「野蛮な行為として許せない」北朝鮮、豊臣秀吉の朝鮮出兵を非難。
北朝鮮国営の朝鮮中通信は11日、日本が朝鮮の金属活字を奪ったと非難する記事を配信した。
同通信は、「朝鮮民族は、世界で初めて人類文化発展史上、画期的な出来事の一つとなる金属活字を
発明して使用することによって、世界出版・印刷の発展に寄与した」と主張した。
一方、文禄・慶長の役(1592年〜1598年)の間に、「日本侵略軍は戦争の期間、朝鮮で20万個以上の
金属活字を略奪した」と述べた。
そのうえで、「日本が過去、朝鮮で働いた金属活字略奪蛮行は朝鮮民族の文化を抹殺し、その発展を
阻む野蛮な行為として許せない犯罪である」と非難した。
同通信の報道全文は次のとおり。
朝鮮の金属活字を略奪した日本の罪悪
【平壌12月11日発朝鮮中央通信】朝鮮民族は、世界で初めて人類文化発展史上、画期的な出来事の一つと
なる金属活字を発明して使用することによって、世界出版・印刷の発展に寄与した。
しかし、過去、日本侵略者は壬辰祖国戦争(1592年―1598年 文禄・慶長の役)の時期、朝鮮民族の創造
的知恵と才能が宿っている金属活字を手当たり次第に略奪した。
そのため、日本が起こしたこの壬辰倭乱は歴史に一名「活字戦争」とも記録された。
日本侵略軍は戦争の期間、朝鮮で20万個以上の金属活字を略奪した。
その中の少なくない活字が、現在も日本の印刷会社に所蔵されている。
日本は、壬辰祖国戦争の時期に略奪した金属活字をもってゼロ状態同様であった印刷業を発展させた。
日本で朝鮮の有名な3大高麗医学古典の一つである「東医宝鑑」を初めて出版する時も、これらの金属活字で
印刷したという。
仏教寺院と民間で朝鮮金属活字を利用した本が多く出版された。
日本のある学者は、壬辰倭乱が遺憾な戦争であったが、それを機に日本社会では印刷「革命」が起こるように
なったと主張した。
この「活字戦争」によって朝鮮の活字印刷業はその後、数十年間もほとんど中断されることになった。
日本が過去、朝鮮で働いた金属活字略奪蛮行は朝鮮民族の文化を抹殺し、その発展を阻む野蛮な行為として許
せない犯罪である。---
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「最古の金属活字?」 証道歌字はにせ物
Posted October. 27, 2015 07:20, 東亜日報
世界最古の金属活字で論議を呼んだ清州(チョンジュ)古印刷博物館のいわゆる「証道歌字」が
にせ物であることが明らかになった。これにより、現存する世界最古の金属活字本である
「直指心体要節」(1377年)より138年以上古いとされ、5年間続いた証道歌字問題は
終止符を打つことになる。
国立科学捜査研究院(国科捜)は26日、「古印刷博物館が所蔵する証道歌字など7つの
高麗(コリョ)活字に対して3次元(3D)金属コンピュータ断層撮影(CT)を行った結果、
すべて人為的に手が加わった跡が発見された」とし、「CTや成分分析の結果を総合して、高麗時代の
伝統的方式の鋳物技法によって製作された活字ではなく、偽造の可能性が高い」と明らかにした。
国科捜の金属CT検査の結果、7つの活字の横と縦の断面で、周囲を均一に囲むさらなる断層が
確認された。活字の内側と密度が異なる物質が外部を囲んでいるということだ。
カン・テイ国科捜研究員は、「金属活字を鋳造する時、内と外を別々に作らないため、普通なら
このように均一な二重断面ができることはない」とし、「金属活字が数百年にかけて腐食したように
見せかけるために表面を別の物質で覆ったものとみえる」と指摘した。
実際の調査の結果、活字の内部は銅20〜22%、錫55〜56%だが、外側は銅30〜31%、
錫47〜49%となり、内と外が異なる物質で構成されていることが明らかになった。
また、「受」と「般」の活字の裏面には、まるで鋳掛けをしたような跡も発見された。
国科捜の検証結果によって、文化財庁国立文化財研究所のお粗末な検証も俎上に載せられるものとみえる。
国立文化財研究所は昨年11月、研究報告書で、「古印刷博物館の7つの活字のうち証道歌字が3つ、
高麗活字が4つ」と結論を下した。文化財専門家たちは、国立文化財研究所が証道歌字に分類した、
キム・ジョンチュン多宝城古美術代表が保有する活字に対しても徹底的に調査する必要があると
指摘する。
活字なのに裏文字になってないものもある(笑)
韓国で世界最古とされた金属活字に「宝物の価値なし」と最終判定=韓国ネット「やっぱりでっち上げか」「海外に鑑定依頼してみたら?」
Record china 配信日時:2017年4月15日(土) 0時50分
2017年4月13日、韓国で世界最古との主張が提起されていた金属活字について
「国の宝物に指定する価値がない」との判定が下され、約7年続いた「世界最古」の真偽論争に
終止符が打たれた。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。
韓国文化財庁は同日、ソウル市内の国立古宮博物館で開いた懇談会で、高麗金属活字101点の
宝物指定案件について文化財委員会分科会で審議し、これを否決したことを明らかにした。
これらの活字が、国の指定文化財である「宝物」とするだけの価値を持たないと判断されたのだ。
2010年9月に古美術業者によって公開されたこの金属活字「証道歌字」は、
仏教本「南明泉和尚頌証道歌」(証道歌)を印刷するため使われた活字だ。
現在、韓国の宝物となっている「証道歌」は1239年に木版で刷られたものだが、これ以前に金属活字で
印刷された鋳字本があったとの説があり、今回の「証道歌字」が本物であれば、1239年以前の
「世界最古の金属活字」として歴史を塗り替える可能性があった。
しかし文化財委員会による書体比較や鋳造・組版検証の結果、これらの活字は「証道歌」の印刷に
使われたものとみるのは難しいとの結論が出た。また、そもそもの出どころや所蔵の変遷がはっきり
しない点も問題に挙げられたという。ただし委員会は、昨年の国立文化財研究所の調査結果を受け、
「時代は特定できないもののかなり古い活字である可能性がある」点は認めた。
この報道を受け、韓国のネットユーザーは「やっぱりでっち上げだったか」「クズ認定」
「CTスキャンで捏造(ねつぞう)の痕跡が明白だったらしいけど?それを本物だと主張するなんて
相当な無知だね」と厳しい声を寄せている。
また、「海外に鑑定依頼してみたら?」「世界最古の活字を作ったところで何の意味がある?
どっちにしても民間には伝わらず、出版文化も発展してこなかったじゃないか」
「韓国は実に良心的だな。日本や中国はないものも作り上げて『最高』だと言い張ってるのに」など
さまざまなコメントがあった。