『Wipeout』、第2シーズン決定

今夏のサプライズ・ヒット番組『Wipeout』（ABC系列）の第2シーズン制作が決定しました。

『Wipeout』はこれまで（第1～6回）、平均1020万人の視聴者を獲得し、夏の番組としては『America's Got Talent』（NBC系列）に次ぐ第2位となっています。

18～49歳層の視聴率でも『Hell's Kitchen』（FOX系列）に次ぐ2位で、同年齢層の男性に限ると首位となっています。

ABC系列はその好成績を評価し、第2シーズン向けに16エピソード分の制作発注をしました。おそらく、放送は来夏になるものと思われます。

一方、『Wipeout』とカップリングされていた『I Survived a Japanese Game Show』（8/5に2時間シーズン・フィナーレが放送された）の今後については未発表です。

以下、私なりの分析＆予測です。

やはり数年前の夏のサプライズ・ヒットだった『Dancing with the Stars』はレギュラー・シーズン（9月～5月）に移行してさらに成績を伸ばし、現在は年2作ペースで（秋と春に約3ヶ月ずつ）放送されていますが、ABC系列ではその後、夏の成績が芳しくありませんでしたので、『Wipeout』を中心に来夏のラインナップを固めたいのかもしれません。

もっとも、レギュラー・シーズンに穴が開いたりしたら、『Wipeout』が冬頃に代打として登場することも有り得るでしょう。

『I Survived a Japanese Game Show』の方は（先週のランキングでは）18～49歳層で11位、2～11歳層の男子に限れば4位ですが、総合では視聴者数・視聴率ともにトップ20に入っていません。つまり、これは視聴者を選んでしまう番組で、メジャー・ネットワークよりもケーブル放送向けだといえるでしょう。タイトルとフォーマットを変えれば来夏もどうにか行けるかもしれませんが、そこまで手間をかけるよりは（『Wipeout』に似た？）新企画を出した方が早いのではないでしょうか。





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