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ダイアナ元妃の死で「錯乱」 ヘンリー王子、カウンセリング告白

2017-04-17 22:13:44 | ヨーロッパ・EU諸国

ダイアナ元妃の死で「錯乱」 ヘンリー王子、カウンセリング告白

2017年04月17日 16:21   AFP

英国のヘンリー王子。ロンドン中心部のウェストミンスター寺院で(2017年4月5日撮影)。

【4月17日 AFP】英国のヘンリー王子(Prince Harry、32)は17日付の英紙テレグラフ(Telegraph)のインタビューで、母親のダイアナ元皇太子妃(Princess Diana)の死という現実から長い間目を背けていたが、20代後半になって「完全な錯乱」に陥ったため、カウンセリングを受けていたと明らかにした。

 

 ヘンリー王子は12歳だった1997年にダイアナ元妃を亡くした。インタビューでは「自分の対処法は、現実を直視せずに、母さんのことを全く考えないようにすることだった。考えてもどうにもならないから。そんなことをしたところで悲しくなるだけだし、彼女は戻ってこない」と語っている。

 

 しかし、28歳になって初めて精神医療の専門家らに支援を求めた。兄のウィリアム王子(Prince William)の「大きな支え」も含め、周囲の人たちの勧めがあったからだという。

 

 ずっと母親の死のことを考えないようにしていたものの「2年間、完全な錯乱状態が続いた。自分でも何が問題なのか分からなかった」と振り返っている。

 

 ヘンリー王子は過去に自身の苦悩について言及し、心の健康に関する慈善活動も支援してきた。しかしメディアから注目を受けることに非常に敏感で、私生活について公に話すのは珍しい。

 

 ヘンリー王子は、最近になって母親を失った悲しみに立ち向かい、「戦うか逃げるか」という感情の克服など、王室メンバーとしての生活に対するプレッシャーにも立ち向かっているという。

 

「どうやったら私たち(王室メンバー)が正気を保てるかなんて分からない。私に秘密はない。完全に参ってしまいそうになるときが何度もあったと思う」と語っている。

英国のダイアナ皇太子妃とヘンリー王子、ウィリアム王子、チャールズ皇太子。英ロンドンで(1995年8月19日撮影)

英ロンドンのウェストミンスター寺院で、ダイアナ元皇太子妃のひつぎの前で頭を下げるウィリアム王子とヘンリー王子(1997年9月6日撮影)

キャサリン妃もとても素敵ですが、ダイアナ妃の貴族、プリンセスオーラは格段に違います。

ウィリアム、ヘンリー王子たちにはもちろん、英国国民にとって大きな存在だったのですね。