会員に成り済ます「サクラ」を使った出会い系サイトに多額の利用料をだまし取られたとして、東京都と 大阪府、岐阜県の30~40代の女性3人が19日、東京都新宿区の出会い系サイト運営会社など5社と 代表者を相手取り、慰謝料など計858万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。原告側弁護士は 「出会い系のサクラ被害で、女性が原告となる訴えは珍しい」としている。 訴状によると、女性3人は2007年11月から08年3月にかけて、携帯電話で別のインターネット サイトを閲覧したところ、出会い系サイト「AIR(旧NOw)」に自動登録された。AIRは他の会員に メールを送る場合、400円のポイント利用料がかかる仕組みで、女性には男性会員を装ったサクラから 「会いたい」とのメールが頻繁に送信され、女性にメールを返信するよう仕向けたとしている。 昨年7月までに、大阪府の女性は552万円、東京都の女性は120万円、岐阜県の女性は43万円の 利用料を、それぞれクレジットカードや銀行振り込みで支払った。 原告らは、同時刻に同一人物が同じ内容のメールを複数の会員に送っている▽サクラと思われる同じ会員が 東京、福岡など複数の地域に登録されている-ことなどから「サクラを使った組織的な詐欺行為であることは 明らか」と主張している。原告はサイト運営会社の業務審査を怠り詐欺行為に加担したとして、クレジット 代行会社2社にも利用料の一部を賠償するよう求めた。 サイト運営会社の代理人弁護士は「訴状の内容を検討し、対応を考えたい」とコメントしている。 中日新聞 2010年5月19日 夕刊 ▽画像
今野緒雪の人気ティーンズ小説を実写映画化する「マリア様がみてる」に、 モデルの高田里穂と俳優の碓井将大が出演することになった。 累計発行部数540万部を誇るライトノベルが原作の同作は、テレビ東京系でアニメ化もされた話題作。 カトリック系のお嬢さま学校・リリアン女学園を舞台に、上級生と下級生が姉妹関係を結ぶスールという制度と、 生徒会組織「山百合会」での人間関係を軸に描かれる。 高田が演じるのは、原作では絶世の美女として描かれている人気キャラクターの藤堂志摩子。 主演の未来穂香が演じる祐巳と同学年で、滝沢カレン扮する聖の“妹”という役どころに、 「原作のある作品だし不安もたくさんありますが、 私にしかできない志摩子を最後まで演じきりたいと思います!」と意気込んでいる。 「スーパー戦隊祭 侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!」のゴーオングリーンで人気を博した碓井は、 映画出演5作目。波瑠が演じる祥子の幼なじみにして元婚約者の柏木優に扮する。 ハンサムで頭脳明せきな好青年でありながら、空気の読めない言動で周囲にトラブルをもたらすことも。 「役の設定や社交ダンスなど、自分にない部分を表現させてもらう機会を与えていただいたので、 どこまで自然に見てもらえるかを詰めていきたいです」とコメントを寄せた。 「マリア様がみてる」はジョリー・ロジャー配給で、今秋に全国で公開。 ソース:eiga.com 画像:
すし職人の恩返し 児童養護施設の後輩に「にぎり」3500貫 2010.5.8 02:41 虐待や親の病気などの事情を抱える子供たちが暮らす児童養護施設 「四恩学園」(大阪市天王寺区)で、卒園生のすし職人が、子供たちに すしをふるまう「出前寿司」を続けている。職人として独立してから毎年 行っている“故郷”への贈り物。「逆境を乗り越え、強く生きてほしい」と、 後輩たちへエールを送っている。 神戸・三宮で「寿し 真之助」を経営する安部信二さん(43)。生後7カ月 のとき、両親の離婚や経済的理由で、兄とともに学園に預けられた。 11歳で父に引き取られたが、一家は借金で夜逃げも経験。一時は 荒れた生活を送ったこともあったという。しかし中学卒業後、すし店に 就職。親方ら周囲に恵まれ、4年前には念願の独立を果たした。 「今があるのは学園で家族のように育ててもらったおかげ」と感謝の 気持ちを口にする。 学園で過ごした幼いころの一番の思い出は、年に1回開かれていた 食べ物やゲームの模擬店が並ぶイベントだった。安部さんは、職人 の道へ進んだとき「いつか参加して恩返ししよう」と心に決めていた。 イベントはすでになくなっていたが、独立を機に「こどもの日」に合わ せて出前寿司店を開くことにした。 5回目の開催となった今月5日、会場の多目的室には約100人の子供 たちが集まり、司会の声がかき消されるほどの熱気に包まれた。安部 さんが自腹で神戸から持ち込んだ食材は、マグロ20キロなど、十数種 類のネタに15升分のシャリ。店のスタッフや友人らとともに、約3500貫 のにぎりと巻きずし50本を約2時間かけて準備した。 カウンター代わりの机には、トロやイクラもずらり。安部さんは「トロくらい 食べさせてあげたいし、足りなかったら悪いからどうしても多めに持って きてしまう」と顔をほころばせた。子供たちからもらうエネルギーが安部 さんたちの次の一年の活力だ。今では毎年この日を迎えるのが店の 目標になっているという。(以下略)
芸能人にスカウトされるのは、原宿などの人の多い場所が定番だろう。 しかし本物の原石は畑の真ん中で、ジャージ姿でも発見されるのだ。 スカウトの「力眼」に感心したのが、「徹子の部屋」の堀北真希のデビュー秘話だ。 彼女は当時、中学生。生徒会(副会長)とバスケット部の活動を両立させ、 充実した毎日を送っていた。そんな中で、芸能事務所にスカウトされた。 堀北自身は当時、全く「芸能界」に興味が無かったらしい。運命とは、わからないものだ。 堀北の真面目さ、芯の強さが垣間見えたエピソードが話された。生徒会の副会長時代、 女子の「紺のハイソックス」着用を校則(=白)で認めて欲しいと学校側に掛け合って 許可をもらったというから、友達からも先生方からも信頼されていたようだ。 学校の外でコソコソと履き替えるというのは、彼女の性分ではないらしい。 だからなのか、黒柳徹子が「堀北さん、この間のクイズ番組で大泉洋さんを 怒っていたんですってねぇ。」と笑いながら聞くと、「不真面目なので、番組が 終わった後に抗議したんですよっ!」と堀北。声優を担当した映画チームとして 大泉と一緒だったのだが、みんなと相談もせず勝手に答えて間違えるのが 許せなかったとのこと。「私、不真面目なのがキライなんです。」とくり返し言っていた。 掘北さんたぶん大泉は自分の役回りを、必死にこなしていただけだと思うので ここはひとつご勘弁を。なにはともあれ潔癖、正義感、そして純粋な堀北真希の 一面を垣間見ることができた。 (TechinsightJapan編集部 みやび) ソース:Techinsight(04/03 21:00)