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ロシア、8億年以上の希少な「マトリョーシカ」ダイヤ 採掘  / ルイ・ヴィトン、世界最大のダイヤモンド原石を購入

2020-01-18 07:54:55 | 産業・企業情報


ロシアのヤクーチア(サハ共和国)で希少な二重ダイヤが採掘された。

構造的には「マトリョーシカ型」の入れ子ダイヤとも言える。ダイヤモンド採掘企業「アルロサ」が

同社HPで伝えている。

ダイヤの構造は大変ユニークだ。一つのダイヤの内部空洞に、もう一つのダイヤの粒が入っている。

マトリョーシカ、つまり入れ子構造となっている。


「アルロサ」社専門家によると、このようなダイヤは世界のダイヤモンド採掘史上初めてであり、

その年齢は8億年以上と見積もられている。重量はわずか0.62カラット、内部のダイヤは0.02カラット

とのこと。

 

「アルロス」社では希少な二重ダイヤが形成された背景として、2つの可能性があると考えている。

第一の仮説は、ダイヤが成長過程で別の鉱物に乗っ取られ、それが溶解し空ができたというもの。

もう一つの説は、ダイヤが急成長した結果、多結晶層が現れ、同様にその後溶解し空洞ができたと

いうものだ。

 

ユニークなダイヤモンドマトリョーシカロシアヤクーチアアロッサ


ルイ・ヴィトン、世界最大のダイヤモンド原石を購入

 

フランスの老舗ブランド「ルイ・ヴィトン」は、世界最大のダイヤンモンド原石を購入した。

ニューヨーク・タイムズが、ルイ・ヴィトンの最高経営責任者(CEO)マイケル・ バーク氏の

発言をもとに報じた。


ダイヤモンド原石の価格は公表されていないが、アントワープダイヤモンド取引所の元代表取締役社長、

マルセル・プルーバー氏は原石の価格について、約5000万ドルと予想した。

 
 
 
バーク氏によると、ルイ・ヴィトンはダイヤモンドの原石をカットして加工する。

同氏は「誰も我々がハイクラスジュエリーに重点を置くとは思っていなかった。 業界を活性化すると

思う」と指摘した。
 
 
1758カラットのダイヤモンドは、2019年4月にボツワナでカナダの鉱山会社ルカラ・ダイヤモンドが採掘し
 
たもの。このダイヤモンドは、セツワナ語で「希少な発見」を意味する「セヴェロ」と名付けられた。
「セヴェロ」は、現時点で世界最大のダイヤモンド原石であり、史上2番目に大きいダイヤ。


世界最大のダイヤモンド「カリナン」は、1905年に南アフリカで見つかった。カリナンは100個以上に

カットされ、そのうち最も大きなものは英王室の宝石に加わった。

先に、ロシアのヤクーチア(サハ共和国)で、その構造がマトリョーシカに似ている希少な

二重ダイヤが採掘された。