「世界一忙しい」米アトランタ空港の停電、11時間後に復旧
2017年12月18日 16:18 発信地:ワシントンD.C./米国 AFP
米ジョージア州アトランタのハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港のターミナル内で待つ人たち(2017年12月17日撮影)
【12月18日 AFP】「世界で最も忙しい空港」として知られる米ジョージア州アトランタのハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ
国際空港(Hartsfield-Jackson Atlanta International Airport)で停電が発生し、数百便に欠航や遅延などの影響が出た問題で、
空港当局は18日未明、電力が復旧したと発表した。
空港が公式ツイッター(Twitter)アカウントで停電からの全面復旧を発表したのは、停電発生から約11時間後。ターミナル間の
連絡路線も間もなく運行を再開するとしている。「利用客に5000食以上の食事を届けた」との投稿から、影響の大きさがうかがえる。
一方、米ジョージア電力(Georgia Power)は声明で「空港の全コンコースから航空業務まで、主要な設備すべてへの送電が
再開した」と述べた。火災で送電線が被害を受けたことが「非常にまれ」な停電の原因とみられるとする初期段階の調査結果を
明らかにした。
同空港の公式ウェブサイトなどを引用した共同通信によると、世界で初めて年間利用者が1億人を超えた空港として有名で、
米大手デルタ航空の主要ハブ(拠点)の機能も果たしている。