米軍のシリアでの急襲作戦、「イスラム国」最高指導者が標的－当局者
2019年10月27日 13:47 JST 更新日時 2019年10月27日 15:08 JST Bloomberg
アブバクル・バグダディ容疑者（2014年）
●この作戦でバグダディ容疑者が殺害された－米誌ニューズウィーク
●トランプ大統領、日本時間27日午後10時に重大発表－ホワイトハウス
シリア北部での米軍による急襲作戦は過激派組織「イスラム国」（ＩＳ）最高指導者アブバクル・
バグダディ容疑者を標的としていた。当局者３人が非公開情報だとして匿名を条件に語った。
当局者の１人によれば、米軍特殊部隊によるこの作戦はシリア北部イドリブ県に焦点を絞っていた。
米誌ニューズウィークはさらなる検証が必要だが、この作戦でバグダディ容疑者が殺害されたと報じた。
米軍特殊部隊は2011年、国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者を殺害
している。
ホワイトハウスは26日遅く、トランプ大統領が米東部時間27日午前９時（日本時間午後10時）に
「重大な発表」を行うと公表。その直前に大統領は詳細を示さず、「非常に大きなことが起きた」と
ツイートしていた。
Something very big has just happened!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) October 27, 2019
トランプ大統領による発表がバグダディ容疑者に関するものかどうかについて、ホワイトハウスの
渉外担当はコメントを控えた。
最近のバグダディ容疑者
