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中国「九段線」に法的根拠なし…ハーグ仲裁裁判

2016-07-12 19:22:37 | 領海・領土・領空・EEZ

 中国の報道

<速報>フィリピン南中国海仲裁裁判所、不法で無効ないわゆる「最終裁定」を下す

人民網日本語版 2016年07月12日17:31

フィ リピン南中国海仲裁裁判所は12日に不法で法的効力も持たないいわゆる「最終裁定」を下した。
これに対し、中国は、フィリピン共和国のアキノ政権の申 し立てた南中国海仲裁裁判が国際法に違反し、
仲裁裁判所が管轄権を持たないこと、裁定は受け入れず、また認めないという立場を繰り返し表明してきた。新華 社が伝えた。


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南シナ海の中国主権否定

「根拠なし」と仲裁裁判所

 2016/7/12 18:46 共同通信

  【マニラ、ハーグ共同】

南シナ海のほぼ全域で中国が主張する主権や権益は国際法に反するとしてフィリピンが求めた仲 裁手続きについて、

国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所は12日、中国が独自に設定した境界線「九段線」は「法的に根拠がない」と判断した。

南シナ海問題で 国際的な司法判断が下されるのは初めて。

中国が反発するのは必至で、南シナ海情勢は一気に緊迫する恐れがある。

 中国は「歴史的権利」を掲げ、南シナ海の大半を囲い込む九段線を根拠に海洋進出を強めてきており、

中国に批判的な国際世論が一層高まるのは確実。しかし中国は仲裁判断を無視する方針。


中国「九段線」に法的根拠なし…ハーグ仲裁裁判

2016年07月12日 18時30分 読売新聞

マニラ】中国が南シナ海で主張する「九段線」は国連海洋法条約に違反するなどとして、フィリピンが2013年に提訴した仲裁裁判で、

オランダ・ハーグの仲裁裁判所は12日、「九段線」について歴史的権利を主張する法的根拠はないとする判決を示した。

中国が南シナ海で進める軍事拠点化を巡り、国際法に基づく判断が示されたのは初めて。

 中国は、裁判への参加も拒否したうえ、判決に縛られない立場を強調してきた。

国連海洋法条約は、判決に「拘束力がある」と明記している一方、強制的に従わせる仕組みはないが、

中国は、条約加盟国として判断にどう向き合うかが厳しく問われることになる。

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