようと思いましたが、文字数がギリギリですし、お二人のコメントとの脈略が無くなるといけないので、そのままにしておきます。)

最後のピーターのヴィジョンの中にはクレアの口の動きや各ヒーローたちの表情&行動、背景のネイサンの選挙バナー等、細かい配慮がされてますよね。後で見返した時にわかる伏線も多そう?

H2さん、私にとっても今は『Heroes』が一番面白いです。DVD(いつ出るかは不明ですが)も買いですね(笑)。
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Unknown (Unknown)
2006-12-14 03:58:33
初めまして!
いつも楽しく読ませてもらっています。
毎回すごく上手にストーリーをまとめられているので、
わかりやすくて参考になります。

今回かなり面白かったです!
能力を封じる力はベネット氏だとしたら納得できますね。
イーデンもベネット氏には暗示かけられなかったですものね。

ピーターが爆発?しそうになる時に、
お兄さんだけがピーターに向かっていったので、
お兄さんがピーター抱えて飛ぶ・・?って思ったり。
あ~早く続きがみたいです!
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こんにちは♪ (ジョウ)
2006-12-15 02:19:32
Unknownさん、初めまして&コメントありがとうございます。

ベネット氏もやっぱり能力者なんでしょうか?私にはハイチ人が能力遮蔽をやってるような気がするんですが、ベネット氏だと考えても不思議ではないですよね。あと、なんとなく、ベネット氏は余命が短いのではないかと思います。だから、ピーターもつられて病気になっちゃった…とか?

ネイサンがピーターを救うという展開になったら素敵ですよね。ただ、ネイサンはイマイチ、信用できない?

ところで、イーデンはやはり、「能力をサイラーに盗まれないように自殺した」というのが正しいようです。『TV Guide』(12/18-12/24号)にそう書いてあります。皆さん、ご指摘ありがとうございました。
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ども (tinker)
2006-12-16 23:50:08
遅くなりましたけどやっと見て、エピガイを書けたのでこちらにもお邪魔できますw。え、イーデン、自殺???私も「イーデンがサイラにヤラレタ!」って書いちゃいましたよ。あとで追記をしておこう。そうだったのか。みなさん、よく見てますねー。

Be the one that we need.にそういう解釈もあるわけですか。なんだかシーズン6のジャック・バウアーみたいじゃないですか!お国のために死んでくれみたいな。こんどから「君が必要だ」なんていわれたら少し複雑なきぶんになりそうですね。

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銃弾 (tinker)
2006-12-17 00:22:36
再びどうも。ジェシカが撃ったライフルの銃弾ですが、外したんじゃなくて、DLの頭に直撃したんだけど通り抜けていったように私には見えましたので私のブログにはそう書いたんですけどちがいますかね。んじゃなんで肩はケガするの?という疑問がわくわけですが、たぶん意識をソレに集中してないと通り抜けワザにはならないのかなと思ったりして。そうじゃないと人と握手とかできませんもんね。ユーレイになっちゃう。
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こんにちは (ジョウ)
2006-12-20 03:02:49
tinkerさん、あ…ライフルの銃弾は通り抜けでしたか。このエピソードのビデオはまだ上書きしてないので、また見てみますね。「1発目は油断してたから当たっちゃったけど、2発目はうまく通過させた」という解釈も成り立つと思います。ジェシカが「I never miss.」って言ってましたしね。(でも、どこで訓練したの?)
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クレア (ジョウ)
2006-12-20 08:41:49
クレアの「I've died before. It's no big deal.」というセリフも楽しかったです。
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