アメリカに暮らす

アメリカのTV番組や日常生活等について綴ります。ニュースのネタバレ度は弱~中、エピガイのネタバレ度は強です。

Lost 2-5 "...And Found"

2005年11月10日 | TV: Lost
【アメリカ合衆国での初回放送 = 2005年10月19日】※今回は「探し物」に関する話で、サンとジンの出会いも描かれる。アメリカのドラマに韓流ドラマも含まれていて、オトク!?

サンは結婚指輪をいつの間にか紛失していたことに気付く。イカダ組(ソーヤー、ジン、マイケル、ウォルトの4人)に託したメッセージ入りの瓶も海岸に打ち上げられたし、不吉な予感がする。サンはまるで「指輪が見つからなければジンが死んでしまう」とでも思っているかのように必死に探し続ける。

その頃、島の反対側ではジンがサンの元に戻ろうと躍起になっていた。マイケルは「きっと、すぐにお互いを『見つける』ことができるさ」と励ます。どこまで通じてるかはわからないけど…。

生存者たち(フューセラージ組)が協力してサンの指輪を探す。ジャックはサンに「実はボクも結婚指輪をなくしたことがあるんだ」と打ち明ける。「それで、奥さんは何て…?」と尋ねるサンにジャックは「彼女はずっと知らずじまいだったよ」と答える。

ジャックは「ゴミ箱とか水道管の中とかあちこち探したんだけど見つからなかったから、宝石店でレプリカを作らせたんだ」と説明する。そして、そのレプリカは「今では引き出しの奥に転がってるけどね」って…えっ!?サラ(のはず)はすでに亡くなってるの?気になるなあ。

ハーリーは「飼い犬が引き出し一杯の小銭を食べた」時の話をする。ヴィンセントがサンの指輪を食べたんだろうというわけだ。

いくら探しても指輪は見つからず、サンは泣き叫びながら自分の農園を壊してしまう。そう、彼女は指輪ではなく、ジンを失ったという事実に耐えられなかったのだ。メッセージ入りの瓶が波に乗って戻って来たということはイカダが沈んだ…つまり、ジンたちが死んでしまったということではないのか?

そんなサンにロックは「探すのを止めることによって見つかる物もある」と、まるで禅問答のような事を言うのだが、彼が言うと何となく説得力があるから不思議だ。

メッセージの瓶が戻って来た事を知ったケイトは「(ソーヤーに)サヨナラを言わなかった」とポツリともらす。やはり、ケイトはソーヤーを愛してるのだろうか?

テイリーズ組はマイケルとジンにも手伝わせて食物と水を確保することにする。これから、島の反対側にあるフューセラージ組のキャンプに向かおうというのだ。魚を満足に捕まえることができないアナ・ルシアたちはジンの漁労の技に舌を巻く。

マイケルとリビーは果物を採りに行く。しかし、マイケルはウォルトを探しにどこかに行ってしまったため、リビーが1人で戻って来る。すると、アナ・ルシアは「マイケルが『奴ら(them)』(アザーズのこと)に捕まってあたしたちの居場所を喋ってしまわないうちに出発しましょう」と慌てる。

ジンはマイケルを探しに行こうとする。ソーヤーは「マイケルはウォルトを見つけない限り絶対に戻って来ないだろう」と主張するが、ジンはどうしても行くつもりらしい。ジンの強い意志を悟ったミスター・エコーも同行することにする。

だが、アナ・ルシアは「ミスター・エコーたちが戻るのを待ってる余裕はない」ということで、他の皆(バーナード、リビー、シンディ、ソーヤー)を率いて先に出発することにする。

ミスター・エコーは類稀なるトラッキング能力を発揮し、ジンを導く。途中、テイリーズ組の一員だったという男性(グッドウィン)の死体を見かけるが、ミスター・エコーによればアザーズに殺されたのだという。(グッドウィンについてはのちにフォローがある。)

その時、他ならぬアザーズたちの気配がする。

ミスター・エコーとジンは咄嗟に茂みに隠れる。2人の目の前を数人のアザーズらしき人影が通り過ぎていく。彼らは粗末な服装で、靴も履いてないようだ。一番最後を歩く子どもがクマのヌイグルミをぶら下げている。

やがて、ジンとエコーはマイケルを見つけるが、マイケルは「ウォルトが見つかるまでは帰らない」と言い張る。ジンは「きっと、またすぐに再会できる」と説得する。マイケルは渋々ながらアナ・ルシアたちに合流することにする。

【フラッシュバック】

韓国のソウル市。

サンは見合いのための身支度を整えていた。母(全然似てない)はサンに早く身をかためてもらいたいと思ってるのだが、サンは気が乗らなかった。「今の時代にお見合いなんて…」

ジンは新しい仕事の面接のための身支度を整えていた。スーツやネクタイには慣れてない様子だ。ルームメイトが恋愛やら恋占いやらの話をしきりにするが、ジンは真剣に取り合わない。だが、「オレンジが恋のラッキーカラー」というのだけ、なんとなく心に引っかかる。

サンの見合い相手は超高級ホテルの御曹司だが、実は相手にとっても親に無理強いされての見合いだった。サンは御曹司の気さくな人柄に魅かれて意気投合する。

ジンはホテルの支配人と面接する。支配人は強面で鼻持ちならない男で、とてもジンを採用してくれそうにない。「お前、どこの出身だ?」と訊かれたジンは自分が生まれ育った漁村の名を口にする。「道理で魚臭いと思ったわい」という支配人に対してもヘラヘラと笑うことしかできない。

だが、なぜか、ジンはドアマンとして採用されることになった。喜ぶジンに支配人は「このホテルにはごく限られたお客様たちしか出入りできないことになっている。お前自身と同じような貧乏人を絶対に中に入れるなよ」と厳しく言い渡すのだった。

ところで、このホテルのロゴが「DHARMA」ロゴに似てる!?

サンはホテルの御曹司との2度目のデートに出かける。場所は彼の父親が所有するホテルのレストランだった。

御曹司はサンに「実はホテルを継がないでアメリカに住むつもりだ」と明かす。彼はかつてハーバード大学に留学していたのだが、その時に知り合った女性と結婚するつもりなのだという。ハーバード大学といえば、ジャックの故郷のマサチューセッツ州にあるが、相手の女性というのはオーシャニック航空815便の生存者の1人か、あるいはジャックの知り合い(サラ?)なのだろうか?

サンはショックを受ける。元々、お互いに気乗りのしない見合いだったということで逆に意気投合していた2人だったが、サンがそれを「恋」として捉えていたのに対し、御曹司は「友情」として捉えていたのだ。

そんなサンの思いを察した御曹司は「えっ、まさか、君、ボクのこと…?」と少し慌てる。サンは「いいえ、そんな事ないわ」と取り繕うが、居たたまれなくなり、支配人がやって来たところで「実はちょっと用事があったのを思い出して…」と言って立ち去る。

客としてホテルを出入りするサンとドアマンのジン…2人はまだお互いのことを知らなかった。こういうスレ違いは韓流ドラマっぽい!?

ジンはドアマンとしての仕事を卒なくこなしていた。そこに粗末な身なりの子連れの男性が現れ、「息子がオシッコもらしそうなので、トイレを使わせて下さい」と懇願する。ジンは支配人に言われた事を思い出し、親子を入れることを最初は拒むが、しつこく食い下がる親子が気の毒になり、こっそりと入れてあげることにする。すると、どこにいたのか、支配人が現れてジンを叱り付ける。支配人の理不尽さが我慢できなくなったジンは自分から辞めてしまう。

ジンは川沿いの公園を1人であてもなく歩いていた。ふと、向こうからやってきた女性とスレ違う。「…おい、待てよ、今の女性はオレンジ色の服を着てたじゃないか?」とルームメイトの恋占いを思い出し、咄嗟に振り返る。すると、ジンの後方を歩いていた別の女性…サンとぶつかってしまう。サンも傷心のため、ボーっとしながら歩いてたのだ。これが2人の出会いだった。


サンは遂に指輪を見つける。メッセージの瓶と一緒に土の中に埋まっていたのだ。

そして、サンはジンと再会する希望をこめて指輪をはめる。

【今日の一言】
Hugo "Hurley" Reyes: So, Seoul.... Is that in the good Korea or the bad Korea?

ところで、次回は主要キャラの1人が死ぬことになっている。

【参考: 第1シーズン半ばまでの情報を整理】
番組紹介
キャラクター紹介


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ホテルのロゴ (モリー)
2006-08-14 18:06:20
えっーー、ホテルのロゴが「DHARMA」に似てるんですか!今回もまた見逃してます(汗)。

ますますジンと関係がある?いや韓国の会社でしょうかねと思いたくなりますね。

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