小学校新人用務員の木工・つぶやき

民間会社を無事卒業して小学校の小使いさんになった。 何事も初めてでわからず、おろおろの日々。

防球ネットの修理

2012年12月09日 | 木工・他
校長先生から
「体育館のネットが解れて、子供が事故でも起こすと危ないので、紐を使って直してくれない」と言われた。





そこで良く見ると確かにあまり美しくはない。 ネット材料そのものはそれほど痛んでいるようではないが、かなりバラケテいる。またワイヤーロープもゆるゆる・切れ切れ・で繋いであった。

こんなものいちいち紐で繕うのも面倒だし、時間かけて直したとしてもカッコウが悪い。
下の痛んだ部分を切り取り、張り替えれば良いと考えたが・・・・経験のない者が一人でやるのは・・・・

そこで「困った時の〇〇さん」で例のリーダーに相談した。
さすがリーダー ・・・リーダーの学校に古いネットが残っておりこれを活用しようと言う事になった。
リーダーが軽トラ一杯の古いネットとワイヤーを持ってきた。

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作業名 : 防球ネット補修
作業人員:  3名
作業日数: 2.5日
購入費用: 約2000円

作業手順:
1.痛んだネットを削除
  下端から2m弱をハサミで切り取る  目に沿って丁寧に切り取るがそれほど大変ではない。

2.継足用のネット切り出し
  持ってきた古いネットを校庭に広げ、やはり目に沿って継ぎ足し用のネットを切り出す。

3.ワイヤーの張り直し
  ワイヤーがブツブツに切断され、クランプで繋いであった。 リーダーが持参したワイヤーロープも短かったためアイスプライスというすばらし方法で繋いだ(リーダーの昔取った杵柄とのこと)



4.ネットのつなぎ
  継ぎ足し用のネットを化繊ロープでかがっていく。 一目ずつかがっていくので、この作業が一番時間がかかった。

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満足できる出来栄えであった。(^_^;)

継ぎ足したネットがリサイクル品の為ツートンカラーの防球ネットとなったが、これもまた乙なもの。