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国民投票から3年半 ついに英国がEU離脱

2020-02-01 19:23:00 | ヨーロッパ・EU諸国

国民投票から3年半 ついに英国がEU離脱

2020年02月01日 08:41(アップデート 2020年02月01日 13:37)   SPUTNIK

 

 

英国は現地時間の31日午後11時(日本時間の1日午前8時)、ついに欧州連合から離脱した。

国民投票から3年半が経った形での離脱となった。

 

英国は47年間に及ぶEU加盟の歴史にいよいよ終止符を打った。発足以来、統合と拡大を

続けてきたEUから加盟国が離脱したのは初めて。

 

加盟期間を通して英国がEUと完全に統合されることはなかった。英国は独自の通貨を

維持し、シェンゲン協定にも加盟しなかった。

 

離脱から年末まで特別な変化はない。12月までは移行期間となる予定で、その期間に

当事者間で今後の関係について交渉が行われることとなる。

 

ジョセップ・ボレルEU上級代表はEU離脱を受けてコメントを発表した。

その中で、「同盟を離脱するという英国の決断は遺憾」としつつも、EUにとって英国は

「キーパートナー」であることに変わりはないとして、貿易、対外政策、安全保障の

点で連携の継続を希望した。

 

Brexit: 英国のEU離脱

英国の欧州連合(EU)からの離脱交渉開始は、2016年6月23日 にキャメロン元保守党

首相の発案で実施された「英国の欧州連合離脱是非を問う国民投票」の結果がその

根拠となった。

 

この国民投票で投票者の51.9%がEUからの離脱、48.1%が残留を選んだ。

しかし、この国民投票ではスコットランド(62%)と北アイルランド(55.8%)の多くの

人々がEU残留を選んでいた。

 

「EU離脱」の投票結果を受け、残留を支持していたキャメロン元首相は辞任を表明。

その後、英国議会はEUの離脱案について全会一致の承認ができず、採決が繰り返された

ため、離脱期限は何度も延期されてきた。

 


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