小学校新人用務員の木工・つぶやき

民間会社を無事卒業して小学校の小使いさんになった。 何事も初めてでわからず、おろおろの日々。

プルタブとペットボトルキャップの回収方法

2015年03月11日 | 木工・他
小学校ではプルタブとペットボトルのキャップを収集している。
児童の環境委員会と言うのがあり、子供たちがこれらを整理している。
各自の家から持ち込んだものを、20Lのごみ袋に集め、倉庫に放り込んでいた。
このため倉庫は足の踏み場もないほど、惨めな状態になっていた。
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そこでこの対策を考えた。

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何年か前までは、冬場は灯油ストーブを使っていた。夏場はそのストーブは教室の隅に置かれ、
上から木の箱をかぶしていた。



現在はエアコンが設置され、この木の箱が不要となり、そこかしこに転がっていた。
この箱を利用することにした。

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この箱を横にして、上面を取り去り、側面を付け、各角に垂木を入れて補強、ジグソーで持ち手の穴をあけ、
底に4個のフリーのキャスターを取り付け完成。
これを3台作り、2台はキャップ用、一台はプルタブ用とした。

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プルタブ用は少々頭をひねった。
プルタブは回収量が少なく、週一回回収しても、20Lごみ袋は満杯にならず、袋の無駄となった。





そこで作った箱の中に、ごみ箱を置き、そのごみ袋に直接プルタブを入れることにした。
ごみ袋が一杯になったら、結んで隣に移す。

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これでシステマチックに処理が出来るようになった。
箱が一杯になったら(だいたい数十キロになる)キャスタが付いているので、昇降口まで運び、車に積んで、業者に売却する。
相場は1Kg数百円単位である。

因みにペットボトルのキャップは一銭にもならない。 それでも回収作業は延々と続いている。・・・・ネット上では色々議論が分れているが・・・ 一時JRの駅でも回収していたが現在はやっていないようだ。

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プルタブ処理で困っている学校が有ったら、この方法をお勧めする。