「竹島の日」島根県が式典 14回目、街宣活動で騒然
2019年2月22日 13時38分 中日新聞
「竹島の日」式典会場周辺の右翼団体メンバーと、警備する警察官=22日午後、松江市
韓国が実効支配する竹島(島根県隠岐の島町)を巡る領土問題の解決を訴えるため県が条例で
「竹島の日」と定めた22日、県は溝口善兵衛知事らが出席して「竹島の日」式典を開いた。
政府は安藤裕内閣府政務官を派遣。政務官出席は7年連続となる。松江市では右翼団体関係者が領有権を
主張する演説を繰り広げ、午前から騒然とした。
2月22日を竹島の日と定めた県条例に基づく式典は14回目。韓国人元徴用工訴訟の対応や、
韓国海軍艦艇による自衛隊機への火器管制レーダー照射問題などで日韓関係の冷え込みが著しい中での
開催となった。
「竹島の日」韓国では反発 日本大使館前で抗議デモ
2/22(金) 11:56 ANNニュース
2月22日は島根県が制定した「竹島の日」です。
ソウル市内では午前中から複数の市民団体が抗議のデモを行い、「日本は竹島の日を今すぐやめろ」
「独島(ドクト)は韓国固有の領土だ」などと声を上げました。
デモ参加者の一部が声明文を直接、手渡ししようと日本大使館の玄関に向かい、警官隊に制止される
一幕もありました。
韓国では1週間後に日本統治時代の独立運動100周年の記念日を控えていることから、韓国政府は
竹島の日に対して例年より強く反発する可能性があります。