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シリア首都でISが奇襲、政権側戦闘員62人死亡

2018-03-22 13:07:48 | ISIS・過激武装勢力

シリア首都でISが奇襲、政権側戦闘員62人死亡

2018年3月22日 9:29 発信地:ベイルート/レバノン   AFP
 

【3月22日 AFP】シリアの首都ダマスカス南部でイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」がバッシャール・アサド

(Bashar al-Assad)政権側の部隊に奇襲をかけ、政権側の戦闘員ら62人が死亡した。在英のNGO「シリア人権監視団

(Syrian Observatory for Human Rights)」が21日明らかにした。

 

 ダマスカスはアサド政権の支配下にあるが、一部地区でISが勢力を保っている。

 

 監視団のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表によると、襲撃は19日夜、ダマスカス南部のカダム(Qadam)

地区郊外で発生。

 

 同地区はアサド政権側との合意でイスラム過激派らが退避した後、力の空白が生まれており、IS側はそれを突いて掌握した。

アサド政権側の部隊も同地区郊外に集まっていたが、奪取する作戦にはまだ着手していなかったという。

 

 ISはシリアで主な拠点を失っているが、ダマスカスではヤルムーク(Yarmuk)にあるパレスチナ難民キャンプなど一部で

プレゼンスがある。


シリアの首都ダマスカスのカダム地区からハマ県に退避した反体制派の戦闘員ら(2018年3月18日撮影)