【アメリカ合衆国での初回放送 = 2006年9月11日】※今回はタイトルがネタバレだが、その「最初」の1人とは?
マイケルとリンクが田舎のハイウェイを走らせている。車を手配してくれたニカは後部座席だ。ハンドルを握っているリンクがチラッ、チラッとバックミラーを気にしている。ニカがマイケルに「メキシコに着いて…その後はどうするの?」と尋ねる。マイケルは「知らない方がいい」と答え、「君を次の町で降ろす。約束の10000ドル(+車代でしょ?誤魔化しちゃダメだよ)は1~2週間で送金できるはずだ」と話をそらす。
リンクがバックミラーを見ながら「誰か、来たようだぜ」と言う。マイケルが後部を振り向くと、オンボロ車が急接近していた。そして、車はそのまま追突する。リンクが体制を立て直そうとした隙を突いて、オンボロ車はリンクたちの横…反対車線に躍り出る。このハイウェイは両方向とも1車線ずつしかない。
オンボロ車の助手席にいるのはベリックだ!彼のパートナー、ギャリーはハンドルを切り、車を横から何度も何度もぶつけて来る。(間に挟まれてるベリックは痛くないんだろうか?)
リンクたちの車は遂にコントロールを失い、道路脇の林に突っ込み、大木に激突する。リンクとマイケルとニカが車から出る。3人は幸い、大した怪我は負っていない。だが、ベリックが威嚇射撃を行ったため、とりあえず降参せざるを得なかった。すでにフォックス・リヴァー刑務所の看守ではなくなったベリックたちの目当てはリンクとマイケルを逮捕することでもなく、賞金でもない。彼らの狙いはユタにあるという500万ドルだった。
リンクはベリックたちの車に押し込まれる前、ヘッドライトが壊れているのに気付き、その欠片をタイヤの下に置く。
FBIの捜査本部。リンクとマイケルの写真にはX印がついていた。マホーン捜査官は「マイケル・スコーフィールドのハードドライヴが見つかり、今のところ、12%のデータが再構築できました」という報告を受ける。そのプリントアウトにはDBクーパーやサラに関する新聞記事が記載されていた。
マホーン捜査官はまた、橋の下に落下して爆発した車の中にあった死体の血液型がリンク&マイケル兄弟と同じ「B-」だと知らされるが、「メディアにはまだ発表するな」と部下たちに命じる。2人が死んだかもしれないというニュースが流れれば、他の脱獄囚たちが警戒するからだ。さらに、マホーンは「もっと詳しく調べろ」と指示する。(あのー、DNAとか調べれば話が早いんじゃないの?)
マホーン捜査官は昔の事件のファイル(?)をじっと見る。(例の謎の男の写真のやつ。「Shales」という名前らしい?)
トゥイーナーが車の助手席に乗っている。運転しているのは女学生のデブラ・ジーンだ。ユタに里帰りする彼女に、自分も学生のフリをして同乗させてもらっているのだ。カー・ラジオで脱獄囚のニュースが流れ出すと、トゥイーナーは慌てて周波数を変える。デブラが「あら、あたし、聞いてたのに」と言うと、トゥイーナーは「俺、この歌が好きなんだよ」と取り繕う。それはジョン・デンヴァーの『カントリー・ロード』だった。不思議がるデブラの顔を見て、トゥイーナーは仕方なく歌い出す。彼は音程も外れており、歌詞もメチャクチャだったが、デブラにはそれがかえってウケたようだ。
しばらくすると、道路脇にパトカーが止まっているのが見える。スピード違反のキップを切ってるようだが、トゥイーナーは過剰に反応し、「速度を落とせ!」と言う。特にスピードを出してなかったデブラは半ばあきれながらも従うことにする。
麻薬中毒患者のリハビリ集会。ランス(実はシークレット・サービスのポール・ケラーマン)が「母は麻薬中毒で死にました」と「告白」する。祖父や他の家族たちも皆、麻薬中毒で、「だから自分も…」と怯える様子のランスを見かねて、サラは「麻薬中毒は遺伝しないんですよ」と言う。すると、ランスは「あんた何、医者なの!?」と攻撃的な口調になるのだった。サラは躊躇しながら、「実はそうなんです」と答える。
ニューヨーク。ジョン・アブルッチが妻と2人の幼い子どもたちと再会する。彼は部下たちの前では凄みを利かせているが、家族に対してはメロメロだ。
獣医から盗んだ車を運転していたTバッグは左手の感覚が戻らないことに不安を覚えていた。彼はネブラスカ州の給油所に車を停めて洗面所に入り、獣医から入手したメスで左の指を切る。血は出るものの、痛覚は皆無だ。Tバッグがますますイライラしているところに、若くて人相の悪い男が入って来て、「一体、何、やってんだ!?」と言う。Tバッグは「他人の事はほっとけ!」と言って外に出る。(あのさー、「何、やってんだ!?」じゃなくて、普通、こういう変な奴がいたら逃げない?)
すると、給油所にはパトカーが停まっており、警官が客たちにTバッグが乗って来た車について尋ねていた。
その頃、ベリックたちの車はパンクで立ち往生していた。リンクの機転が功を奏したのだ。しかも、車にはスペアタイアが積まれていなかった。ベリックはギャリーに「最寄りの町に行ってタイヤを調達して来い」と命じる。ギャリーは「最寄りったって、3マイルはありますよ」と不平をもらすが、「この状況では自分が行くしかない」と判断したらしく、町に向かって歩き出す。(3マイル離れてるということは徒歩で往復2時間以上かかるはず?)
ベリックはリンクたちを近くの小屋に連れて行く。ニカはベリックに「マイケルの人生をメチャクチャにしてやりたい…彼が私にそうしたように」と言い、協力を申し出る。ニカはこの場所に着くまでにも、ベリックの前でマイケルに対して、「あたしには何も起こらないって言ったじゃない!」と当たり散らしていたが、果たして、それはベリックを騙すための演技なのか?あるいは本当にマイケルに恨みを持っているのか?
Tバッグは給油所を何気なく立ち去ろうとするが、警官の1人に見咎められ、「これ、あんたの車かい?」と訊かれる。Tバッグは「あっしのじゃないですよ」と、なんとか言い逃れようとするものの、警官はなかなか解放してくれない。縫合したばかりの左手に関しては「軍役で失った」と説明するが、「どの隊に属してたんだね?」等と細かい事を訊かれて、口ごもる。しかし、結局、Tバッグは洗面所にいた男を身代わりにすることで、どうにか逃げおおせる。
リンクとマイケルは後ろ手に縛られ、床に座らされている。リンクは「ニカは俺たちを裏切ろうとしてるに違いない」と心配するが、マイケルはそう思っていなかった。
別室。ベリックがニカにせまる。ベリックはニカがかつてストリッパーだったことを知ってるので、金さえ払えば寝てくれると思ってるのだ。だが、ニカは「タイヤがパンクしたのは偶然だと思ってるの?」と言って、話を戻す。ニカが「あたしにも分け前をくれるなら、リンクとマイケルから5百万ドルの正確な隠し場所を聞き出すわ」と言うと、ベリックは「それなら、20万ドル出すぜ」と答える。
ニューヨーク。アブルッチは宿敵のフィブナッチがワシントンDCにいるという報告を受ける。法廷での証言を控えてモーテルに泊まっているのだという。「夫がこの期に及んでまでフィブナッチをつけ狙っている」と知った妻はアブルッチの頬を殴り、「一旦、命を救ってくれた神や子どもたちに背を向けないでほしい」と懇願しながら、十字架のペンダントを渡す。アブルッチは「刑務所に戻るぐらいなら、死んだ方がマシだ」と言って妻を安心させる。「神を持ち出されてはどうしようもない」と観念した様子だが…?
トゥイーナーとデブラは車を停めてひと休みしている。トゥイーナーが(トイレから?)戻って来た時、デブラは携帯電話で話していたが、トゥイーナーが戻ると電話を切る。相手は父親だったというが、本当なんだろうか?
デブラが「そろそろ、今夜泊まるモーテルを見つけましょうよ」と言うと、トゥイーナーは「まだ4時だぜ。疲れてるんなら、俺が運転するよ」と答える。トゥイーナーとしては「なるべく人目につかない状態で、なるべく早く目的地に着きたい」のだが、デブラに「もう長いこと走ってて、車の中にいること自体がイヤになったのよ」と言われ、仕方なく同意する。
小屋。ベリックはニカをリンクとマイケルの隣に縛りつけ、別室に戻る。ニカはマイケルに「ベリックを丸め込んだわ。あとは何て言えば良いかしら?」と囁く。
Tバッグが歩道を歩いていると、一台の車が停まる。その車を運転していた男はTバッグ(「クライド」という偽名を使っている)が給油所で「退役軍人だ」と話していたのを立ち聞きして、助けてあげることにしたのだった。Tバッグは喜んで車に乗せてもらうことにする。後部座席には男の娘…思春期の少女が乗っていた。(そういえば、Tバッグは少女趣味だったっけ…。怪しい奴を気軽に車に乗せないようにしようね。)
小屋。ニカが「トイレに行きたい」と言ってベリックとともに別室に行き、「リンクはユタに友だちがいて、そこにあなたたちを誘導して罠にかけるつもりよ」と告げる。そして、ニカは5百万ドルの隠し場所を聞き出す代わりに「3分の1の分け前をちょうだい」と要求する。ベリックが「160万ドルというのは大金だ。他にも何かイロを付けてほしいね」と言うと、ニカは「もっと安い値段で男と寝たこともあるわ」と言ってベリックに口づけをする。(えっ、マイケルのためにここまでやるの!?)
ニューヨーク。アブルッチの妻は夫がいなくなっていることに気付く。彼はやはり、フィブナッチを殺しに行ったのだ。
モーテル内。トゥイーナーは「デブラには彼氏がいない」&「モルモン教なので酒を飲まない」と決め付け、デブラの機嫌を損ねる。ユタ出身だからといってモルモン教だとは限らないらしい。
脱獄囚の居場所に関する情報を得たマホーン捜査官は武装した数人の捜査員たちとともに「モーテル」に向かう。
麻薬中毒患者のリハビリ集会の休憩時間。ランス(ケラーマン)がサラに「さっきはごめんなさい。まさか、本当にお医者さんだったなんて…」と謝る。
あるモーテルのプールサイド。ダニエールがプールに足を入れて座っていると、クライド(実はTバッグ)が話しかけて来る。ダニエールの父がクライド(Tバッグ)のために部屋を取ってくれたのだ。クライド(Tバッグ)が「13歳の君はもう立派な大人なのに、お父さんはそう思ってないんだろ?」と言ってダニエールの機嫌を取りながら、自分も隣に座って肩に手を回してくる。「何かがおかしい」と悟ったダニエールは部屋にいる父の所に走って行く。
モーテルの部屋。ダニエールの父は娘の話を聞き、クライド(Tバッグ)を睨み付ける。そして、娘を部屋の外に出してから、アイロンをつかむ。クライド(Tバッグ)は「そんな事、しない方が良いよ」と警告するが…。
小屋。ニカがベリックの上でラップダンスを踊っている。ニカはすっかり良い気分になっているベリックの隙を突いて棚の上の拳銃を盗み取ろうとするが、それを予測していたベリックはニカを捕まえて、リンクとマイケルがいる部屋に引き摺り込む。
ニカを縛りつけて立ち去ろうとしたベリックがふと腰に手をやると、そこにあったはずのナイフがない!次の瞬間、リンクがベリックの首にナイフを突き付ける。どうやら、拳銃を盗もうとしたのはフェイントで、実は腰のナイフを盗んでリンクに渡したらしい。(…と私は解釈したのだが、もしかしたら、腰にあったのはやはり拳銃で、ナイフは別の場所にあったのか?)
しばらくして、ギャリーがタイヤを転がしながら小屋に入って来る。だが、拳銃を構えているリンクを見て唸り、ベリックに文句を言う。(往復6マイルを歩いてクタクタだったろうに、この状況を見て、疲れがドーっと出たことだろう。ちょっと可哀相。それにしても、ベリックたちがこの小屋にいるって、どうしてわかったのだろうか?)
今度はベリックとギャリーが縛られる番だった。ベリックは悔しまぎれに、マイケルはサラを利用したようにニカも利用しているだけなのだ…と言う。マイケルはサラが自殺を図ったことを知ってショックを受け、「黙れ!」と叫ぶが、それでもベリックが話し続けるので、ついに顔を蹴っ飛ばす。そんなマイケルをニカが見つめている。「ああ、この人はやっぱり、あたしではなく、別の人を愛してるんだわ」と悟ったのだろうか?
モーテルの事務所付近で佇むダニエールの方に父親の車が向かって来る。だが、運転席にいるのはランスことTバッグだった。Tバッグはそのまま止まらず、ダニエールの方を冷たく睨みながら通り過ぎる。ダニエールは父の死を悟り、その場に崩れ落ちる。(可哀相。マイケルはTバッグが次々と人を殺していることを知ったら、どう思うだろうか?)
ランス(ケラーマン)とサラが話していると、サラの携帯電話が鳴る。マイケルからだった。マイケルは泣きながら謝罪し、サラにも危険が迫っているかもしれないと警告する。そして、「僕が君を守ってあげられる方法がある。君はすでにそれを持ってるんだ」と謎めいた事を言う。(もっとハッキリ言いなさい。あの折り紙のメモのことかな?)
ケラーマンはサラの電話の相手が誰だかわかったのではないだろうか?
マイケルはサラに「君と僕のことは本当だったんだ」と告げ、電話を切る。そんなマイケルの様子をニカが見ていた。マイケルが自分以外の女性を愛していたということがこれでハッキリした。そんなマイケルにつくし続ける自分は一体、何なのだろうか?
マホーン捜査官たちはモーテルに急ぐ。
モーテルの部屋。トゥイーナーが「ああ、こんなに気持ち良いシャワーは久しぶりだ」と喜びながらバスルームから出て来るが、デブラがそそくさと出かけようとしてるのに気付き、「どこ行くの?」と訊く。デブラは「驚かせてあげようと思ってたんだけど…」と口澱み、「テキーラとライムを買って来ようと思って」と答える。トゥイーナーはデブラのビクビクした様子を見て訝しがる。(デブラがFBIにチクった!?それとも、男性としてのトゥイーナーを意識してドキドキしているの?)
アブルッチの車がモーテルに乗りつける。アブルッチは部下を車の中に待たせ、拳銃を構えてモーテルの部屋に入る。ドアには鍵がかかっていない。(これって、相当変だ。第一、裁判の大事な容疑者を安モーテルに泊まらせたりするわけがないのでは?)
フィブナッチはシャワーを浴びてるようだ。アブルッチはバスルームに向かう。だが、そこには誰もいなかった。外ではタイヤが軋む音がする。FBIに包囲されたのだ。
マホーン捜査官が「フィブナッチはここにはいない。このままフォックス・リヴァー刑務所に戻るか、死体安置室に行く(=死ぬ)かは君次第だ」と呼びかける。アブルッチは妻にもらった十字架を見つめ、許しを請う。この場面では家族に対してではなく、神に対して謝ったのだと思われる…つまり、アブルッチはキリスト教でご法度とされている自殺をするつもりなのだろう。
アブルッチは両手をぶら下げ、ゆっくりと外に出る。右手にはまだ銃を持ったままだ。マホーン捜査官が「銃を捨てて跪き、両手を頭の後ろに組みなさい」と指示すると、アブルッチは「私が跪く相手は神のみだ。ここには神の姿は見当たらない」と言って右手を上げようとする。マホーンが車の陰に頭を下げ、部下たちがアブルッチを蜂の巣にする。
アブルッチはおそらく、最初から撃つ気はなかったと思われるが、マホーンたちがそれに気付いたかどうかはわからない。「刑務所に戻るぐらいなら、死んだ方がマシ」と妻に言ったのは本音だったのだろう。アブルッチの最後の行為が「自殺」に相当するかどうかは、まさに「神のみぞ知る」といったところかもしれない。
モーテルの部屋。トゥイーナーとデブラは酔っ払い、パーティー気分だった。やがて、デブラはトゥイーナーに口づけをする。デブラがビクビク/ドキドキしてたのは、彼との「夜」に思いを馳せていたからだったのだろう。トゥイーナーはやや困惑しながらもキスに応じる。
ところで、「トゥイーナーが捕まる?」と思わせておいて、アブルッチの最期を描いてしまうところは上手い。でも、これもよく考えてみれば、2-1で倉庫のドアを開けるシーンと同じ手法だったりする?
ベリックとギャリーを小屋の中に置き去りにしたマイケルとリンクとニカに、いよいよお別れの時が来た。ニカも一緒にメキシコに行きたがるが、マイケルは「メキシコには君のいる場所がないよ」と言う。マイケルとしては親切心から言ったつもりなのだろう。ニカはそれをどう受け止めたのか、「じゃあ、これが最後のお別れね」と言ってマイケルを抱きしめる。
そして、ニカはリンクに歩み寄り、同じように抱擁する…と思いきや、彼女はリンクの腰から拳銃を奪い、2人に向かって構える。
ニカはこれまで、グリーンカード(永住権)取得のための偽装結婚の相手だとはわかっていながらも、マイケルに本当に恋してしまった。だが、そのマイケルには他に好きな女性がいて、自分は利用されているだけだと悟った。5百万ドルの分け前なんていらないし、1万ドルのお礼もどうだって良い…どちらにしろ、犯罪絡みのお金だ。「こうなったら、せめて2人をFBIに引き渡して、合法的に20万ドル(あれ?リンクの賞金はもっと高いんじゃないの?)を受け取ろう」と決めたらしい。
だが、弾倉のクリップはリンクが持っていた。用心のため、あらかじめ外しておいたのだ。ニカはあきらめ、拳銃をリンクに返す。
マイケルは怒りもせず、ニカの幸運を祈る。彼はニカの心の内を理解しながらも、それに応えることができない。だから、「自分のことは忘れて幸せになってほしい」と心底から思っているのだろう。
リンクとマイケルはベリックたちの車に乗って走り去る。
FBIの捜査本部。マホーン捜査官がアブルッチの写真にX印を付けていると、「爆発した車の中にあった血液は豚のものだった」という報告が入る。マホーンはマイケルたちの狡賢さに感心しながらも、Shalesのファイルを見ながら「賢すぎるのも、やがては自分の命取りに繋がる」と言い、マイケルの写真を剥がしてクシャクシャにして床に投げる。どうやら、辛い思い出がまた甦って来たらしい。マホーンは苦しそうに胸を押さえるのだった。
【今日の一言】
Special Agent Alexander Mahone: The problem with being that clever is that, sooner or later, you'll end up getting too clever for your own good.
ケラーマンが第1シーズンよりも賢くなってるような気がするのは私だけ?サラ、気をつけろ!
Tバッグが本領発揮だ。ますます怖い。こんな人を見かけたら、すぐに逃げよう。それにしても、TVや新聞を使って大々的な追跡捜査をしてるのに、どうして、警官は脱獄囚たちの顔を見てもわからないの?前回のスクレしかり、今回のTバッグしかり。
マイケルとリンクが田舎のハイウェイを走らせている。車を手配してくれたニカは後部座席だ。ハンドルを握っているリンクがチラッ、チラッとバックミラーを気にしている。ニカがマイケルに「メキシコに着いて…その後はどうするの?」と尋ねる。マイケルは「知らない方がいい」と答え、「君を次の町で降ろす。約束の10000ドル(+車代でしょ?誤魔化しちゃダメだよ)は1~2週間で送金できるはずだ」と話をそらす。
リンクがバックミラーを見ながら「誰か、来たようだぜ」と言う。マイケルが後部を振り向くと、オンボロ車が急接近していた。そして、車はそのまま追突する。リンクが体制を立て直そうとした隙を突いて、オンボロ車はリンクたちの横…反対車線に躍り出る。このハイウェイは両方向とも1車線ずつしかない。
オンボロ車の助手席にいるのはベリックだ!彼のパートナー、ギャリーはハンドルを切り、車を横から何度も何度もぶつけて来る。(間に挟まれてるベリックは痛くないんだろうか?)
リンクたちの車は遂にコントロールを失い、道路脇の林に突っ込み、大木に激突する。リンクとマイケルとニカが車から出る。3人は幸い、大した怪我は負っていない。だが、ベリックが威嚇射撃を行ったため、とりあえず降参せざるを得なかった。すでにフォックス・リヴァー刑務所の看守ではなくなったベリックたちの目当てはリンクとマイケルを逮捕することでもなく、賞金でもない。彼らの狙いはユタにあるという500万ドルだった。
リンクはベリックたちの車に押し込まれる前、ヘッドライトが壊れているのに気付き、その欠片をタイヤの下に置く。
FBIの捜査本部。リンクとマイケルの写真にはX印がついていた。マホーン捜査官は「マイケル・スコーフィールドのハードドライヴが見つかり、今のところ、12%のデータが再構築できました」という報告を受ける。そのプリントアウトにはDBクーパーやサラに関する新聞記事が記載されていた。
マホーン捜査官はまた、橋の下に落下して爆発した車の中にあった死体の血液型がリンク&マイケル兄弟と同じ「B-」だと知らされるが、「メディアにはまだ発表するな」と部下たちに命じる。2人が死んだかもしれないというニュースが流れれば、他の脱獄囚たちが警戒するからだ。さらに、マホーンは「もっと詳しく調べろ」と指示する。(あのー、DNAとか調べれば話が早いんじゃないの?)
マホーン捜査官は昔の事件のファイル(?)をじっと見る。(例の謎の男の写真のやつ。「Shales」という名前らしい?)
トゥイーナーが車の助手席に乗っている。運転しているのは女学生のデブラ・ジーンだ。ユタに里帰りする彼女に、自分も学生のフリをして同乗させてもらっているのだ。カー・ラジオで脱獄囚のニュースが流れ出すと、トゥイーナーは慌てて周波数を変える。デブラが「あら、あたし、聞いてたのに」と言うと、トゥイーナーは「俺、この歌が好きなんだよ」と取り繕う。それはジョン・デンヴァーの『カントリー・ロード』だった。不思議がるデブラの顔を見て、トゥイーナーは仕方なく歌い出す。彼は音程も外れており、歌詞もメチャクチャだったが、デブラにはそれがかえってウケたようだ。
しばらくすると、道路脇にパトカーが止まっているのが見える。スピード違反のキップを切ってるようだが、トゥイーナーは過剰に反応し、「速度を落とせ!」と言う。特にスピードを出してなかったデブラは半ばあきれながらも従うことにする。
麻薬中毒患者のリハビリ集会。ランス(実はシークレット・サービスのポール・ケラーマン)が「母は麻薬中毒で死にました」と「告白」する。祖父や他の家族たちも皆、麻薬中毒で、「だから自分も…」と怯える様子のランスを見かねて、サラは「麻薬中毒は遺伝しないんですよ」と言う。すると、ランスは「あんた何、医者なの!?」と攻撃的な口調になるのだった。サラは躊躇しながら、「実はそうなんです」と答える。
ニューヨーク。ジョン・アブルッチが妻と2人の幼い子どもたちと再会する。彼は部下たちの前では凄みを利かせているが、家族に対してはメロメロだ。
獣医から盗んだ車を運転していたTバッグは左手の感覚が戻らないことに不安を覚えていた。彼はネブラスカ州の給油所に車を停めて洗面所に入り、獣医から入手したメスで左の指を切る。血は出るものの、痛覚は皆無だ。Tバッグがますますイライラしているところに、若くて人相の悪い男が入って来て、「一体、何、やってんだ!?」と言う。Tバッグは「他人の事はほっとけ!」と言って外に出る。(あのさー、「何、やってんだ!?」じゃなくて、普通、こういう変な奴がいたら逃げない?)
すると、給油所にはパトカーが停まっており、警官が客たちにTバッグが乗って来た車について尋ねていた。
その頃、ベリックたちの車はパンクで立ち往生していた。リンクの機転が功を奏したのだ。しかも、車にはスペアタイアが積まれていなかった。ベリックはギャリーに「最寄りの町に行ってタイヤを調達して来い」と命じる。ギャリーは「最寄りったって、3マイルはありますよ」と不平をもらすが、「この状況では自分が行くしかない」と判断したらしく、町に向かって歩き出す。(3マイル離れてるということは徒歩で往復2時間以上かかるはず?)
ベリックはリンクたちを近くの小屋に連れて行く。ニカはベリックに「マイケルの人生をメチャクチャにしてやりたい…彼が私にそうしたように」と言い、協力を申し出る。ニカはこの場所に着くまでにも、ベリックの前でマイケルに対して、「あたしには何も起こらないって言ったじゃない!」と当たり散らしていたが、果たして、それはベリックを騙すための演技なのか?あるいは本当にマイケルに恨みを持っているのか?
Tバッグは給油所を何気なく立ち去ろうとするが、警官の1人に見咎められ、「これ、あんたの車かい?」と訊かれる。Tバッグは「あっしのじゃないですよ」と、なんとか言い逃れようとするものの、警官はなかなか解放してくれない。縫合したばかりの左手に関しては「軍役で失った」と説明するが、「どの隊に属してたんだね?」等と細かい事を訊かれて、口ごもる。しかし、結局、Tバッグは洗面所にいた男を身代わりにすることで、どうにか逃げおおせる。
リンクとマイケルは後ろ手に縛られ、床に座らされている。リンクは「ニカは俺たちを裏切ろうとしてるに違いない」と心配するが、マイケルはそう思っていなかった。
別室。ベリックがニカにせまる。ベリックはニカがかつてストリッパーだったことを知ってるので、金さえ払えば寝てくれると思ってるのだ。だが、ニカは「タイヤがパンクしたのは偶然だと思ってるの?」と言って、話を戻す。ニカが「あたしにも分け前をくれるなら、リンクとマイケルから5百万ドルの正確な隠し場所を聞き出すわ」と言うと、ベリックは「それなら、20万ドル出すぜ」と答える。
ニューヨーク。アブルッチは宿敵のフィブナッチがワシントンDCにいるという報告を受ける。法廷での証言を控えてモーテルに泊まっているのだという。「夫がこの期に及んでまでフィブナッチをつけ狙っている」と知った妻はアブルッチの頬を殴り、「一旦、命を救ってくれた神や子どもたちに背を向けないでほしい」と懇願しながら、十字架のペンダントを渡す。アブルッチは「刑務所に戻るぐらいなら、死んだ方がマシだ」と言って妻を安心させる。「神を持ち出されてはどうしようもない」と観念した様子だが…?
トゥイーナーとデブラは車を停めてひと休みしている。トゥイーナーが(トイレから?)戻って来た時、デブラは携帯電話で話していたが、トゥイーナーが戻ると電話を切る。相手は父親だったというが、本当なんだろうか?
デブラが「そろそろ、今夜泊まるモーテルを見つけましょうよ」と言うと、トゥイーナーは「まだ4時だぜ。疲れてるんなら、俺が運転するよ」と答える。トゥイーナーとしては「なるべく人目につかない状態で、なるべく早く目的地に着きたい」のだが、デブラに「もう長いこと走ってて、車の中にいること自体がイヤになったのよ」と言われ、仕方なく同意する。
小屋。ベリックはニカをリンクとマイケルの隣に縛りつけ、別室に戻る。ニカはマイケルに「ベリックを丸め込んだわ。あとは何て言えば良いかしら?」と囁く。
Tバッグが歩道を歩いていると、一台の車が停まる。その車を運転していた男はTバッグ(「クライド」という偽名を使っている)が給油所で「退役軍人だ」と話していたのを立ち聞きして、助けてあげることにしたのだった。Tバッグは喜んで車に乗せてもらうことにする。後部座席には男の娘…思春期の少女が乗っていた。(そういえば、Tバッグは少女趣味だったっけ…。怪しい奴を気軽に車に乗せないようにしようね。)
小屋。ニカが「トイレに行きたい」と言ってベリックとともに別室に行き、「リンクはユタに友だちがいて、そこにあなたたちを誘導して罠にかけるつもりよ」と告げる。そして、ニカは5百万ドルの隠し場所を聞き出す代わりに「3分の1の分け前をちょうだい」と要求する。ベリックが「160万ドルというのは大金だ。他にも何かイロを付けてほしいね」と言うと、ニカは「もっと安い値段で男と寝たこともあるわ」と言ってベリックに口づけをする。(えっ、マイケルのためにここまでやるの!?)
ニューヨーク。アブルッチの妻は夫がいなくなっていることに気付く。彼はやはり、フィブナッチを殺しに行ったのだ。
モーテル内。トゥイーナーは「デブラには彼氏がいない」&「モルモン教なので酒を飲まない」と決め付け、デブラの機嫌を損ねる。ユタ出身だからといってモルモン教だとは限らないらしい。
脱獄囚の居場所に関する情報を得たマホーン捜査官は武装した数人の捜査員たちとともに「モーテル」に向かう。
麻薬中毒患者のリハビリ集会の休憩時間。ランス(ケラーマン)がサラに「さっきはごめんなさい。まさか、本当にお医者さんだったなんて…」と謝る。
あるモーテルのプールサイド。ダニエールがプールに足を入れて座っていると、クライド(実はTバッグ)が話しかけて来る。ダニエールの父がクライド(Tバッグ)のために部屋を取ってくれたのだ。クライド(Tバッグ)が「13歳の君はもう立派な大人なのに、お父さんはそう思ってないんだろ?」と言ってダニエールの機嫌を取りながら、自分も隣に座って肩に手を回してくる。「何かがおかしい」と悟ったダニエールは部屋にいる父の所に走って行く。
モーテルの部屋。ダニエールの父は娘の話を聞き、クライド(Tバッグ)を睨み付ける。そして、娘を部屋の外に出してから、アイロンをつかむ。クライド(Tバッグ)は「そんな事、しない方が良いよ」と警告するが…。
小屋。ニカがベリックの上でラップダンスを踊っている。ニカはすっかり良い気分になっているベリックの隙を突いて棚の上の拳銃を盗み取ろうとするが、それを予測していたベリックはニカを捕まえて、リンクとマイケルがいる部屋に引き摺り込む。
ニカを縛りつけて立ち去ろうとしたベリックがふと腰に手をやると、そこにあったはずのナイフがない!次の瞬間、リンクがベリックの首にナイフを突き付ける。どうやら、拳銃を盗もうとしたのはフェイントで、実は腰のナイフを盗んでリンクに渡したらしい。(…と私は解釈したのだが、もしかしたら、腰にあったのはやはり拳銃で、ナイフは別の場所にあったのか?)
しばらくして、ギャリーがタイヤを転がしながら小屋に入って来る。だが、拳銃を構えているリンクを見て唸り、ベリックに文句を言う。(往復6マイルを歩いてクタクタだったろうに、この状況を見て、疲れがドーっと出たことだろう。ちょっと可哀相。それにしても、ベリックたちがこの小屋にいるって、どうしてわかったのだろうか?)
今度はベリックとギャリーが縛られる番だった。ベリックは悔しまぎれに、マイケルはサラを利用したようにニカも利用しているだけなのだ…と言う。マイケルはサラが自殺を図ったことを知ってショックを受け、「黙れ!」と叫ぶが、それでもベリックが話し続けるので、ついに顔を蹴っ飛ばす。そんなマイケルをニカが見つめている。「ああ、この人はやっぱり、あたしではなく、別の人を愛してるんだわ」と悟ったのだろうか?
モーテルの事務所付近で佇むダニエールの方に父親の車が向かって来る。だが、運転席にいるのはランスことTバッグだった。Tバッグはそのまま止まらず、ダニエールの方を冷たく睨みながら通り過ぎる。ダニエールは父の死を悟り、その場に崩れ落ちる。(可哀相。マイケルはTバッグが次々と人を殺していることを知ったら、どう思うだろうか?)
ランス(ケラーマン)とサラが話していると、サラの携帯電話が鳴る。マイケルからだった。マイケルは泣きながら謝罪し、サラにも危険が迫っているかもしれないと警告する。そして、「僕が君を守ってあげられる方法がある。君はすでにそれを持ってるんだ」と謎めいた事を言う。(もっとハッキリ言いなさい。あの折り紙のメモのことかな?)
ケラーマンはサラの電話の相手が誰だかわかったのではないだろうか?
マイケルはサラに「君と僕のことは本当だったんだ」と告げ、電話を切る。そんなマイケルの様子をニカが見ていた。マイケルが自分以外の女性を愛していたということがこれでハッキリした。そんなマイケルにつくし続ける自分は一体、何なのだろうか?
マホーン捜査官たちはモーテルに急ぐ。
モーテルの部屋。トゥイーナーが「ああ、こんなに気持ち良いシャワーは久しぶりだ」と喜びながらバスルームから出て来るが、デブラがそそくさと出かけようとしてるのに気付き、「どこ行くの?」と訊く。デブラは「驚かせてあげようと思ってたんだけど…」と口澱み、「テキーラとライムを買って来ようと思って」と答える。トゥイーナーはデブラのビクビクした様子を見て訝しがる。(デブラがFBIにチクった!?それとも、男性としてのトゥイーナーを意識してドキドキしているの?)
アブルッチの車がモーテルに乗りつける。アブルッチは部下を車の中に待たせ、拳銃を構えてモーテルの部屋に入る。ドアには鍵がかかっていない。(これって、相当変だ。第一、裁判の大事な容疑者を安モーテルに泊まらせたりするわけがないのでは?)
フィブナッチはシャワーを浴びてるようだ。アブルッチはバスルームに向かう。だが、そこには誰もいなかった。外ではタイヤが軋む音がする。FBIに包囲されたのだ。
マホーン捜査官が「フィブナッチはここにはいない。このままフォックス・リヴァー刑務所に戻るか、死体安置室に行く(=死ぬ)かは君次第だ」と呼びかける。アブルッチは妻にもらった十字架を見つめ、許しを請う。この場面では家族に対してではなく、神に対して謝ったのだと思われる…つまり、アブルッチはキリスト教でご法度とされている自殺をするつもりなのだろう。
アブルッチは両手をぶら下げ、ゆっくりと外に出る。右手にはまだ銃を持ったままだ。マホーン捜査官が「銃を捨てて跪き、両手を頭の後ろに組みなさい」と指示すると、アブルッチは「私が跪く相手は神のみだ。ここには神の姿は見当たらない」と言って右手を上げようとする。マホーンが車の陰に頭を下げ、部下たちがアブルッチを蜂の巣にする。
アブルッチはおそらく、最初から撃つ気はなかったと思われるが、マホーンたちがそれに気付いたかどうかはわからない。「刑務所に戻るぐらいなら、死んだ方がマシ」と妻に言ったのは本音だったのだろう。アブルッチの最後の行為が「自殺」に相当するかどうかは、まさに「神のみぞ知る」といったところかもしれない。
モーテルの部屋。トゥイーナーとデブラは酔っ払い、パーティー気分だった。やがて、デブラはトゥイーナーに口づけをする。デブラがビクビク/ドキドキしてたのは、彼との「夜」に思いを馳せていたからだったのだろう。トゥイーナーはやや困惑しながらもキスに応じる。
ところで、「トゥイーナーが捕まる?」と思わせておいて、アブルッチの最期を描いてしまうところは上手い。でも、これもよく考えてみれば、2-1で倉庫のドアを開けるシーンと同じ手法だったりする?
ベリックとギャリーを小屋の中に置き去りにしたマイケルとリンクとニカに、いよいよお別れの時が来た。ニカも一緒にメキシコに行きたがるが、マイケルは「メキシコには君のいる場所がないよ」と言う。マイケルとしては親切心から言ったつもりなのだろう。ニカはそれをどう受け止めたのか、「じゃあ、これが最後のお別れね」と言ってマイケルを抱きしめる。
そして、ニカはリンクに歩み寄り、同じように抱擁する…と思いきや、彼女はリンクの腰から拳銃を奪い、2人に向かって構える。
ニカはこれまで、グリーンカード(永住権)取得のための偽装結婚の相手だとはわかっていながらも、マイケルに本当に恋してしまった。だが、そのマイケルには他に好きな女性がいて、自分は利用されているだけだと悟った。5百万ドルの分け前なんていらないし、1万ドルのお礼もどうだって良い…どちらにしろ、犯罪絡みのお金だ。「こうなったら、せめて2人をFBIに引き渡して、合法的に20万ドル(あれ?リンクの賞金はもっと高いんじゃないの?)を受け取ろう」と決めたらしい。
だが、弾倉のクリップはリンクが持っていた。用心のため、あらかじめ外しておいたのだ。ニカはあきらめ、拳銃をリンクに返す。
マイケルは怒りもせず、ニカの幸運を祈る。彼はニカの心の内を理解しながらも、それに応えることができない。だから、「自分のことは忘れて幸せになってほしい」と心底から思っているのだろう。
リンクとマイケルはベリックたちの車に乗って走り去る。
FBIの捜査本部。マホーン捜査官がアブルッチの写真にX印を付けていると、「爆発した車の中にあった血液は豚のものだった」という報告が入る。マホーンはマイケルたちの狡賢さに感心しながらも、Shalesのファイルを見ながら「賢すぎるのも、やがては自分の命取りに繋がる」と言い、マイケルの写真を剥がしてクシャクシャにして床に投げる。どうやら、辛い思い出がまた甦って来たらしい。マホーンは苦しそうに胸を押さえるのだった。
【今日の一言】
Special Agent Alexander Mahone: The problem with being that clever is that, sooner or later, you'll end up getting too clever for your own good.
ケラーマンが第1シーズンよりも賢くなってるような気がするのは私だけ?サラ、気をつけろ!
Tバッグが本領発揮だ。ますます怖い。こんな人を見かけたら、すぐに逃げよう。それにしても、TVや新聞を使って大々的な追跡捜査をしてるのに、どうして、警官は脱獄囚たちの顔を見てもわからないの?前回のスクレしかり、今回のTバッグしかり。
とても詳細に想像しやすい描写とそのお気持ち、本当にありがとうございます♪
早速拝読させていただきました。
今回はニカさんの行動がkeyになっていたのかな?って気がします。
今後の行く末が気になる毎日です><w
これからも楽しみによまさせて頂きたいと思います。
P.S 本当は画面でみたいところですが、ジョウさんの描写やまとめ方がとても想像豊かにしてくださるので文章で読むPRISON BREAKもアリかもと思う今日この頃です♪ Thank you for your Kindness!
エピガイではいつも、セリフになってない部分をどう描こうか四苦八苦してますが(笑)、喜んで頂けると嬉しいです。