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<ラオスのダム決壊>危機管理意識まるでなし。「現場に復旧用装備がなかった」と判明=韓国ネット

2018-07-31 22:04:09 | 天災・地震・台風・豪雨・火山・大火災

ラオスのダム決壊、「現場に復旧用装備がなかった」と判明=韓国ネット「安全を無視して工事?」「国の恥さらし」

2018年7月31日(火) 16時40分   Record china


2018年7月31日、韓国・SBSは、韓国のSK建設が建設中だったラオスのダムが決壊した事故をめぐり

「事故前に沈下現象が確認された際、現場には復旧用の装備がほぼなかったという証言が出た」と報じた。


ラオスダム建設の韓国の合弁会社は、国会報告で「ダムの沈下が確認された後に急いで復旧装備を手配した」と述べた。

また、ダムの工事現場で働いていた従業員も「2013年の工事開始時から、現場には施工会社であるSK建設の

装備はなかった」と話したという。


SBSが2013年にSK建設が結んだラオスダム工事の下請け契約書を確認したところ、ダム二つと補助ダム五つの大規模な

工事であるにもかかわらず、下請け会社は1社だった。同社は昨年6月、請け負った土木工事とダム構造の工事を終え

契約が終了したため撤収した。その際に主要な建設装備も運び出されたため、今回の緊急の状況で復旧装備がない

という事態が発生したという。


建設業界では「大規模な工事で一括下請負が行われることは異例のこと」と指摘する声が上がっている。

SBSは「大規模な工事を行っているにもかかわらず、問題発生時にすぐに投入できる装備を用意していなかった」と

批判的に伝えている。

これに対し、SK建設は「残るは仕上げの作業だけという状況だったため下請会社は撤収した」とし、

「ダムの上部が流失した翌日に現地の業者に依頼してダンプトラックなど12台の装備を投入した」と説明したという。


この報道に、韓国のネットユーザーからは

「安全を無視して工事するのか?」
「そんな大規模な工事を一括下請負で?。国の恥さらし」
「手抜き工事は韓国では通用しても外国では通用しない」
「SK建設は、自然災害との理由で手抜き工事を隠すつもり?」
「『受注と設計はするから、後は勝手に建設して』ということ?」
「情けない。被害に遭った住民たちがかわいそう。復旧や補償がきちんと行われるか疑問」
「放っておけ。SK建設が解決する問題だ。ダムの復旧に国民の税金が使われるべきでない」

など、SK建設に対する厳しい声が上がっている。


「ラオスのダム、事故当時に修復装備はなかった」... 確認してみる

 2018.07.31 08:27  韓国SBS放送

ラオスのダム事故の3~4日前にダムの沈下現象が発見された当時、すぐに修復に投入されるべき機器が、現場に

ほとんどなかったとの証言が出ました。大規模な土木工事を進行しながら、問題が生じたときに備える装備がなかった

模様です。

川記者が取材しました。

<記者> 

ラオスのダム建設の国内合弁会社は、国会報告で「ダム沈下が発見された後、急いで修復装備を手配した」と

明らかにした。

ダム工事現場で働いていたが某さんも2013年に工事開始後、現場には施工主であるSK建設の自社の機器や装備が

特別になかったと証言しました。

某氏/ラオスダム建設関係者 「SK(建設)の場合、SK自社が管理する、機器を操縦する人材を雇用したり、

機器を自社で購入したりはしなかったのです。」

どのように施工していたのか確認してみました。2013年SK建設が結んだ、ラオスのダム工事請負契約書です。

本ダム2ヶ所、補助ダム5ヶ所の超大型工事なのに下請業者は、たった一社です。

この下請け業者は、昨年6月に請け負った土木工事とダム構造工事を終え、契約が終わったため撤収しました。

この時、主要な建設機器も一緒に運び出され、いざ緊急状況下では修復装備がまったくなかったのです。

建設業界では、このような大型工事で「一括下請け」が行われたことは非常に異例という指摘が出ています。

SK建設は仕上げ工程だけ残った状況で下請け業者が撤退しており、ダム上部の損失の一日後、現地企業を介して

ダンプトラックなど12台の機器を導入したと説明しました。