最近は日本でもアメリカでも小学校でコンピュータを使うようになりましたが、ここカリフォルニア州では一部の学校で「児童全員がラップトップ(ノートパソコン)を使う」プログラムを試験運転中だそうです。
これがうまく行けば州全体で実施されるかもしれないとのことですが、どうやらその是非について熱い議論が交わされてるようです。
これがうまく行けば州全体で実施されるかもしれないとのことですが、どうやらその是非について熱い議論が交わされてるようです。
- ☆賛成派の主張:
- 試験プログラムを始めて以来、児童の出席率が飛躍的に向上した。
- 試験プログラムを始めて以来、児童の集中力が上がった。
- 試験プログラムを始めて以来、宿題の提出率が上昇し、週末のリサーチの宿題でも喜んでやる児童たちが増えた。
- ☆反対派の主張:
- カーテンを閉め切って灯りを消した教室で自分の子が1日中ラップトップのモニターを見つめてると想像するだけでゾっとする。
- ラップトップ等の追加教材費は州の教育予算からは出ないので、各学校区で捻出するか親が負担しなければならない。
- コンピュータを使ったからといって学習能率が向上するとは限らない。
コンピューターの使い方を教えるのは、
この時代を生きていくために必要なので
賛成します。
でも、児童全員にノートを持たせるのは、
行き過ぎではないかと…
子供のころは
身体を動かして、友達と楽しく遊ぶのも
人間的に生きていく上で重要です。
ただでさえ、ゲームの普及で
対人関係がうまく築けない子供が
増えているのに、
パソコンまで加わったらどうなるか…
空恐ろしいです。
また、学習能率についても
逆に小学生レベルの学習内容だったら、
パソコンを使う方が落ちる部分が多いのでは
と思います。
例えば、読み書き能力や計算力です。
パソコンの情報処理能力を使うのは、
人格がおおよそ形成された中学、高校以降で
十分だと思います。
でも、アメリカがその方向にいったら、
日本もいずれ追随するでしょうね…